庭のチューリップがようやく咲いたren.です。
昨日まで固いつぼみのままでしたが、今朝になって次々開花。
買い物に出かけると、そこかしこの果断もチューリップだらけになっていました。
桜もあちこち満開状態で、ようやく春を実感しています。
● 「うちのメイドは不定形 2」 森瀬繚・静川龍宗 スマッシュ文庫
1巻は古本屋で見つけ、読んで魅入られるという、ある意味クトゥルフらしい出会いでした(w
約束どおり、2巻はちゃんと定価で買いましたよ。
帯はスマッシュ文庫つながりで「未完少女ラヴクラフト」。
黒さんによる解説は、解説になってませんでした(w
1巻であさひの勘違いから瀕死の傷を負い、それをテケリさんのショゴス細胞で補ったトオル。
まあ、人外化は避けられないんだろうな、と思ってはいましたが、まさかの展開。
トオルの体内ではいまだバロールの焔は燃え続けており、しかもショゴス細胞は完全な融合に失敗していた。
現実は非情。
そして、ますます謎を帯びてきた新井沢家の謎。
父親は南極で発掘暮らし、母親はN───王国(ノルウェーでしょうね)の軍産施設の遺伝子研究者。
そして、希薄なような、濃厚なような、奇妙なで暴力的な家族の縁。
未登場の妹も、碌なもんじゃなさそう。
あさひは、すっかりポンコツな性格になってしまいました(w
まあ、それが素の彼女なのでしょうけれど。
パルプ小説だけでなく、ガノタだったか。
その趣味がばれるきっかけとなった、彼女の愛車・朱紅い流星(スカーレット・ミーティア)。
魔術によって宇宙蜂と融合した、中を飛ぶゼファー1100……カワサキか。
イメージ的にもかっこいいけれど、まあ、"オート・バイアキー"って言いたかっただけなんじゃないかな(w
今回でまた、新たに増えた謎。
特に、最後に出てきた、おそらくは太古の戦争で散り散りとなったショゴスの仲間たち。
その存在と、なぜ彼女たちもすでにメイド姿なのか。
そして、気になるのは蜷川区を取り巻く精神波障害の正体。
帯の文言じゃないけど、3巻はまだですか、マジで。
あと、あさひよ。
「鳩が不信任決議でも食らったような顔」という表現は、その場では不適切だぞ(w
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