日本たばこ産業(JT)が決めた30日から12日間にわたるたばこの一時出荷停止。4月11日からは数銘柄の出荷は順次再開されるが、愛煙家にとっては“オレのたばこ”の動向が気になるところ。一部ブランドをめぐっては、水道水危機のミネラルウオーターに次ぐ買い占め騒動も懸念されている。
JTは、たばこ製造工場6工場のうち2工場が被災。製造能力は約3分の2に落ち込んでいる。タバコの葉の製造工場や包装材、フィルターなどの製造工場も影響を受け、資材の調達も難しくなった。このままでは、主要銘柄などで予期せぬ欠品が発生する可能性が出たことから一時出荷を停止し、供給体制を見直すことにした。
30日から4月10日まで、全97銘柄のたばこの出荷が停止される。同11日以降は供給量を25%まで落とし、段階的に銘柄数を回復させる。5月中旬には「セブンスター」「ハイライト」など主要25銘柄に絞って出荷。ただ、「キャメル」や「ピアニッシモ」など残り72銘柄については、出荷再開のめどは立っていないという。
たばこをめぐっては、昨年10月の増税を目前にしたまとめ買い騒動が記憶に新しい。ところが「これからまとめ買いする動機は昨年9月末時点の『節約』ではなく、『自分のたばこがなくなる』という危機感。ミネラルウオーターのような買い占めがたばこでも起きるのでは」(都内のたばこ店)と心配する声もある。
極端な「奪い合い」を防ぐため、コンビニ最大手のセブン-イレブンでは、25日から一部店舗で購入制限を始めた。一方、ローソンではある程度の在庫があるため通常の販売を続けるという。現時点で各社の対応はまちまちだ。
喫煙歴26年、さいたま市の40代の男性が嘆いた。
「夜の計画停電中は何もできず、たばこをふかしてヒマをつぶしている。これから愛用のたばこが手に入らず、“計画禁煙”までせざるを得ないのだろうか」
出荷停止の原因が工場の被災では、愛煙家も不満のぶつけどころに困る。愛用銘柄の変更や一時的な禁煙も、身近な復興支援のひとつと思うしかないか。
東日本大震災について、国内シンクタンクなどから経済被害額推計が出てきた。経済被害には直接被害と間接被害がある。直接被害は建物、施設等の物的資産の損害額であり、間接被害は災害がなければ達成できたであろう経済活動の水準と現実に災害が生じた場合の水準との差である。
直接被害については、国内シンクタンクは5~16兆円と推計している。ただし、これらには東電福島原発事故が含まれていない。周辺への事故補償を考慮すると、少なくとも1兆円以上が上乗せされるだろう。世銀はもう少し厳しく見ており、19兆円の損害とみている。いずれにしても、阪神淡路大震災の時の10兆円を上回るのはほぼ確実で、最悪20兆円程度とみていい。
間接被害については、国内シンクタンクは2011年度の実質国内総生産(GDP)伸び率で従来見通しから0・2~0・4ポイント低下すると予想している。世銀は0・25~0・5%低下するとみている。
いずれも、その後は復興需要によって経済成長は徐々に上がっていくが、回復には数年を要するとしている。
仮に最悪の世銀のケースのように初年度0・5%低下して回復まで5年とすると、その間に失われるGDPは8兆円程度になる。
これらの被害に対してどのような対策が考えられるだろうか。まず、阪神淡路大震災の時を振り返っておこう。当時被害額10兆円に対して3兆円補正予算だけだった。当時GDPギャップ(需要と供給の差)が15兆円程度あったが、それに対しては復興策と従来からの財政政策だけの景気対策が組み合わされた。
金融政策をうまく使わなかったので、マンデル・フレミング理論通りに円高になって財政支出は輸出減少で相殺されたり、効果がなかった。
今回の場合、そうした教訓を生かさなければいけない。特に、リーマンショック以降各国が金融緩和しマネーを大量に供給しているにもかかわらず、日銀はマネーを出さず、日本円は相対的に少なく、円高基調になっている。
実際、東日本大震災直後に円は史上最高値を更新し1ドル=76円前半をつけた。今は各国の協調介入で一服しているが再び円高の可能性がある。そこで、現在のGDPギャップ20~30兆円を埋めるとともに、直接間接被害費をまかない、同時に円高を防ぎ、国内財政効果を高める対策は、来年度予算の組み替えで財源を捻出するよりは別途新たな財源を用意するのがいい。
まず直接被害額の半分の復興国債10兆円を発行し、その上でそれに特例国債40兆円を加えた50兆円程度を日銀が直接引受する。さらに必要なら上乗せすることが救国策になる。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
「心身共に極限まできている。でも私たちは最後まで戦う」-。福島第1原発で危機的状況が続く中、復旧作業に携わる東京電力社員は知人に送ったメールで苦しい胸の内を打ち明けている。
メールの送信者は現在も施設内で復旧作業を続けている。あまり語られない社員の被災状況に触れ、「原発で働く人の大半は地元住民で、家を流された社員も多い」という。この社員の実家も津波に襲われ、両親は行方不明のままだ。
不眠不休での作業が続き、社員らの疲労もピークに達しつつある。「本当ならすぐにでも実家に飛んでいきたい。こんな精神状態での過酷な労働…もう限界」とも。「家も仕事も学校も友達も家族も全部失ってしまった。こんな現実を誰が耐えられるのか」と弱音も垣間見える。
東電社員も被災者の一人に違いないが、思いは複雑だ。「地震すら東電のせいだと言わざるを得ない勢いだと思う」と住民感情を察する。「地震は天災。でも原発による放射性物質の汚染は東電がこの地にあるせい」との現実と向き合う。
1~4号機に外部電源が通じた一方、24日には作業員3人が被ばくする事態も発生した。復旧に向けて一進一退の状態が続く中、作業は長期化するとの見方もある。
「被災者である前に、東電社員としてみんな職務を全うしようと頑張っている」とした上で、メールは気力を振り絞るような文面で結ばれていた。「私たちは最後まで戦います!」。
ベランダの防水工事をしています
今日は作業中に雨が降ってしまったので一時中断中ですが・・・
15年を経つと、結構劣化が目立ちますね
まず、第一段階は大きなヒビを埋めて補修します
それが乾いたところで、全体に防水塗装を行います
横から眺めると真っ白になってきれいですよ~
これが終われば、足場を組んで外側の工事に移ります
それが終われば、今度は床面・・・
まだまだ先が長いです
雨が全く降らないもの困りますが、雨が多すぎても作業が進まないので困ります
順調に行ってほしいですね
震災関連記事が読まれているのでしょうね。
300台の数字が出ています。
これからも最新の情報を早くアップ出来るように頑張って行きます。
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大震災から二週間が過ぎました。
未だに、不十な生活を余儀なくされている東日本の方々、ここ数日は冬の寒さだとか・・・どうぞ、お身体を壊しませんように・・・
必ず日本は復興します!!
我々も出来る限りの支援をしていきます。
お互いに頑張りましょう!!
こんなに沢山の蕗の薹を頂きました。
入居者Kさんの親戚の方が押し花にどうかしらと送ってきたそうです。
勿体無いテンプラで食べなきゃね
なんともいえない春の香りが事務所イッパイに広がっています
味噌汁に入れても美味しいんだとか
あなたなら~どうやって食べますか?
長く感じた方もいるでしょうが~2分くらいのようですね。
いわき市で最長3分10秒強い揺れ 気象庁が調査
気象庁は25日、東日本大震災で揺れが続いた各地の時間を発表した。震度4以上の強い揺れは、福島県いわき市が約190秒(3分10秒)と最も長く続き、青森県五戸町が約180秒。東京都心でも約130秒にわたり揺れた。
気象庁は「今回の地震は、マグニチュード(M)9・0と非常に規模が大きく、巨大な断層がずれて、動く時間も長かったため、揺れも長く続いた」としている。地点別でみると、最大震度6弱を観測したいわき市では、震度4以上が約190秒続いた中で、震度5強に相当する揺れの部分が40秒、震度5弱以上が70秒あった。
気象庁は、東北から関東の観測点のうち14地点を調査。震災直後に算出した最大震度は1分ごとのデータの最大値から導いたが、今回の分析では10秒ごとの震度を推定したため、最大震度が一致しない場合がある。