希望屋 ~ren_ka ci=set~

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うちのメイドは不定形 2

2013年05月18日 20時09分16秒 | ▼マンガ・本

庭のチューリップがようやく咲いたren.です。
昨日まで固いつぼみのままでしたが、今朝になって次々開花。
買い物に出かけると、そこかしこの果断もチューリップだらけになっていました。
桜もあちこち満開状態で、ようやく春を実感しています。

 

● 「うちのメイドは不定形 2」 森瀬繚・静川龍宗 スマッシュ文庫
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d2/6206d4e8555318d2d22a8a6323a8c75a.jpg?random=0839fa301ab717bfdd5e35ebe9a94619

1巻は古本屋で見つけ、読んで魅入られるという、ある意味クトゥルフらしい出会いでした(w
約束どおり、2巻はちゃんと定価で買いましたよ。

帯はスマッシュ文庫つながりで「未完少女ラヴクラフト」。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0a/cdec8a8fb7d69fa6a5f98ddb6e8cd2d3.jpg?random=951e8718e7295ccfc640a5b5733cb9a7

黒さんによる解説は、解説になってませんでした(w

1巻であさひの勘違いから瀕死の傷を負い、それをテケリさんのショゴス細胞で補ったトオル。
まあ、人外化は避けられないんだろうな、と思ってはいましたが、まさかの展開。
トオルの体内ではいまだバロールの焔は燃え続けており、しかもショゴス細胞は完全な融合に失敗していた。
現実は非情。

そして、ますます謎を帯びてきた新井沢家の謎。
父親は南極で発掘暮らし、母親はN───王国(ノルウェーでしょうね)の軍産施設の遺伝子研究者。
そして、希薄なような、濃厚なような、奇妙なで暴力的な家族の縁。
未登場の妹も、碌なもんじゃなさそう。

あさひは、すっかりポンコツな性格になってしまいました(w
まあ、それが素の彼女なのでしょうけれど。
パルプ小説だけでなく、ガノタだったか。

その趣味がばれるきっかけとなった、彼女の愛車・朱紅い流星(スカーレット・ミーティア)。
魔術によって宇宙蜂と融合した、中を飛ぶゼファー1100……カワサキか。
イメージ的にもかっこいいけれど、まあ、"オート・バイアキー"って言いたかっただけなんじゃないかな(w

今回でまた、新たに増えた謎。
特に、最後に出てきた、おそらくは太古の戦争で散り散りとなったショゴスの仲間たち。
その存在と、なぜ彼女たちもすでにメイド姿なのか。
そして、気になるのは蜷川区を取り巻く精神波障害の正体。

帯の文言じゃないけど、3巻はまだですか、マジで。

あと、あさひよ。
「鳩が不信任決議でも食らったような顔」という表現は、その場では不適切だぞ(w

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