★ 私が子供の頃から終戦直後にかけては、
『電話のある家』はそんなに多くなくて、
『電話のある家=裕福』と言うような感じだったのだが、
電話機の普及の推移はこんなことだったらしい。

1997年がピークで、2010年以降は急激に減少している。
『携帯電話の普及』と反比例した傾向である。

★ 私自身はスマホは持っているが、 スマホで電話をしたことがない。
電話は掛けるのはいいが、どうも掛かって来るのは好きではない。
世の中には緊急なことなどそんなには無いと思っている。
突然、掛かって来る電話はある意味当方の自由を奪ってしまうと思うのである。
私が普通ではないのかも知れぬが、スマホで電話をしなくても別に困ったりはしていない。
そんなことで、電話はもっぱら家の固定電話の御世話になっている。
留守電にしていることが多いので、電話が鳴ってもすぐとるのは半分ぐらい。
留守電にメッセージが入ることは殆どない。

★ アメリカにいる娘の家には以前から固定電話はない。
先日、鎌倉にいる息子のところに電話をしたら、繋がらないので、
どうしたのかと思ったら、固定電話は止めてしまったようである。
我が家の固定電話は、多分ずっと続くだろう。
スマホで電話をしないので、固定電話が無くなると通信手段がなくなってしまう。
だが、息子のところが固定電話を無くしたように、
一般家庭の固定電話は無くなってしまうのだろうか?