goo blog サービス終了のお知らせ 

雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

常葉菊川と星野ジャパン&なでしこジャパン

2008-08-19 10:13:36 | 発想$感想
夏の甲子園90回の記念大会は常葉菊川を17-0の大差で破って大阪桐蔭が優勝を飾った。

野球はやはりピッチャーである。
0点に押さえることは難しいが、それが出来たらほとんど勝つだろう。
優勝戦を完封したことは特筆に価する。
17点は大量得点だが、1回の4点で十分だったことになる。
大阪桐蔭の選手たちには、最高の夏であったことは、間違いない。

常葉菊川の選手たちはちょっと可哀そうだった。
優勝戦まで上り詰めたたことは、賞賛に値する、堂々と胸を張ればいいと周囲は言うだろう。
然しこの球児たちは、甲子園の印象をどう思って、今後過ごすのだろう。
特に、投手陣の人たちには、『苦々しい想い』が付いて回るのではないかと思ったりする。

周囲の人たちは直ぐ忘れても、当の本人たちには忘れられない、『思い出』となってしまうのではと心配するのである。



中京ー明石の25回戦の話は、もうあまり聞かれなくなった。
25回戦の先輩たちにいろいろ教えて貰ったし、明石はこの1戦のお陰で 『名門明石』 と言われたと言ってもいい。
先輩たちの話は、常に25回戦を戦ったことを『誇りにする』ものだった。

そんな25回を戦った選手たちも、みんな亡くなって、嘉藤栄吉さんお一人が残っていたのだが、
この7月にお亡くなりになった。

嘉藤さんが、生前よく
『私は25回戦の話は、嫌なんですよ。私のホームへの悪送球で、25回戦は終わってしまったのですから』 と言われていた。
25回戦の戦いは、素晴らしいものとして世に伝えられても、それを苦い思い出としてもち続ける人もいたのである。
嘉藤さんには、野球でもその後いろんなことで、お世話になった。
そのお人柄を育てたもののなかに『25回の悪送球への想い』があったような気もするのである。

常葉菊川の選手たち、とりわけ投手陣の人たちも、『苦い思い出』のほうが、人生の良薬になると思って、今後過ごして欲しいと思うのである。


そうは言っても、華々しい思い出のほうがいいに決まっている。
甲子園に出たことや、決勝戦まで残ったことが、大きな素晴らしい舞台に立てたことが余計に『苦々しさ』を大きくするのだろう。

そういう意味では、
星野ジャパンも、なでしこジャパンも、いま素晴らしい舞台の上にいる。
『苦々しさ』ではなくて、心から喜べる結果が出るように、頑張って欲しい。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私の『ブックマーク』造りました | トップ | カルフォルニアのお父さんから »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちわ。 (よの字)
2008-08-19 17:16:58
ランダムで遊びにきました。
お邪魔します。

すごい試合もあったのですねぇ。25回戦ですか?!
なんだか信じられません。

記事とあまり関係ないですが、なでしこ、3位決定戦では勝ってほしいものです。

ではまた。
返信する
こんにちは (rfuruya1)
2008-08-19 17:56:56
コメント有難うございます。
女性の方とは嬉しいですね。
めったにありません。

中京ー明石の25回戦もご存知ないほどお若いのですかね。

なでしこジャパン、先日神戸で、オーストラリア戦を観ました。
昨夜は残念でした、
今度勝てば、銅メダルです。
是非頑張って欲しいと思います。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

発想$感想」カテゴリの最新記事