★ 『有終会』からのこんな案内が届いた。
『終わりの有る会』と名付けられたこの会は、旧制神戸一中の同期の同窓会である。
旧制中学最後の学年で我々の学年で神戸一中も県一女も終わりなのである。
同じ名前で江田島の海軍兵学校の『有終会』もあるとか聞いたことがある。
同期の会などもいろいろあったのだが、いまも尚続いているのはこの『有終会』だけだと言ってもいい。
今年は残念ながら10月4日の開催なので、この時期は既にアメリカに遊びに行ってるので出席することはできないのだが、同期会なのでみんな85歳前後なのである。
これは2012年、6年前の『有終会 傘寿を祝う同窓会』の時の写真で、約70名の参加だったのだが、6年経ってどれくらいの方たちが集まるのだろうか?
https://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/199c48e10e1ff30f72939ea117c9e622
幹事の米谷君が確か未だ現役で頑張っているので、この会も続いているのである。
高校の同窓会はもう続いていないし、私は朝鮮桜ケ丘国民学校の卒業でこちらは学校自体が終戦で終わってしまったのだが、日本全国に散らばった卒業生での同窓会もあったのだが、これも終わってしまったのである。
もう段々と仲間たちの人生そのものが終わりに近づいていると言ってもいいい。
★会社の仲間たちのOB会も、いろいろあるが、カワサキオートバイ販売の『慶睦会』は、販売店に独立した人たちもいるので、参加資格は、『カワ販に1日でも在籍した人はその権利あり』でスタートしたのだが、その原則が守られているのは、関東の『慶睦会』だけになってしまって、関西は入会金などを取るようになったので、入会していない人たちもいるのである。
そんな『慶睦会』も今年は既に開催されて、出席はしなかったのだが、その結果のご報告だけが届いたのである。
そんな報告資料を見て『懐かしかったから』とホントに突然『古川孝さん』から電話を頂いたのである。
私も『慶睦会に毎年出席』していた時は、古川孝さんをはじめ、竹内・宮本・加藤さんなど大阪時代の人たちが出席されていたのだが、『古川孝さん』と最後に会でお会いしたのは何年前だったのだろうか?
私自身は仲間の定義を『思い出を共有している人たちを仲間という』としていて、単に同窓というよりは、そこで『想い出を共有できているかどうか』『一緒に何かをやり遂げた人たち』が仲間だと思っている。
『古川孝さん』は、新装なった大阪営業所の初代所長さんで、その次に引き継いだのが私なのである。電話の声は若々しかったのだが、『昨今は足が不自由で外には付き添いがないと出られない』と仰るのである。間違いなく私よりは年長者なので、『古川さんお幾つになられました?』と聞いたら『94歳』と言われてびっくりした。お若く見えるのでそんなに上だとは思っていなかったのである。
大正14年生まれで、高橋鐵郎さんの一つ上だと言われて、いろんな大阪時代の昔の思い出話を結構長く話していたのだが、『懐かしかったので』とわざわざ電話を頂いたのは、私自身ホントに嬉しかった。大阪時代は、私の現役時代でも一番張りきって、特約店制度などに没頭していた時期である。
同窓会などもいいのだが、こういう意味で『仲間と言える人たち』はそんなに多くはないのである。
そういう意味では、大阪時代は『一緒にいろいろやった仲間たち』が販売店の人たちを含めて一番多いのかも知れない。そんな『仲間たち』とは Facebook で何人も繋がっていていいのだが、古川さんから『思いもせぬ電話を頂いて』ホントに感激しているのである。