六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

熊本市電 4度目の正直で会えた

2023-10-16 | 動画
 九州のんびり旅の2日目の朝の行程になります。
 昨日は朝にフェリーで新門司港に着いてから、博多・鳥栖・佐世保・諫早と回って鳥栖に戻って、最終的に上熊本まで来ました。
 2日目は上熊本からスタートです。
 今日のメインイベントは熊本市電の朝ラッシュ風景を撮るためで、実は過去に3回ほど来ているのですが、天気が悪かったり、画像がピンボケだったりと2回は失敗に終わっているので、今回は満を持してのリトライです。

 .ようやく動いている姿を収められた
 熊本市電で何といっても撮っておきたいのが元西鉄1000型である5014号。
 この車両は長期離脱があって、もうダメかと思っていたら復活をして、それで撮りに来たら代走が出て撮れなかったりしたのですが、4度目の訪問でようやく、朝の上熊本でパンタを上げて、前照灯まで点いている姿を確認したので、そのまま上熊本から熊本市の中心街である、花畑町へやってきました。

 ビルの谷間の街路樹から顔を出した5014号、運用通りに入っていました。
 安全地帯などで撮れば、交通局前などもっと光線のいい順光で撮れる場所もあるのですが、朝ラッシュ電車観察動画としては、より多くの電車を撮るために、この場所でスタンバイしていました。

 その後も次々とやってくる市電の姿を動画に撮影して、5014号が健軍町から戻ってくるのを待ちます。
 この電車通りには歩道橋がある場所が全区間で6ヶ所ほどしかありませんから、おのずと撮影に適した場所は限定されてきます。ただ単に写真を撮るだけならもっと他の場所もあるのですが、
  ① 1時間ノーカットで動画を回し続けるので三脚などで固定できる場所
  ② 1時間のあいだ、退屈しないよう次々と電車がやってくる区間
  ③ 乗降客や自動車の通行に邪魔されない場所
  ④ そこそこ光線が良い場所
というこれらの条件をクリアできる場所を考えながらの場所選びになります。
 道路からの撮影だと横を走る自動車やトラックが邪魔になりますし、電停の安全地帯も狭くて乗客が映ったり、乗降の邪魔になったりするので、基本的には歩道橋からの俯瞰撮影が路面電車の撮影には適しています。

 そうこうしているうちに健軍町から5014号が戻ってきました。
 隣の市役所前を出発したところで、ビルの谷間から日が当たる瞬間を大きく入れるようにズームします。これで何とか5014号は撮れたのですが、この電車、このまま上熊本に帰って今日の仕事は終わりなので、なかなか撮って&乗ってというのは難しく、次に来る機会があれば、今度はぜひ乗ってみたいですね。そのころまでこの電車が残っているがが分かりませんが。


 ということで、朝ラッシュの熊本市電の様子を撮り終えて、熊本駅前に戻ってきました。
 2年前はまだ工事中だった駅前ロータリーですが、すっかり完成して、人々が行き交い・・・という程ではなく、ぽつりぽつりと歩道橋を人が通っていました。

 まだ朝食も食べていないので、取り敢えず駅の中のモスバに入ってモーニングしながら、今日の後半の行程を考えます。
 さてどこに行こうかな。

 この続きは次の記事で書きます。

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