六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

無料で嬉し楽し野球観戦 (HONDA鈴鹿編)

2024-06-11 | スポーツ
 前記事で少し触れましたが、6月に入って都市対抗野球地区予選の観戦に出掛けました。東海地方は天気が不安定で、雨天順延などで試合日がずれ込んだりしていて、休みの日にうまく見たいチームに当たるかが心配なところでしたが、ちょうど6月1日にHonda鈴鹿とYAMAHAの対戦カードがあるので、見に行くことにしました。

 .岡崎市民球場は遠かった

 私の場合はそもそもセ・リーグの野球を見る機会がないので、ナゴドなど含め中部圏の野球場はどこも行った事がありませんでした。ドームへ移転する前のナゴヤ球場(中日球場)前駅には名鉄電車の写真を撮りに子供の頃から何度も訪れてましたが、改札を出て球場へ行く事は無かったものです。
 ということで今回、中部圏初の球場訪問として岡崎市民球場(レッドダイヤンドスタジアム)へ行くのですが、これがまた遠い。何が遠いかというと、駅からかなり離れた山の中にあるもんですから、アクセスの悪さが半端ありません。

 近鉄で名古屋まで出て、10:03の名鉄特急で東岡崎へ。
 特急を使っても30分近くかかるので、この電車移動の区間だけでも結構な距離があります。土曜日の昼前にしては、ホームで待つ乗客が結構多かったので指定席券を奮発しましたが、料金が360円→450円にめっちゃ値上げしてて驚き。指定席の利用は今回1回限りにして次からは一般車とました。

 東岡崎に到着。駅を出るのは7000系パノラマカーが走ってた頃以来なので、十数年ぶりです。なお岡崎市自体には今年の初めに愛知環状鉄道の乗り潰しのために来てはいます。
 老朽化した駅ビルを建て替える工事が行われていました。

 岡崎市民球場の何が遠いかというと、このバスのアクセスで、昼間の時間帯は1時間に1本しかバスの便が無いので、逃すとアウトですし、入ってくる時間も読めません。野球開催時で臨時バスが出る事もあるようですが、今日はそんな告知もなく、11:25の通常のバスが来るまで待ちます。
 そのバスも東岡崎駅が始発ではなく、美合駅を出てここまでの乗客を運んで来るようで、15人程お客が乗っていました。
 バスは岡崎の市街地をノロノロ走り、市街地の北東の山の中に入って行きます。山が開けた所に市民病院があり、そこから数分で運動公園です。ちなみに市民病院まではもう少しバスの便がありますが、市民病院からの歩きだとバス25分+徒歩25分ぐらい掛かります。

 11:59 5分遅れで中央総合公園に到着。駐車場は既に満車です。
 午前中の第1試合に地元の三菱自動車岡崎が出ているので、やっぱりみんな来てるのかなと思ったら、どうやら別の体育館での行事で来ている車の方が多いようです。
 電車+バスに正味乗ってる時間は70分ぐらいですが、待ち時間があるので名古屋駅から2時間掛かりました。東京ドームの方が早く着けたりしてw

 ということで、やってきました岡崎レッドダイヤモンドスタジアム。
 ここの正面から入れば有料(1,000円)のバックネット裏席に入れますが、正面から見に来たのではないので、ここから応援席のあるスタンド側へ行くため一旦階段を下ります。

 本日のカード案内の看板。
 Honda鈴鹿は3塁側ということで、左側の階段を下りて、レフトスタンド方向へ歩きます。

 第1試合が長引いているので、無料開放の外野席(と言っても全面芝生)に行ってみました。快晴の野球日和ですが陽射しがかなり強いので、皆さん木陰に入って見ていました。3塁側の三菱自動車岡崎は地元とあって、割とお客さん入ってますね。

 外野で暫く見たあと、そろそろかな?と3塁側へ戻って来ました。
 Hondaの受付ブースがあり、確かめてみると、ハイどうぞ!ということで700円(税込770円)の入場券と応援グッズを貰い、更にはガチャポンでユニホーム型バッジまで貰える至れり尽くせりの待遇です。

 1・3塁側内野スタンドは表向き一応有料なのですが、各企業が応援に来た人に無料で配布してくれていて、社員関係者でもない一般の人がわざわざ弊社を応援してくれるからということでしょうか。立派な広告宣伝ですからね。

 .本物の「全開Honda」はやっぱりイイ
 入場券や応援グッズも貰っていよいよスタンドに入ります。

 企業応援席は入れ替え制になっているので、前の試合が終了し観客が全員退場し終わるまで外での待機になります。
 階段の踊り場ではチアの子たちが振り付けの確認でしょうか。やっぱりチアがいないと始まりませんものね。

 12:50 入場開始になってスタンドへ上がります。
 試合開始までまだ30分あるので、お客さんもまったり待ちます。

 13:18 第2試合開始 今日はホンダ鈴鹿が先攻、ヤマハは結構強いので早めに点を取っておかないと。
 土曜日とあって、チアの子たちも多めに出ています。14人で7人ずつ入れ替えて踊っていました。
 試合開始と同時に全開ホンダで盛り上げます。3月に甲子園で健大高崎の全開ホンダは聞きましたが、どこかの高校生がやるのと、本家がやるのとではやっぱりモノ違いますね。

 序盤を終わって両者譲らず0-0の均衡が続きます。
 お客さんも結構増えてきて、階段の外野寄りの席まで入っています。

 5回を終わってまだ両者無得点
 各イニング間の時間では、チアのダンスタイムで盛り上げます。どう見ても小中学生って子もいるので、親御さんが本田にお勤めとかでしょうか? ダンス好きの娘さんだとこういう機会があるのはいいですね。特に5回終了時の長いインターバルではCM曲でも使われた「日曜日よりの使者」が掛かって観客の皆さんと一体になります。

 チェッカーフラッグを持っての振り付けもあります。これは鈴鹿と東京でやっていて、熊本では見ませんでした。こうした各所の応援の違いを楽しむのも面白い物です。
 試合はこのあとヤマハが2点先取、ホンダ鈴鹿も2点返して同点に追いついたのですが、

 9回裏に制球を乱して満塁とした後、最後はサヨナラ押し出しフォアボールでゲームセットとなり、ヤマハは決勝へホンダ鈴鹿は第二代表戦へ回ることになりました。
 既に東京本社・熊本ともに敗退しているので、せめて鈴鹿だけでも残って本戦に東京ドームの本戦に出てほしいものです。

 試合後は選手たちが外へ出てきて、応援してくれる社員や家族たちとの歓談タイム。
 これは社会人野球の地区予選ならではの光景でしょうか、ほのぼのとした光景ですね。

 .応援グッズを買うプロ野球 応援グッズを貰える社会人野球
 
ということで、昨年のホンダ熊本、ホンダ狭山(現東京)に続いてホンダ鈴鹿の応援席で観覧しましたが、数ある企業のうちでも、色々な応援グッズが充実しているのがホンダで、社員や家族でもない一般人の私たちにも1つ1つこうしたグッズを渡してくれます。
 最初に
 ⑤の入場券と
 ④の選手紹介パンフレット を貰い

 次に応援セットの入った赤い袋を貰います。これは3事業所共通で
 ①応援ベスト
 ②応援タオル
 ③うちわ2枚
 ⑦お菓子(ちゃんとHondaが勝つと印刷されてます)

 それと休日のイベントでガシャポンを回して、
 ⑥ユニフォーム型バッチ 
の7点を貰えました。 こうした応援グッズだけでも結構予算が掛かっていると思われますが、それを3チームも持っていて、野球大好きなホンダの心意気が見られます。



 以上、今回はホンダ鈴鹿vsヤマハの野球観戦に行った模様を書きました。社会人野球観戦シリーズはあと2チームあるので、また次の記事で書きます。 

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