ザダ、小笠原での仕事は、完全にそれぞれ別動隊達が担っていた。
罪悪感を呑みつつの、人心調査実験など。
ザダの歴史と、文明の在り様二点が、病弱だった、が理由。
“仕方無い”との事。
人間精神へ、精霊君臨なる音鳴り、神名を唱える機器は遠い過去、ザダが在る、文明到達段階大勢がほぼ同時期に、提案を受け、譲渡されていた。
これは、粒子周囲の朧を、眷属の亜粒子として呑み込みいく様に関する、粒子への非難を帯びる科学的言及が人間の頭部倫理への君臨力をまとい、異空間の死後科がここ世界の科学機器にファックス送信してきた推移と、合致する。
ザダが小笠原で両手で抱えていた、精霊君臨なる音鳴りを明かす機器は、九割が死後科製だった。
これに、アアマテラス、をムー人に向けて鳴らせしは、機器に投入されし、小笠原語との、ムー大陸北方から小笠にかけて広がっていた言語だった。
神道の神名、ほぼ全ては、現代の日本語圏ではなく、過去のムー語に指向していた。
ムー各地を沈降させしゲ星人使用の、遠隔地層内電子振幅異常亢進電波照射兵器は、何故大沈降せし大陸近隣の島を存命させしか。
この結果は、イースター島も含め、ゲ星人とこの兵器に、一切の知的作為は見えない。
彼らにとって、完全な謎。
機器を配備せずであった、ハワイやイースターの北の列島方面も、沈降措置の対象として大包摂された理由は、兵器への投入が明かす。
“この星の大範囲を”、べくとの。
範囲の索敵は、これ、一が決定を担う寡占政党で、それの仕事は、落下中に正に必死な、体技を編みし巨人党だった。
党員がここらで確かに、仕事をしおった。
党の前には、機器の使用履歴の報告、またはゲ星人によるムー人評価いずれも、見えない。
ゲが、巨人を、ムーの後期とは全く知らずに、大量を飼い、地球へ放牧していたとの、巨人の飼い主の裁量があるのみ。
海南島、カンボジアといった内陸への兵器は、そこら地域へは照射されず、であった。
パプアも同様。
理由は、誰にも不明。
小笠原にあった国の在り様は、覗けば底無しの沼、となる。
切りが無い。
七十米もの長さの一階建ての長屋、これに親戚、義戚から成る十家族が住まう。
敷居は、天井から垂れる白い絹で、余程の事が無い限り、触らんべし。
一家族、三十六平米。
描くのはダリいが平野は幾らでも存在した。
中国大陸から伝来の馬に、倒れた車輪を曳かせて、地をならし、叩きまくられた、土手が道路として走っているが、今のコンクリと比べ機能は上。
ヒビやら皆無。
馬に曳かせまくった。
エサはニンジンをやりまくり。
ニンジンの前は十分なる農業意欲で、ここから行きつく先は、国の祭祀だった。
ここと、森の最奥の、石材製の倉に鎮座す機器の距離は遠く、民は一切機器とは無関知。
しかし、莫大な農業意欲を祭祀が、確かにもたらしている。
二年に一度であった、一握りの神職が奉ずる倉での儀式が、一切の儀式文法上の失策や、人間陶酔を介在させずのまま、厳密なる儀式文法解釈を通じ、倉の前以外での儀式裁量の増大を招来しており、こうした推移を神職のみは察知していた。
神職は機器の素性を熟知しており、詠唱者を擁している事実を、精妙に、厳粛に、把握していた。
この国は豊かと言えたのか。
その通り。
機器の恩恵に存分に預かっていた、と言えた。
機器を、直接的に利用との意識を神職が抱きしは、医薬品の開発に向けて、だった。
極めて厳格な作法を通じ、必要な医薬品が上奏されてくる。
すると、神職は難解な自己潔斎、儀式の後に、“頭部は薬ではなく、人生の特殊感激が故に全裸”との巫女を倉に遣わす。
そして、彼女と詠唱者は、機器を用いて、傍にある丸い巨石を三米ほど浮かせる。
この現象との、神秘的興奮を、全裸の頭部は、遺憾無く感得し、吸う。
彼女は神職へ、吸いし興奮を正確に、祝詞に翻訳して伝える。
神職は医薬品業者の前で、幣帛へいはく、を振りながら、祝詞の、業者向け翻訳版を歌う。
業者は医薬品の開発現場担当者に、これを丁寧に伝える、まだ伝えらていない、いずれは、後の差異を主張しない。
幣帛の儀の後の、開発現場担当者とは、いずれ、正気と神秘興奮への拝礼のいずれを、弁別出来ずとの、御前会議に参ぜし、日本軍陸軍大将と化す。
神職は眺望していた。
厳しき手続きに定められており、濫用は論外である、倉への接近作法の実践の後とは、明らかに、人間の望みとの指向を帯びし医薬品の果敢な開発案が、連続して勃興してくる、という事を。
幣帛の儀の後の、開発現場担当者は、何と普段の自己の在り様からの跳躍推移に一切気付かずまま、雲上を滑空する敵陣への攻撃石舟に乗る巫女と、聖なる石の間、神秘なる亜粒子、信頼が頭部に満ちていた。
異常な開発意欲、強力な知的興奮の持続、救国医薬の神懸りの巫女は我。
民の命を信頼したがるが常なる医薬の手の短きの涙を拭う母。
神秘な気合に満ちた視線を、開発担当者は宿すに至っていた。
“ムーとの広域大陸の沈降を牽引可能な科学段階との文明の腰をかくも堂々と現地に対する衝動の発散に向けて動かしたる、政治頭蓋、政治血流量とは、長期にわたり現地に放牧貸与されたる耐久消費材が異星人機器だったとして、この出自とは、政治血流にとっての、下品ではなく、懸命果敢な知的共振先であると見なす知性は、常識的属性、非下品駆動状態と自認す。”
ゲとの星の名を知らずまま、ムー広域に拡散したる異星人機器の出自、これと地球で開始したる、断固、非自然なる広域大陸領域、同時沈降現象の意思者を、同一視した者は月の深部区画の、僅かの人数のみだった。
四十名以下が、異空間科学を通じ、異型血液、突出明瞭なる励起機器、これの使用を、無料にて歴史的に許容してきた、“他星での巨石政経意思の削岩及び、空中回転実験嗜好星人”が、介入手腕の血流にとっての不快さ、詰まらなさ、に律動されたらしき、“付随回転せし巨石倫理の摩耗に伴いし自己侮蔑儀式、次の巨石倫理探し前”を、強固憶測していた。
“このような形で、広域貸与に至る素性との外星人とはいつぞやかに、至るであろう巨石政経歴史具象物、非観念的、現地磔刑との現地人にとっては唖然、隙の無い、ただ槍観念の太しめ、荘厳化の時を認めゆくに当たり、実に手首巻きの洗練映像端末注視。
本星から遠隔地、前線官僚の頭蓋へ霊撃なる秘儀神事との神風鉢巻き。
自己総括の機とは、恐らくは文明の正統議事堂にては、無い。
文明に歴史的君臨らしき分泌線を統べる非自律神経系作用に関しては。”
ゲが察知し、精妙な憤慨を宿していた相手は、既に明かしているムー降臨の外星人名、ペウキュキュら。
沈降時期、小笠原に関しては既に歴史は、老齢期を早く迎えた後の、牧歌の風景にあった。
人口は少なく、日々は励起機器とは無縁だった。
既に、祭壇や倉から転送され済み。
かつての主権意識階級は、花壇の内には居ない。
多くの血脈群は、小笠原に堆積せし云われ、土地の使用法を厭がり、僅かが関東平野、多くは伊勢から熊野方面への移民動態を選んでいた。
とは言うも、二年半から四年ごとに、民族の九割、十割が大船舶群で小笠原へと移動し、二カ月にわたる祝祭の日々を過ごす。
小笠原との決別の意識は、まだ編んではおらず、彼らは小笠原の民で在り続けていた。
顔を見ると、イタリア、スペインの色白人の血が入っている、面長で色白か褐色の肌。
言語はムー語で、発音はきたねー印象かつ早口。
アアマテラス、で精神は大人しくなる。
あ、とにかくムーの末期とは、ザダとの関係は既に終わっており、無かった、ザダは居なかった。
あ、励起機器の霊力を、医薬品の開発現場に同期させるには、無数の神経が要る。
日本のいわゆる縄文時代、伊勢一帯に住んでいたのは全てムー人属性だった。
いわゆる、伊勢信仰の在り様は、現在の内宮、外宮げくう、以外の摂社、百以上、これらに含まれる、小さな社、これが、二百カ所以上に鎮座しての、二カ月おきの、大祭祀だった。
これ、二十五才の神職女性、祝詞の暗唱、一時間半から五時間が印象の中央紹介。
大事業。
その他の日々全ては、これに仕えるが為。
漁業が主で、農業は面積は狭い。
喰い物は、困りはしないが、生活は不便判定。
利器の開発は幾らでもかませるが、それを選びいけば、必ず祭祀に障る。
誰もが、無言で、せん。
図に乗りごとを。
自己と他者の頭部への図に乗らしめ機にして、無言の物体との、哀れな利用待ち女子を、知的快楽と共に出産しゆく己を、許さん故は、いちいち言葉で編まず、無言での生活苦役への邁進意識で、編むべし。
科学、砂鉄溶解頭脳子宮とのたたら場は、必ず鉄、鋳造思考を青年に強いゆく。
この無言の霧にして、強力な文学題材、朝露は政治議題の、案出を依存する相手たる顧問団を招来しゆく。
この無言の霧にして、最弱との恥に気付かずのままの自己を笑われざる、星の光、との観念非ざる、ただの文字、嘘は、女の給仕を求める政治談合宴会を招来しゆく。
こうした、思考にとって戦慄染みたやかましい、苛立たしい推論を、他者に招来しゆくのが、知的利器の開発への邁進の噂だ。
あの人は、今、ああいう風体の織機しょっき、を開発しているそうですよ。
そうですか。
こうした、二行だ。
言語での言及と、これの言及対象の間に、必ず、誤差の存在を主張するらしいが、単位とは莫大係数が常だ。
何故なら、利器の開発動態に、人間の言語という、儚い頼り術が、真剣であったとして、毎秒情けなく、破れ気味の、北朝鮮伝来の一級の絹物として、振る舞い、そのほころびを、聞き手につくろって欲しいと訴えているからだ。
この回答にとっての、何故を真につくろう、には何と、利器の開発動態にとっての、完全な暖かみ主張状態たる、村の政治議題、顧問団による、織機部品主張状態が必要と、なってくるからだ。
先の二行の、俯瞰上の立ち位置とは、犯罪だ。
盗む、騙す、非対等交換、丘の上からよその村を勝手に眺める、これらにとっての、根本だ。
犯罪の根、人の指、気付きの術、獣への近づきへの誘いとは、言語と、その言及対象の齟齬に、気付かずとの、村総体に於ける、鈍麻に在る。
二行は、言語と、その言及対象の齟齬を、村に必ず、招来しゆくが、利便性とやらへの吟味の時との織り成しは、鈍麻も、認めさせゆくのだ。
伊勢人の歴史、神職総動員の大議論の結論、無謬なる大典は、二行を村で一切許さずべくの在り様に、ただ破れ気味にすがりつく。
利便性快楽とやらへ、すがりつきたる主語を、自己、他者、村総体いずれかを探したとの自己は何故、日々の生活苦役と、成功判定快楽の相関から抜け出て発生したのか。
人は等しく、これに至り得ると、結論は知る。
人の首に等しく、毎秒、破れ気味にすがりついている己の頭部との儚き素性、肉、血、衣、政が、人の内の血管理解と医者を経る事無く、知的愉悦を飛散させずのまま、天と心臓の間の御柱として立ったならば、血管の内の血流との、破れかぶれの赤との発情共はコノハナサクヤヒメ。
宇宙の暗きを顕微なれば実はお恥ずかし気無く奔放、青、紫、赤、茶、水色。
この世のあらゆる物の成りを世の始まりから永久にお許しは、ヒメお隠しの、交まぐ、わい前の陰部、ホト。
ヒメへの交際の術、美しきと自己で誇るべからずの懸命な察しを、俯瞰上、毎秒、永遠にお伝え。
一連の順の違えを呼ぶは、祭祀を、祭祀と、捉えず、政経駆動心臓と捉えたがる、上の二行前の、利器開発展望が、村の鈍麻を燃料としたる状態であるが、祭祀への邁進との、村の神経全力駆動とは、その状態を燃やし、存在を許さん。
伊勢は万、年、台風がきつかった。
深く知っとった。
防風林、生垣ぐらいは誰もが思い付いとった。
しかし、これらは人間の在り様、根本への挑戦量を、固定的に呈上しゆく。
太い縄に洗濯物をかけ、端でネジ巻き状から垂れている紐を比較的軽い力で引っ張れば、現代の洗濯機以上に脱水出来る構造を知っていた。
しかしもし、これを配るとなると、女が男の足を、騙っているとの時間量が俯瞰上どうしても、発生してくるのではないか、との疑惑が、利便性漂着先との相関から、男を激務に駆り立ててしまう。
この、強固憶測、これを祭祀の近くに、放置しておく。
激烈、非倫理。
人間の首、祭祀に不動との縄座布団へのイノシシの毛皮巻き行為。
洗濯縄を、配らずのままとして、強固憶測を、祭祀近くに置かずには、生活苦役への邁進しかない。
そして、洗濯縄を知らずのままとして、生活苦役への邁進の果ての、祭祀への全力神経人とは、ある気付きに等しく立っていた。
それは、着想が多い、または至りへ、早い。
伊勢人は台風への抵抗ではなく、抵抗の術を選んでいた。
脳を、丁寧に自己の内に生らせていた。
内宮、外宮の成立は大分、時が経ってから。
内宮が先。
議論が有り、一、二、とでかくせざるを得なくなった。
後は、正確摘出の気が失せる、ごった煮動態が続く。
中東からの移民、二百年以内組が伊勢を訪れ、次に小派閥でやたらいかがわしい出版物に聡い中東からの移民、四百年以内組が伊勢を通過する。
この時、名は置かれざるべきであった、中東の系統記が既に日本の神道の神名と混在を見ており、伊勢一帯に拡散する。
ラケル、アブラハム、美しい姉、コノハナサクヤヒメ、不細工な妹、イワナガヒメ。
持統天皇の代、再び、古事記は再編集される。
中東発と知らずの、系統記と神道の混在を、何故か伊勢より深く、詳細に知る、中東に出身を遡る学者が、古事記の注釈を、詳しくする。
浅きを、深くしろ、との指示だった。
拡散の時、内宮の祭神はアマテラスとなる。
これ以前は、内宮との大型祭祀場の造営との目的に仕えたる、別の神名が祀られていた。
外宮は一貫として、アメノミナカヌシ。
宇宙で無尽蔵の粒子の眩さを、医薬品開発現場との、地球前線の脳内に、か。
何が要るかなあ。
俺はワクチン打っとらん派て一発も、との日々の指打ち。
クヲノハアナサクヤヒメ。
天地アメツチ、柱との雷、時に自在に頭内に捉える強欲の人を、そう呼ばずのままの永遠の惟神よ
夜空遍くと人の瞳の広さいずれを弁別せずとの、眼前の依代の木綿ゆう、への全力神経よ
これらを、成り立たせる粒子、仕えを、そう呼ばずとの、在り様よ
ただ、クヲノハアナサクヤヒメ
宇宙永遠、無辺の揺らめき
肉の手で触れば知恵の火傷
人の瞳、見えざる粒子の揺らめき、は既に日々の竈で人に仕える様、焼き殺される姫
逢いたければ、夜空遍くと人の瞳の広さいずれを弁別せずの全力神経の瞳よ
瞑りしまま、粒子の揺らめきの様をしたためし札を、眼前の木綿の揺れを生む祝詞として歌え
人、捉えざる粒子と人の手産みし科学の目を先に奪う、粒子の眩きいずれに、利益を探す頭を抱える前に
ただ竈発の美味
宇宙永遠無辺は粒子の大激突
美味黙らせるは、配膳へ仕えし苦役
人とクヲノハアナサクヤヒメ
先に仕えを喰いしはそちら
人とクヲノハアナサクヤヒメ
先に仕えしはそちら
還る先を分からずままはそちら
神人合一の儀、瞑目の仕え、粒子の揺らめきを歌いは相姦
人の内の成りは、科学が如く精妙にて、科学者の良心との潜在、顕在意識が揺らす札
これクヲノハアナサクヤヒメの祝詞と同じ
ただ、歌われ、仕えられ、そして内部にて粒子認識との、大爆発励起