青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜百二十一

1583年05月05日 00時00分00秒 | 投稿


金星製の鍋

京産の素材ふんだんなる味噌汁が、夕食に出されていた。
固めの木綿豆腐もめんどうふ、難波産の高級油揚げ、京産のしば漬け、九条ねぎ、若狭湾産の茎昆布、ワカメ、有明海産の海苔のり、アナゴ、京産の赤味噌、白味噌、京産の軟めの豆腐、ナス、白菜、ひじき、水戸産の甘納豆、江戸産の納豆。
具の候補はこれら風体。
鍋は保温性能が高く、味噌汁は長く、熱い。
お玉を用い、客は赤い椀に注ぐ。
客は熱さの前に、必ず味噌汁を吟味する。
許された冷え具合を憶測しながら、客は箸を進めいかざるを得ない。
具を、吟味す。
これは何ぞや、と。
ねお側のしつらえは、かくなる型稽古の機会の創出だった。
言語の発生よりも過去を抉りいく、意味深なる紙飛行機の軌道を追う事態に疲弊しておられる筈。
眼前に味噌汁が沸くとなると、吟味を担いいく視神経と、箸握りを支える手首の相関は、遮二無二、追いへ仕えいく。
これが追うは、かつて在りし、料理への旧式なる追い。
しかしこれは思い出しに非ず。
年式を忘れての、律し。
旧式なる追いを、味噌汁に溶かし、ここから、新式なる追い、を摘まみ拾い上げになりいく、なる成文か、価値効能か、ご不明であるとして、俯瞰上、そうしたご不明の時を、濡れた障子紙として、踏み荒らしいく稚児が御客。

何かが在る、またそれらを識別出来ず、かつ捨て去る術をお知りにならず。
すると、故が在るかに見えるにも関わらず、当該故が、自在に膨張し、措置への諦めを誘う振る舞いを、遠方よりお捉え致さ、ざるを得なくなる。
現象の故は、故の無き、を砂時計の細い通路と頑迷に指定希望しておられる。
故無き、との黒子名札を、狼藉役に毎度登用。
故が、膨張し、措置への諦めを誘う振る舞い、に隠れるは、故無き判定。
事の根源は、何かが在る、またそれらを識別出来ず、かつ捨て去る術をお知りにならず、に在り。
凶悪な事に、現象を再現する配役の候補は、一、にて八、九を成立せしめるが常。
その故は、自在に膨張し、措置への諦めを誘う振る舞いは、近間では、観察しにくいとの、その故の相に有る。
そして、事の根源は、何かが在る、またそれらを識別出来ず、かつ捨て去る術をお知りにならず、に在る、と告げたところで、満足なる相談結果後級納得を得る事は不可能。

状況よりの離脱には手首内手術、これ有るのみ。
何かが隠れ籠る、またそれらを識別出来ず、かつ捨て去る術をお知りにならず、との稚児お捉えが相応なる、血流と養分の二者を、電流功利と謳い、方々へ通わせる血管が無数本結集する手首を狙い。
手術とは俯瞰上、成立を指摘されいく観念の計算式が該当する。
かような事柄を、言語や理性で取り扱うは不毛にて、不適当。
罪、禍事、咎事、汚れた視野記憶、痴情のもつれ、他者使役感慨、搾取被指摘疑惑感慨、いたたまれない思いは。
御客が、御食事の機会以降、いかなる、理性視野上の変化をお感じになりいくとして、ねおでの手首内手術に、事の起点を、御見なしにならずのままである御客、及びねお、無言信仰耽りとの二者の存在は、穏当。
ねおは、手首内手術を続ける。
料理への新式なる追い、を味わい方を、摘まみ拾い上げになりいく御客は果たして、理性視野上の変化をお感じになりいく、なりいかず、いずれとの問い合わせを、ねおは一切選ばず。
御客の頭を長箸で摘まむが如く、などを。

味噌汁より先に、異端なる霧湧く料理を食した客は確かに、理性視野上の変化を感じていっている。
過去の記憶に関する新説なる分析視野、業界内、機能群を侮辱せずである書架分類法を着想していく、などと。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上京堀川うえいあはね北小大... | トップ | 上京堀川うえいあはね北小大... »
最新の画像もっと見る