“巻き寿司屋にして京都、正直な年輪。”
“素材の鮮度、これ、やる気の無さを隠す化粧、皿、箸と見なすべし”
“人間の頭部をいじるは台所也、との観念を実践する座標”
“双龍、巴なる大口論
人間頭脳を無視したる高速、透明なる大気圧作用を雑多なる日常作務と、人生眺望への高尚思惟の間に
高速なる察知のみが、頭脳駆使思考への別れを告げいく
言語にて、知り覚えずが是
日常作務と、人生眺望の間に、高価香炉が鎮座するのみ
高僧頭部、大逡巡事態が、演技ならぬ、双龍、巴なる大口論事態の図絵が意味する功利
串で、秘かに、狙い刺せしは我ら薫玉堂
人よ、堀川を沿い歩き、龍の毛、一本、何たるかを知りいく香炉を、鼻に宿せ
俗世よりの旅立ちを、人に命じいく線香
お配り致しております
その佇みを、秘かに、鼻で、認めております
ここ堀川は、京より自在に龍を起こしては鵜飼いする、人に非ざる者共の記憶も、まだ秘かに”
“派手、高価な素材、華やかな刺繍には、目を奪う力が敵わないとの悲哀”
“己が霊を知れ
大小、あらゆる営為への見えざる仕え同士の、惟神なる揺り編みを、作為にて図るなかれ
頭蓋、指に乗る灰へ、大好奇心を上納し、敗北させしば、香文化の先達、左脳営為への長期間屈従
働き、具材を穿ち、運び、板の上で刻み、火で茹で、口へ運ぶ。
人は、ケダモノに非ずながら、一連へ無惻隠
ならば瞬時のみ、口の強欲さを頭蓋に”
“人の目にあやかしを施す業を知らず
ならば人の魂をほふる意志を宿しいけ、との命に服しいけ
罪を認めいく教えを広める寺が、ここ”
“罵声の嵐
詐欺共が”
“何者かの精神をかどかわせし者が、詰め込まれ、問い詰めを受ける、詰め所”
“人の目を覆うまぶたで、針の横腹を転がし、尖りの程度を気付かせようとの営為に、自他弁別の、要、は無し。
必、ず。
そして人に非ざる物モノ、の徘徊を知ろしめる営為に横腹無し。
人にとっての必要ごとを無視せしモノに第三者が気付く、との手筈に際し。”
“死後科、鋭敏監視対象
識別を遅くしいく、呪いが方向性に非ず
人間へ仕えるに当たって要される機能の、遅さを調査、収集しようとしている
いつぞやかに機を見付けては、人間頭部の早さ、遅さを調整しいく論拠を構築すべく
これらの店舗は、ねずみ講に走っているのではない
そして死後科も、同様のつもり、である
人間の日々を、祝おうとしている
しかし、ところで、遅さ、無意味さ、影を注視している”
“金箔、眼球表面へ、堂々塗布業
医療業者に非ずして、見事業者
酔うべき満月は、日常視野にこそと、お気付きあれ”
“開発意欲、思考意欲、液体状が大量に流入して来る
大量が滞留しており、消せそうにはないが、これはとにかく孝太郎の酢と言える
人間は果たして酢なのか
孝太郎は常に酢であると言える
大量の思考意欲の前にして、消化出来ず続けであるが故、思考は先へ進まない
孝太郎は果たして人間なのか
分からない”
“銀色、完全潔癖印象なる金属で、秘かに、死体へ触れさせろ
この策は、ばれてはならない
人に、稚拙、無意味さへの固執衝動への別れを告げさせる儀式を、主催する、者を、担わせ、いくとの、衝動への出会いを、強制しいく相を、完全消滅させるには”
“統御力皆無なる人生概括を抑制すべくの毒を売る、愚物への辻斬り店。”
“餐艶響香轡園さんえんきょうこうひえん
情愛を無視し、暫く美食感、官能なる時を過ごしたいならば、古典衣装の韻を認める天女達によるまたがりで突如襲われ、衒学風体なる正当化語を着想していけ
お前の舌だ、務め役は
格好つけて、どんな詩編をほざき出すのだ、やおら”
“鶺鴒の声を聞き入った、との事実を脳髄へ自ら流し込みし評価を、俯瞰上、頭上へ提出し続けていれば良い、貴様ら京人は暫く、いや、永久に。”
“酒造の璽奥は、酔い潰れを知らずなる酒呑童子の歌舞伎舞いにあり
そのようにほざき続けるとして、酒造の理は、酔い潰れを、知らずなる、歌舞伎舞いにあり
その振る舞いにあるもろみを、酒呑童子と呼ぶとして、大石酒造はただ、舞台の黒子
台詞の唱え役”
“自販機は、覚醒剤ではない、と覚えいきなさい
人生を切り拓いていく果敢さ足りずの、忸怩を燃やす薬は存在する
闘おうとしない、間抜け人生が、安易な選択での覚醒を選びいくのだ
この人生を叩き直すには果敢な自販機が大有効なのだ
力強い、押下は、間抜け組の背中を、蹴り押していくのだ”
“霧なる雲水模様
これに隠れ潜みしは
やる気皆無なる、仕込み棒回し仕草”
