Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

東ヨーロッパの旅 6 クラクフ 2

2011-08-27 16:26:12 | 東ヨーロッパの旅 2011

ポーランドのほとんどの都市が第二次世界大戦で戦災にあった中で、ここクラクフは空襲を免れたため中世の面影をそのまま残した都市として町全体が世界遺産に指定されている。確かにしっとりとしたいい街だが、私たちのように只半日ではなんとも言えない気がする。私個人としてはヴラツワフの旧市街のほうが好きだけど。

旧市街の南は高台に聳え立つヴァヴェル城とヴァヴェル城大聖堂が周囲を圧巻している。この高台から見下ろすヴィスワ河渕は広い散歩道になっていて、たくさんの人たちが川淵で憩っているのが見える。










大聖堂の前にはポーランドの誇る故パオロ2世の銅像が建ち、大聖堂内は写真禁止と在って一回りしてきたけれど、教会内はどこも同じと思ってしまう。大聖堂の後ろにあるヴァヴェル旧王宮は16世紀に造られたもので現在内部は博物館になっている。 ここも写真禁止といわれ、夕方の時間も無いため中には入らず帰り道を急いだ。






旧市街を囲む路面電車の内側は緑の木々が深い陰を作る公園と散歩道になっており、これらが世界遺産を決定する一つの要素になったに違いない。こんなに住民の憩いの場所の多い都市はあまりないと思う。この散歩道を歩いていると道端には故パオロ2世がポーランドを訪れたときの写真が延々と展示されていた。





帰宅前に立ち寄ったフランシスコ修道院の中のデコレーションは目を見張るほどで、思わず口がオーの字になった。






 

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