日本列島は11日も猛烈な暑さが続き、最高気温は甲府市で40・6度、高知県四万十市で40・4度を観測するなど、関東から九州を中心に全国の観測地点927のうち294で35度以上の猛暑日となった。
甲府市と四万十市は10日、国内観測史上4位の40・7度を記録しており、2日連続の40度超。30地点以上が観測史上最高気温を更新し、30度以上の真夏日は今夏最多の約700地点に上った。
一方、午後になって関東甲信などで大気の状態が不安定となり、気象庁は各地に「竜巻注意情報」を発表した。
気象庁によると、最高気温が高かった地点は千葉県茂原市39・9度、浜松市39・8度、岐阜県多治見市39・5度。茂原市や浜松市のほか、千葉市、横浜市、高松市などが観測史上最高気温を更新した。