ケアハウス ラポーレ駿河ってこんな処

静岡県静岡市にあるケアハウス「ラポーレ駿河」の楽しい生活を紹介します。

気をつけよう選挙違反

2012年12月06日 | 気になるネタ

「12月16日に投開票が行われる衆議院総選挙で、どれぐらいの選挙違反が出るのか、今から楽しみで仕方ないね」と、ある警察関係者がニヤッと笑った。

 この警察関係者が選挙違反に例えたのは、今年10月から施行された「改正労働派遣法」を指しているが、厳密に言えば選挙違反ではない。この改正では、日雇派遣(日々または30日以内の期間を定めて雇用する労働者派遣)が原則として禁止された。

 選挙では、候補者の選挙運動、各自治体における選挙運営、マスコミによる選挙報道などで多くの労働者が必要となる。それも、選挙運動中と件の投開票日という非常に短期間に集中するのだ。

 これまでの選挙では、こうした人員は日雇派遣で賄われていた。人材派遣会社などに選挙運動員の獲得を依頼し、人員を集めてもらい、これを選挙運動員として使うという方法が中心であった。

 しかし、この改正労働派遣法の施行により、従来の派遣会社に依頼した選挙運動員の確保ができなくなった。ある衆議院選挙の立候補者は「実際に選挙運動にあたって、ボランティア人員の獲得に非常に苦労している」と苦労を語る。

 ただし、日雇派遣の禁止は原則としてであり、例外がある。例外となる業務には、調査、案内・受付といったものが含まれており、選挙関連でもこれらの業務であれば日雇派遣でも改正労働派遣法違反にはならない。また、(1)60歳以上の人、(2)雇用保険の適用を受けない学生、(3)副業として日雇派遣に従事する人(生業での収入が500万円以上)、(4)主たる生計者ではない人(世帯収入が500万円以上)―であれば、適用外となる。

 もっとも未成年者は選挙運動を行うことができないため、対象は副業として選挙運動に従事できる人ということになるが、一般のサラリーマンは平日に従事することは難しいため、おのずから対象者は主婦層や60歳以上の年齢の人ということになろう。

 また、31日以上の雇用契約を行っている派遣労働者を選挙期間中に限って派遣したり、派遣会社などを使わずに、選挙事務所が自前で短期の直接雇用を行うなどの方法を取るしかない。

 いずれにしても、12月16日までというわずかな期間に向けて、大量の選挙運動員を確保するのは、非常に難しいだろう。それよりも問題なのは、当の衆議院選挙立候補者やそのスタッフの多くが、改正労働保険法により日雇労働が禁止されたことを知らないか、知っていても大量の選挙運動員を確保するため、違反を知った上で従来の方法により、選挙運動員の確保を図ろうとしていることだろう。

 実際にインターネットを使って、選挙運動員の募集の検索をしてみればわかる。未だにに改正労働派遣法違反に抵触するような求人が山ほど見つかるはずだ。それでも、選挙に当選するためには、大量の運動員の確保は必須条件なのだ。

 冒頭の警察関係者は、「改正労働派遣法違反で、選挙運動員のケースを取り上げるか否かは微妙な問題だ。これを選挙違反として取り上げるのは難しいだろう。しかし、改正労働派遣法違反であっても明らかに法律違反であることに変わりはない。そして、相当数の違反が行われる可能性がある。もし、摘発されれば初のケースになるだけに、世間の注目を集めるだろう」という。

 いつの時代でも、選挙の裏側には違反があった。そして今回の衆議院選挙でも、変わらずに選挙違反が行われるだろう。しかし、時代の変化は新たな「改正労働派遣法違反」という罪を作り出した。
(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)


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急性呼吸窮迫(きゅうはく)症候群(ARDS)は?

2012年12月06日 | 気になるネタ

来春こけら落としする歌舞伎座の舞台を踏むことなく57歳で旅立った歌舞伎役者、中村勘三郎さん。今年7月には食道がんの大手術を乗り越え、約4カ月にわたる壮絶な入院生活を送った。命を奪った急性呼吸窮迫(きゅうはく)症候群(ARDS)は現代医療でも退治できない“大悪党”だった。

 最後の舞台となった7月の「信州・まつもと大歌舞伎 天日坊」を演出した串田和美氏は、「お見舞いに行った時は、もう話ができない状態でした。今まで何度も奇跡を起こしてきた人だから、また奇跡が起きると信じる気持ちと覚悟する気持ちとの間で揺れ動いていました」とコメントした。

 7月27日に12時間に及ぶ食道がんの大手術を乗り越え、一度は病院内を歩けるほどに回復。再発予防のため抗がん剤治療を受けていたが、11月に肺炎を発症し、急速に呼吸不全に陥った。

 専門の治療を受けるために、二度も病院を転院しているが、家族は「考え得る最高の治療をしていただきました」としている。

 この急激な悪化こそARDSの特徴だ。杏林大学医学部付属病院呼吸器・甲状腺外科の呉屋朝幸教授が説明する。

 「原因はいろいろあるが、ARDSでは肺の酸素交換ができなくなり、人工呼吸器の補助があっても呼吸ができない状態になります。最終的には全部の肺機能が破壊され悪くなるときには1日でも急速に悪化します。ご本人も医療従事者も、どうしてこんなに急激に悪くなるのか理解できないほど症状が進行することがあるのです」

 勘三郎さんは、最終的に日本医科大学付属病院で治療を受けていた。経験豊富な医師も、肺の状態が悪化しそうになるのは予測可能だが、ARDSの治療そのものは難しいという。

 関係者によると、勘三郎さんの病室には人工呼吸器と人工肺が設置され、さまざまな管が体を貫いていた。

 「人工呼吸器は、気管にチューブを入れて、機械から酸素を肺に送り込みます。病院ではどこでも使用されている方法です。しかし、人工肺は、人工心肺装置のように、体外に血液を取り出して酸素をつけて体内に戻し、肺を全く使うことはありません。極めて特殊な場合に使用され、一時的に肺の機能の負担を軽減するか、あるいは、肺の機能がすでに低下した場合が想定されます」(呉屋教授)

 ARDSには治療薬があるにはあるが、急激に悪化する症状を食い止めることは容易ではない。

 ARDSの引き金となったのは、食道がんとみられている。

 「一般的にARDS発症の基盤になるのは肺炎で、食道がんの場合は放射線治療や抗がん剤治療の後です。炎症などで肺の酸素交換機能が低下し、結果として症状が悪化してしまう。まるで、肺の中で大規模破壊が起こるように、食い止めることは難しい」と呉屋教授はいう。

 勘三郎さんは当初、息子の勘九郎(31)と七之助(29)が出演する京都・南座公演に駆けつけることを励みとし、それが無理なら来年2月の博多座公演へ、と思いをつないできた。

 好江夫人がマスコミを通じて明かした経過報告には「来年4月の歌舞伎座柿(こけら)落としに出演することを、心の拠り所とし、癌晴って参りました」と綴られていた。「癌」が「晴れる」日を願って、正面から立ち向かい力尽きた。

     ◇

 勘三郎さんの葬儀・告別式は11日午前11時から、東京都文京区の自宅で近親者のみの密葬として行い、後日、本葬を行う。喪主は長男、勘九郎と次男、七之助が務める。


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選挙予想・歳川隆雄氏

2012年12月06日 | 気になるネタ

次期首相の座が見えている自民党の安倍晋三総裁が、ハシャギ過ぎだという批判が党内外に少なくない。

 だが、どんなに遅くとも、年の瀬が押し詰まった頃まで、恐らくは12月27日には「安倍首相」が誕生する。

 従って、外交・安全保障政策当局者の間で、すでに安倍氏の首相としての最初の外遊先がどこになるのかに関心が集まるのも当然だ。

 安倍氏が母方の祖父、岸信介元首相に心酔していることは、周知の通りである。その岸氏が首相就任3カ月後の1957年5月、訪れたのは米国ではなく、ビルマ(現ミャンマー)、インド、パキスタン、台湾など東南アジア6カ国であった。

 「対米一辺倒」という批判をかわすための政治判断といわれたが、訪米してアイゼンハワー大統領との日米首脳会談はその1カ月後であった。岸首相はさらに同年11月にもベトナム、カンボジア、ラオス、インドネシアなど第2次東南アジア9カ国訪問を行った。

 「アジア重視」を国内外に示した後、アイゼンハワー大統領との日米共同声明に「日米新時代」をうたい、60年の日米安全保障条約改定の道筋を拓いたのである。

 安倍氏がその先例に倣って、インド、オーストラリア、インドネシア訪問を検討しているのは事実だ。同氏の外交アドバイザーとして知られる谷内正太郎元外務事務次官(1969年入省。現早稲田大学日米研究所教授)の助言によるものとされる。

 一方、外務省(河相周夫事務次官=75年)主流派のアメリカンスクール出身者は、1月下旬に召集予定の通常国会前にワシントンを訪れ、オバマ大統領と会談すべきだと考えているようだ。安倍氏周辺からも同様な声が聞こえてくる。

 さらに、野田佳彦首相が強く求めたが、実現しなかった「12月訪ロ」の代わりに、安倍氏がやはり1月下旬にモスクワを訪れてプーチン大統領と会談する可能性もある。

 ロシア側が外交ルートを通じて、日程を特定して日ロ首脳会談に応じる意向を伝えてきているという情報があるのだ。

 いずれにしても、12月4日の公示前の現時点で言えることは、衆院選がどうやら自民党の“独り勝ち”の結果に終わるということだ。第3極の多極化によって、手堅い組織票を持つ自民、公明両党で安定多数の269議席に届く勢いである。

 だとすると、安倍氏は「政権の枠組み」を心配する必要がなくなる。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)


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コブシの葉

2012年12月06日 | ラポーレ周辺の景色

造園業者さん達が正月に向けての手入れに入っています。

枯葉もほとんど落ちたのですが・・・。

こぶし・・・手前の木だけは葉がびっしりっと付いてます。

手前の壁のぬくもりや風の加減かな?

花も手前の木には沢山咲きますが、他の2本にはちらりほらりなんです。

いろんな環境の変化でそれなりに対応してるでしょうね


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クロスの補修

2012年12月06日 | 建物・維持管理・改修

 

最近は、経年劣化からクロスの端が、このように浮いてきてしまいます

どうしても、年数が経つと剥がれてきてしまうものですね

このクロスは通常縦に貼るものを横に貼ってあります

貼るときには大変だったでしょうね

 

 

幸いなことに、職員の中に元クロス職人がいたんです

そんで、その人に頼んで補修をしてもらいました

さすが元職人丁寧に直してくれます

きっちり、良い仕事をしていただきありがとうございました

 


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お茶畑には花が咲いてます☆

2012年12月06日 | ラポーレ周辺の景色

柿畑の隣にはお茶畑があり・・・

白い玉のようなものが沢山ありました。

これです~

これが花なんです

花が終わると茶色い玉になります。

お茶の花の時期っていうのは12月初めなんですね


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