六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

のんびり九州旅 1日目(前編) 佐賀・佐世保

2023-10-15 |  出撃 at 九州地方
 .西鉄の高架化区間を確認
 前記事からの続きです。
 大阪南港発のフェリーで新門司港に着いてからは、無料送迎バスで小倉へ出て、新幹線&地下鉄で天神(西鉄福岡)に来ました。

 西鉄福岡駅へ出入りする朝ラッシュ動画を撮影、約1時間の撮影を終えました。
 ここから下り電車に乗ります。

 西鉄福岡で入場して、JRに乗り換えるため、数駅先の雑餉隈で下車しました。
 この区間は高架工事が完成して、列車は揺れる事無くスーっと発着します。

 エスカレーターを下りると、そこは工事中で、駅名標や点字ブロックなどもそのままあるので、ここが以前ホームだったということが分かります。
 上の線路の部分だけ何とか開業予定に間に合わせたけど、下の駅の部分はまだ完成してなかったんですね。

 元地上駅の部分から高架を見上げます。
 このアングルで撮れば、まだまだ駅の工事が完成には程遠いのがよく分かりますね。

 雑餉隈の駅で降りたら、商店街を抜けてJR南福岡駅にたどり着けます。
 JRと西鉄の駅の間を数分で歩ける場所として、JR二日市ー紫に次いで近い区間として、私もよくここでワープしています。

 .さて、何処へ行くか?

 JR南福岡駅に着いて、ようやくここで「秋の乗り放題パス」を購入します。
 券売機の横には今はほとんど見掛けなくなった、きっぷ入れが置かれており、サービス悪化大進行中のJR九州の中での唯一?の褒めどころかも知れません。

 こちらが今回のお供である「秋の乗り放題パス」
 3日間の連続使用が条件ながら、値上げしても7,850円なので、青春18きっぷと大して変わらないコスパの良さです。

 いよいよフリーきっぷも買ったところで、さて何処へ行くか?なのですが、以前の撮り鉄として国鉄型や電気機関車を追っかけていた頃ほどの気合は無く、「貨物ちゃんねる」を直ぐに開けるような体制も取っていない今となっては、取り敢えず沿線の変化の状況でも列車内からチェックすることにして、今日は佐賀・長崎方面に向かう事にしました。
 ここは昨年に西九州新幹線が暫定開業したことにより、並行在来線が非電化にされるという荒療治というか酷い仕打ちを受けていますから、その状況を見ておきたいという事です。

 南福岡から乗った電車を鳥栖で下車。
 すぐ目の前に見てはいけないものを見てしまったようです。
 あーーー引き寄せられて行くーーー

 すいません、かしわうどん1杯!
 朝食は船内で4時半過ぎに食べて以来だったので、南福岡の駅前のファミマでおにぎり2個を買って食べたのですが、さすがにおにぎり2個だけじゃ物足りなかったのか、自動的にうどん屋に吸い寄せられていきましたw 天ぷらを乗せなかったのがせめてもの救い?
 うどんを食べている間に長崎本線の普通電車が出て行きましたが、既に座れない状態だったので、1本遅らせることにして11時台の江北行きに乗りました。

 12:02 肥前山口改め江北に到着。
 目的の長崎本線の非電化化区間は昼間は3時間に1本しかなくて、夕方まで列車は無いので、反時計回りで大村線側から諫早に入って、夕方の上り列車に乗ることにします。
 佐世保線の普通列車の列車番号にも後ろにDが付いているので、これはキハ47系などの気動車が入るのかと期待して1番線ホームに行ったところ

 がっかり、こいつ(YC1)が待っていました。右隣にいる青いのが長崎本線非電化化区間用のキハ47で、夕方までここで留置のようです。
 しかもこのYC1,エンジン掛けたまま置きっぱなしで、さっさとドアを開けて乗せてくれよと思いますが、運転室のカーテンを下して、乗務員は昼寝かスマホでゲームしてるかで、乗客を乗せる気などありません。これ九州の乗務員あるあるで、ホームに列車を据え付けても、発車の10分ほど前まではドアを開けずに、椅子に座って休憩するのがデフォです。ここにもJR九州のサービスの悪さを感じますね。腐ってるのは上層部だけかと思いきや、現場も現場ですわ。というかこれが昔からの九州クォリティーですんで。
 そうこうするうちに、肥前鹿島からの普通列車が到着し、テスト期間中なのか高校生がどっさり降りてきて、1番ホームは乗車待ちの高校生で溢れかえりました。運転士もようやくドア扱いして私たちは列車に乗り込めました。
 最低のゴミ車両:YC1型は1編成2両に2区画しかクロスシートがない、旅人に優しくない車両なのですが、最良の席を確保して発車。同じようにクロスシートを狙っていたと思われる運動部系の4人組女生徒は諦めて横のロングシートに座り、すぐ後から来た2人連れの女生徒が私の向いに座りました。

 2年前にキハ66のお別れで長崎に来た時も、私の向かいの席に遠慮なく女生徒が座って(特に夕方は私を囲むように3人座ってオジサン大興奮)、幸せなお見合い旅になったのですが、この辺の子はオッサンが座ってても躊躇いなしに向かいに座れる事に感心というか、私がイケメンだからなのかも知れませんが(それは無いって?)皆さんも佐賀・長崎近辺に旅行に来たら、この幸せなお見合いタイムを味わってみてはどうでしょうか? 避けられたからといって苦情は受け付けませんw
 列車は早岐に着いて、そのまま大村線に乗り換えても、まだ諫早に着くのが早いので、一旦佐世保まで行って、佐世保からまた良席に座って大村線旅を楽しむことにします。

 14:12 ということで、佐世保駅に着きました。
 2年前に大村線の撮影に来た時は、時間の関係で佐世保には寄らなかったので、佐世保に来たのは松浦鉄道からの乗り継ぎでホーム乗り換えをした2016年11月以来で、駅の外へ降りるとなると、更に前の2014年3月以来なので、9年ぶりとなります。

 佐世保で折返し次の長崎行きの列車まで50分無いので、商店街の方には行かずに、港の方を散策。
 平日とあってか、ほとんど人はいませんでした。
 
 ・佐世保から以降の行程は次の記事で書きます、
コメント
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