みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

.

● 臼杵の旅 その1

2011年09月26日 | ✿おでかけ
国宝です。
臼杵の石仏。

古園石仏
≪古園石仏大日如来像≫


大分県の臼杵(うすき)に行ってきました。

臼杵・・大分県の東海岸に位置する。国宝の臼杵石仏や醤油の製造で有名。近年では城下町の町並みでも知られるようになった。



里の秋
≪里の秋≫


今日は、『臼杵の石仏』について。


山肌の石の崖に仏様が彫ってあります。
古園石仏大日如来像に代表される臼杵石仏の数は、60余体。
平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたといわれ、
なんと
千年以上の風雨に堪えているのです。


磨崖仏の里
磨崖仏の里


・・その規模と、数量において、また彫刻の質の高さにおいて、わが国を代表する石仏群であり、平成7年6月15日には磨崖仏では全国初、彫刻としても九州初の国宝に指定されました。


・・石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、同第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられました。
それぞれに、傑作秀作ぞろいであり、表情豊かな御仏の姿は、みる者の心にやすらぎをあたえてくれます。

(ホキとは「岸嶮がけ」という意味の地名です。)



ここは、小学生の頃、一度
訪れたことがあります。その時の古園石仏大日如来像は、
↓こんな姿でした。



落ちた仏頭が仏体下の台座の上に安置され、
この頭部のみの姿で、長く親しまれてきました。


今回、来て見てびっくり。
冒頭の写真のように、仏頭は、見事に復元されていたのです。


修復工事は、平成6年に終えたのだとか。


大きなお線香を焚いて
「家内安全」と、三男の「学業成就」をお祈りして来ましたよ。


写してきた石仏の写真です。

DSC02657★
≪九品の弥陀像≫
ホキ石仏第2群

DSC02658★
≪地蔵十王像≫
ホキ石仏第1群

DSC02660★
≪山王山石仏≫

DSC02665★
≪古園石仏≫


並んだ、石仏全体を写したかったので、パノラマにしました。
小さくて、わかりにくいですね。ごめんなさい。


背中の一部分だけが石にくっついています。
三方から綺麗な姿を拝むことが出来る見事な技法です。
丸彫りの風体、木彫りのような繊細な仏様たちです。
千年の歳月は、風化させるに十分ですが、
まだ、彩色も鮮やかに残っている像もあり、見事につきます。



この日は、秋分の日
曼珠沙華の花も、のどかに風にゆれ、


彼岸
≪彼岸≫


とろんと秋に包まれた山里でした。



明日は、城下町臼杵の様子を。
臼杵煎餅の名物おばあちゃんのお店にも
行って来ましたよ。乞うご期待。



大分県臼杵~9月23日訪問



コメントは一度 大切に保留する形をとらせていただいています。
・・私に届いています。

今日はこの辺で 
コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

.

いつもご訪問ありがとうございます。
はなこころです。
また、お待ちしています。