速記掲示板 その五百二十二

経済取引に密着の箪笥の引き出しを地下裁量、と指すとする。
“この債権の真相を評価する自由は、私のみにあり、他者に譲渡する際に選ぶ言葉、作法とは以下とする。”
こうした地下裁量が、現実を変える前に、または現金化されゆく前に、異星人契約は焼却していっていた、と言えた。
契約に際し、地下裁量は人体で言う首に結集する。
現実を変えず、現金にもならずのまま、陸軍による野放図な演習意欲にもならず。
国土、全土にて膨大であった不可視の地下裁量が、価格査定に資され易きとの、都合の良い時が、裁量が契約現場に投入されし段階だった。
軍人の不手際や勘違いで、地上に裁量が漏出すれば、当然現実をすぐさま変えるであろう、であった危険さとは、異星人は当然、熟知していた。
建国期から累乗化していき、アメリカの地下裁量、は現在までに於いて最大額はベトナム戦争期の二十九京けい、七千兆円、だった、と俺は今言う。
価格査定がこの時期が容易だっただけだろう、とは云わんでおけ、とぞ。
街を行き交う人的裁量、銀行の専務の記憶は飲み会で揺れる。
これらを消すべくの徴兵令に応じたのが人形共の価格と、出身の工房の株式価格を計算しとる。
とにかく二十九京七千兆円が異星人との交際費へ、金庫の地下から穴で抜かれていきおった。
六十八年から七十年にかけての裁量への査定が、この価格だった。
現場は南部、テキサス、ニューメキシコ州だったが、価格の源泉とはかつての南北が西に開拓されゆきの時との、つまりは形成されゆき中の全土。
これが完全に経済の首として依存していた不可欠労働力は、黒人。
八重花、咲かしゆきや、おまんの首の下で無数に、企画の月人との会話は五十八年から六十五年にかけてが、企画に適った性質との、米軍の口への種と肥料、二者同時成分だった。
パケット通信企画とやら、は遠方の日本経済の工場発の指標へのアメリカの官民の反応、戦コル的作為無きとの、人間的混濁、翻訳先は発奮を、選んでの言わば、脳内の踏ん張りだった。
手作業国家への、脳内抵抗信号。
“あんな奴らには負けられない”。
人種的に我ら優越すべしとの思想は無関係だった。
パケット通信の震源を、日本経済の工場と今、俺は捉えるか。
えん。
しかし、パケット通信を襲っていった八重花、徽章の傍に留め中との笑顔の軍服を日本人が着ていたならば、現在のインターネットの起源は全て、その人間所属の機関思想と捉える。
起源の上に咲きし派手な花、曼珠沙華まんじゅしゃか、は脳内信号如きとの、土と茎のふもとのアリを永遠に踏む、御前会議へ参集の軍靴ぐんか。
科学者曰くの“あんな奴らには負けられない”、の対象はテキサス州に異動履歴のある軍人だった。
直接の接点は無かったが、テキサス軍人の振る舞いであった自信に満ちた視線に対し、規律上素直に従っていった、軍人組織内の部下が、科学者に接点を折り目正しく、もたらしていった。
人間的真剣吟味に、晒すべし、何らかの仕草、素直受容が今回は人生規律上、耐えられんさを。
“何故、異動先は砂漠ばかりな筈の軍人が、芸能領域へ縦横な視野快楽へ無言なのか。
その代わりの鷹揚さとは、他者へ社会構造への吟味快楽をいざなう様、軍人らしからぬ、控え目な微笑にて。
小脳、適当支配との、歩行運動、これ系の非意図性に満つ余裕ぶりが、いざない作法一連を貫通支配。
一、だ。
軍人は、歪な罵声裁量とは全く無縁であった、当然権能を通じ、土、根、茎、青いバラ、人生へ堂々君臨の一つの盆の上を眺め、当然権能への到達へ仕えたる、理性に貪らせた筈。”
産官学による技術展覧会で遭遇した、陸軍の代表者は、手にしているカタログを、立ち話ながら他者へ説明する際の口調を、毎回恒常的に実現してくる。
科学者の書斎内書籍、無数が同時に開く風への茫然の時を、何故陸軍の三十代との若手、非科学者属性は常に。
この故への疑問に始まりし、分析一連は、嫉妬ではなく、“あんな奴らには負けられない”との無言衝動と重なる。
そして軍人に可能であったらしい、青いバラへの到達へ、科学者の理性は叱咤されていった。
陸軍との土煙軍属印象への侮蔑の軍靴は科学者は履いてはいなかった。
世での俯瞰上、言及可能量であった陸軍、土煙印象はそして、これと青いバラの接点の謎を追いし、科学者の理性によって囲まれゆく。
中央の劣位は土煙印象、包む八重の花弁が科学者の理性営為。
“あんな奴らには負けられない”はともかく、土煙印象とのイモさを、美化していった。
俯瞰上。
貫通先のsegmentsを探す、術を、開発してでも、との段階は奥なる、文明人症例ぶりにて。
七十二年から、二十年以内が異星人契約の進行が、最も鋭敏な時期だった。
契約相手、複数が地下に駐留、非駐留中。
遠方の月の科学装置と画面に対する、人間自我による所掌が距離を問わず及ぼしていた影響とは、“人間観念への侮辱認識への忘却作為を試みる、理力万象への、賠償強要成文の繁茂”だった。
死後科にての強い。
欧州広域からアメリカ大陸に伝播せし恩典は、“静謐さへの自由に基づく思考”。
他者からこれを、アメリカ省庁所属の理力が奪う。
ならば、経由せし鞘が異星人契約の現場指示であるとして、ならば、の手前へに対しては、異星人契約関連の真剣思考にて、贖え。
この手が、月や月圏の異空間文明由来にて、二十六本。
科学機器で、利益を、断固、地球に譲渡していた、が向こうの主張。
弁済が無い、となると別の機器が駆動されゆく。
書面現物への、への系が。
“ここに頭抜けた馬鹿が、いっちょ前に文明的とやらの日々に在るみたいですよ、ガチ指数とは以下詳細、基地の住所そこ、ここ、あそこ。”
監査担当者は必ず、プレデター系。
太古、生物兵器系でから今は暗殺系忍者。
形象、あんな。
映画の主役、どこの星ででも、いいよ。
あれね、超美形とぞ。
霊視せんでもすぐ感じるようになっとる、美形満ち済みの俺の眼球。
地下に駐留組の数は特定が、いつの時代でも困難だった。
例えば目的が達成すれば、すぐに帰星する派が存在した。
そして達成により発生していった動態が、間もなく別の異星人の駐留を招来していったが、新参者はアメリカ領域万象への観察ごとを続けるのみ。
この状態が間違い無く担っていった招来相手が、短期駐留が長らく専門組の、四種。
この四種が招来していったのが、長期駐留を選ぶ属性だった活動規模が大手の一種。
現在と類似する状況は過去既に、駐留と離脱を容易に招来している。
故に、異星人の駐留数は数えるのは、困難。
この場合、無意味の捉えが近い。
例えば三種、と仮に言ったところで、実のところ、十六種の駐留が妥当表現だった、が上の文の内にて響鳴す。
何故なら、未来至る十六種の活動は必ず、過去にての計測と、その時未来から更に未来にかけての憶測を無意味化しゆく、が理由。
新たな内的響鳴文を生みゆき。