ロンドン五輪の最終日は、レスリング競技の男子フリースタイル66キロ級を行い、昨年の世界選手権銀メダリスト、米満達弘(自衛隊)は準決勝で、ジャブライル・ハサノフ(アゼルバイジャン)と対戦し、2-0で下して、決勝進出を決めた。
「一番良い色で締めくくりたい」と話す米満が金メダルを獲得すれば、レスリングの日本男子としては1988年ソウル大会以来6大会24年ぶりの「金」となる。
米満は第1ピリオド、相手の足をとって体をひっくり返して2ポイントを取り、攻撃をしのいで試合を先取。第2ピリオドも、タックル攻撃などで試合を優位に進めた。
米満は銀メダル以上を確定させるとともに、今大会の日本選手団のメダル獲得数が38個になることが確定。2004年アテネ大会(37個)を上回る最多記録を更新した。