怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

手先仕事

2009年08月19日 | ここの生活
いつも行くショッピングモール+個人医院が集まっているビルに
以下のような手作り装飾がされてあった。

夏らしく、海の中の様子を表現したモビール。
吹き抜けになっている各階の四つのかどに飾られていた。

少々稚拙な印象を受けるが、大人が製作したものに違いない。

細部を見ると、少々荒っぽく感じるのは日本人だけかもしれない。


これは手すり部分から容易に目に留まる位置にあるのだ。
日本だった、もう少々丁寧にテープを使うように心がけると思う。


紐でとめただけでは不安だったのだろうか、テープの乱雑さが気になる私。


さて、話は義母の台所仕事になる。
彼女と一緒に下のような丸い団子を料理したときのことである。

義母は独身の頃、花嫁学校のようなところに通っていたそうで、そこで家事全般を習ったらしい。
この団子を作る実習のとき、上手に丸く作れたのは義母だけだったらしい。
「私はいつも母の家事を手伝っていたからよ」
と自慢する。
が、同時に私もうまくつくっているのにも驚いていた。
「子供の頃、泥遊びで身に付けました」
と私は説明した。


さて、ハンバーグ作りをたびたび義母はするのだが・・・
彼女の形作るハンバーグは、日本の基準から考えるとかなり荒っぽい。
大きさは揃っていないし、きれいな楕円に仕上げることもしない。
真ん中を少しへこます、という知識も無いらしい。
わたしのほうがきれいに早く仕上げるのである。
追記:この時作ったハンバーグは写真で見える倍量。
2,3日分を一気に作るのだ。冷凍保存などはせず、2,3日はハンバーグ攻めの食卓となる。
お義母さ~ん、わたし、ハンバーグ嫌いになりそう~

うすうすは感じていたのだが、ヨーロッパ人、器用さにおいては日本人に劣るような気がしてならない。
モビールやハンバーグレベルの話なら許せるけど、
自動車などの生命にかかわる製品は大丈夫なのだろうか。


これは今日、ウチにやってきた夫の従妹である。
フォークでビンからピクルスを取り出そうとしていたのだが、やりにくそうで、
ついには指でつまもうとしていたので、あわてて私が箸を差し出したのだ。
箸を日常的に使っていない彼女でも、フォークより使い勝手よさそうにしていた。

適当な道具や指導で手先の仕事もやっていけるのだろうな。
とりあえず、ドイツ車も安全だろう!