朝ドラ「カーネーション」が大変なことになっている。ヒロイン(尾野真千子)の次女役(ということはファッションデザイナーのコシノジュンコなんだけど)がスゴイのだ。
川崎亜沙美という女優が演じている。彼女、なんと女子プロレスラーでもあり、このドラマの舞台である岸和田の出身なのだという。
長女(ということはコシノヒロコ)と取っ組み合いのけんかをする。長女役は、かつて金子修介監督がメガホンをとった「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」でヒロインを演じたこともある新山千春だ。
この長女と次女、(コシノヒロコとコシノジュンコが実生活でも本当にそうかどうかは知らないが)子役が演じていたころからとにかくけんかばっかりしている(次女が母親にほっぺたをギュッとつねられたまま、長女に向かってあかんべぇをする場面が秀逸だった)。
その次女が、高校を卒業して、姉と同じ東京の学校に入る(文化服装学院ですね)。
東京でも同居するが、次女はセーラー服のままだ。長女は優等生、次女は天才肌で、相変わらずけんかが絶えない(本気で争ったら相手が女子プロレスラーだから、新山千春は命がいくらあっても足りない)。
次女に友だちが3人できるが、ぜんぶ男(というのも格闘技選手っぽいね。この3人、おそらく高田賢三、松田光弘、金子功だろうか)。
で、夏休み、次女が男3人を連れて岸和田に里帰りするんだけど、「ただいまぁ」と現れた次女にびっくり&大拍手!! 耳のあたりで切りそろえたオカッパに真っ赤なルージュをひいた、それはもう、あの超個性的なコシノジュンコそのものだった。
高校生役のころから雰囲気や顔かたちがコシノジュンコに似てるなぁとは思っていたが、ほとんどうり二つ。マイッタ。岸和田弁が板に付いてるのも当然だ。