怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

アウディ100周年

2009年08月30日 | ここの品々
少々時期を逸してしまった。
先月16日、アウディが100周年記念式典をやったようだ。
たまたま当日に街の中心に行くバスがアウディ本社の前を通るので知った私。

新聞も大きく広告。

右の写真は地元で無料配布される雑誌なのだが、式典に参加した首相とアウディ社長が表紙を飾った。
赤い蝶ネクタイ・・・

16日の本社での式典は一般人の入場はできず、招待客のみのようだった。
バスの中から、めったに見ることができない正装したドイツ人男女がぞろぞろ歩いていくのを目撃。
(写真を撮るのをわすれたりす)

その式典の内容は、街中の広場で放送された。


去年はここでサッカーヨーロッパ選手権を同様な形で大スクリーンでやっていたものだ~

ちょっとテーマが外れるが、式典を盛り上げているこのオーケストラ、
東洋人のメンバーが目立つ。




おそらく、彼らは日本人だろう。
日本のオーケストラにメンバーにヨーロッパ人らしきのを見た経験はないが、
本場ヨーロッパには日本人がぞろぞろいるのである。

国際コンクールでも上位入賞者に日本人が多いし、そもそも参加者も日本人を初めとする東洋人が多いものだ。
最近は中国人の進出も激しく、アウディの顔の一人としてLang Langがしばしば登場する。


左:これはミュンヘンのオーケストラの冊子だが、メンバーの名簿を見ると日本人らしき人がぞろぞろ出ている。
右:図書館で借りたCDなのでスティッカーだらけで失礼、Lang LangのCD。
ちなみに、ここの図書館で日本人演奏家のCDを見つけることができない。
中国・韓国人のはちらほらある。がんばれ日本!

どうしても東洋人のほうが教育熱心なので、幼少からの繰り返しの訓練が必要な楽器演奏は西洋の教育方針で育てるより上手になってしまうのだろう。


街の中心をちょっと外れたところの環状交差点の内側にに、なにやら銀色の物体が設置された。


実物の約1.5倍ほどの大きさの「車像」である。
あるのは車像のみで、アウディを示す文字やロゴもない。
日本だったら、確実に表示するだろう。
こういったところが景観に対する感覚の違いのようで、興味深い。
インゴルシュタットの唯一ともいえる産業だから、わざわざ「Audi」とつけたり
オリンピックと混乱しそうな四つの輪の重なりを飾らなくてもよい、と判断したのだろうか。
この環状交差点の名前も「アウディ」だから誰でもどこの宣伝かわかるだろう。

そういうわけで・・・
アウディ創業100周年の今年。
ウチは関係者ではないが、この会社の発展は街の発展でもあるからわたしも応援。
自動車購入の際は、アウディをご検討ください