ついに行くとこまで行っちゃいました!
手作業では原型を作ることが難しかった、パヴェ風爪留めのリングをジュエリーCADで作りましたので、ご報告です。(パヴェリング自体はかなり前にやった課題だったのですが、仕上げが延び延びになっておりました。
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こんなに隙間なくギッシリ石のある爪留め、しかも共留め(1本の爪で同時に2つの石にかかるようにして留める)は初めてだったので、悪戦苦闘の超失敗作品です。でも、遠目に見れば、キラキラで誤魔かされてパヴェと思ってもらえるでしょうか。
商品の場合は、爪留めは石留め職人さんにまかせるべきですね。でも、とにかく一度は自分でやってみたかったんで、全部留めて気が済んだし、要領もわかったのであと何個か練習すれば、まともなのが出来そうかな。
実は途中、ワックスの状態で磨くときに、0.7mmの爪に不用意に触ってしまい、ボキボキ折ってしまうなど、紆余曲折あったんですが、最後まで自力でやったことに大変満足しました。
本式のパヴェは、地金から洋彫りタガネで1本1本爪を彫って起こして石を留め、爪以外の地金をすべて彫り払うという大変な作業です。爪留めは略式といえますが、それでも地金に1本1本ロウ付けで爪を立てる作業は大変な熟練と労力が必要です。
CADの威力と限りない可能性を実感することができた作品でした。
手作業では原型を作ることが難しかった、パヴェ風爪留めのリングをジュエリーCADで作りましたので、ご報告です。(パヴェリング自体はかなり前にやった課題だったのですが、仕上げが延び延びになっておりました。

(1)こちらが、CADの図面です。

(2)Perspective画面の拡大

(3)地金の仕上りイメージはこんな感じ

(4)CADデータを元に、CAMの切削機でワックスを削りだします。
(切削作業は、早川先生にお願いしました。)

(5)キャスト(鋳造)したばかりの地金。おお!(3)と同じだ!

(6)研磨後、石留めして完成です。


(2)Perspective画面の拡大

(3)地金の仕上りイメージはこんな感じ

(4)CADデータを元に、CAMの切削機でワックスを削りだします。
(切削作業は、早川先生にお願いしました。)

(5)キャスト(鋳造)したばかりの地金。おお!(3)と同じだ!

(6)研磨後、石留めして完成です。

こんなに隙間なくギッシリ石のある爪留め、しかも共留め(1本の爪で同時に2つの石にかかるようにして留める)は初めてだったので、悪戦苦闘の超失敗作品です。でも、遠目に見れば、キラキラで誤魔かされてパヴェと思ってもらえるでしょうか。

商品の場合は、爪留めは石留め職人さんにまかせるべきですね。でも、とにかく一度は自分でやってみたかったんで、全部留めて気が済んだし、要領もわかったのであと何個か練習すれば、まともなのが出来そうかな。
実は途中、ワックスの状態で磨くときに、0.7mmの爪に不用意に触ってしまい、ボキボキ折ってしまうなど、紆余曲折あったんですが、最後まで自力でやったことに大変満足しました。
本式のパヴェは、地金から洋彫りタガネで1本1本爪を彫って起こして石を留め、爪以外の地金をすべて彫り払うという大変な作業です。爪留めは略式といえますが、それでも地金に1本1本ロウ付けで爪を立てる作業は大変な熟練と労力が必要です。
CADの威力と限りない可能性を実感することができた作品でした。