日本某所での会話です。
「ところで日本に対する全体的心理操作作戦の細目はどうなった。」
「ああ、あれだな。
従来通り芸能界に対する働きかけが提唱されてきている。
芸能人の倫理的退廃の促進、美化のための脅迫活動は旧来通りで、歌謡曲の陳腐化はこれからも徹底的にやる。
このままだと我が国の音楽産業が歯が立たなくなるからな。
腐らせていく。
音楽の違法ダウンロードと著作権の無視風潮で才能の芽を奪っていく策だ。
それとな・・」
「ああ、それらは分かっている。
賛成だ。
いい案だからな。
それでだ、もっと抜本的な利益獲得法が上がってきていなかったか。」
「んー、あれか、芸能人を薬殺しての心理扇動案か。」
「そうだ、それだ。」
「中々実行には障壁が・・・」
「そうだ、分かっている。
だからだ、もちろんばれんようにだ。
本人の生活や消費活動の放漫化でまず評判を落としたなら、死んでも裏社会との関わりを理由として勝手に推測し出すだろう。
歴史的に日本の芸能界は即ち裏社会への窓口だからな。
所属のレコード会社の株価を操作して、投機のために借金をさせるなど幾らでも方法はある。
本人は金のためにヤクザの前で歌い出すだろう。
そこで混入した薬を飲ませるんだ。」
「だからだ、我々が踏み台にして利益に出来るような芸能人となったら大抵警備が固いんだ。」
「それでだ、時間をかけてやるんだ。
入念に脅威を演出して本人の周辺から追い詰めていくんだ。
それでいい。」
この男は長期的な策謀を一手に引き受けることによる、日本での権益の獲得を狙っていたのです。
要するに殺人です。
被害者は国家官庁所属の人間ではありません。
ただの民間人です。
「そうか・・・ならば候補は大物芸能人に絞られるな。」
「そうだ、Ayumi Hamasakiで行こう。」
「ああ、何度も挙がっている名前だな。」
「彼女が死ねば所属レコード会社のavexは大きな痛手だ。
日本の女性層の心理派生市場も掻き乱される。
それに彼女は稼ぎ頭だ。
avexが沈降すれば日本の音楽産業は十数年は頭打ちだ。
その間音楽性の低いアイドル志向を焚きつけよう。」
二人は策謀で次々と日本の芸能人の名前を挙げていきます。
二人の素性は某国の日本出先出張機関職員で、会話は二人の勤務時間中の事です。
国家公務員が民間人の殺人を算段しているのです。
汚い心を勝手に読んでみました。
何故、そのような蛮行による利益を追求するのか。
”ばれなければ良い。”
何故、他の国々は訴えない禁じ手に容易に走るのか。
”出来るからやるのだ。
強い国だからだ。”
国益のためか。
”違う。
自身の出世のためだ。
上に報告するためだ。”
出世して何を求めているのか。
”権益が欲しい。
日本や本国での活動権益が欲しい。
活動権益とは情報利益だ。
情報利益はすぐに金と食い物と女となるのだ。”
要するに金と食い物と女が欲しいのか。
”そうだ、その通りだ。”
某国は有名女性歌手浜崎あゆみ氏について入念な殺人計画を温めています。
本気です。
この連中が類似の殺人計画を練っているのは、日本以外にイギリス、ドイツ、フランス、カナダなどが対象です。
特定してやりましょう。
歌手浜崎あゆみ氏の殺害を企てている国家とはアメリカ合衆国で、意思の発信源は同国第四十四代大統領バラク・オバマです。
また某国は自国以外の娯楽産業の破壊や伝統文化の断絶、知性洗練文化の排撃を歴史的に地下工作してきました。
もはや完全に地球文明に対する敵対勢力です。
理由は知っています。
文化的劣等感です。
自分達が絶対に敵わない部分があり、追いつくには時間がかかるため、その間周りの足を引っ張っておきたいのです。
かつて数十年前、フランスとイタリアが音頭をとり、世界中を範囲とした文化振興政策を展開しようとしており、背後で金星人がそれを支援しようとしていましたが計画は頓挫しました。
某国が邪魔をしたのです。
その文化振興政策があれば地球は経済的、文化的に調和のとれた発展が劇的な速度で起きていくだろうと金星人は社会学理論で予測していました。
それによる軍事的摩擦の可能性の低下、第三世界の民生の格段の向上もです。
他の惑星で実例が幾らでもあったからです。
某国の邪魔の理由は、文化振興政策を展開されれば自分達が結果的に蚊帳の外に追いやられ、その文化展示場での政治家達の立ち話はそのまま不可知の密談となっていくと恐れたためです。
自分達が真っ当な努力で仲間に入る努力はしないのか。
しません。
面倒だからです。
そして計画を頓挫させて以降の行動たるや泥棒です。
集中的な被害に遭ったのはフランスとイタリアです。
まず、フランスとイタリアが芸術作品を某国に正当な契約で貸与します。
しかし某国は返却しません。
こんな言分です。
「展示会は大変な盛況だった。
延長のためにもっとここに置かせてくれ。」
「素晴らしい作品だ。
大学教授が興味を持った。
もっとここに置かせてくれ。」
「模造品を制作したいそうだ。
もっとここに置かせてくれ。」
「完成品との微細な差異を調べたいそうだ。
もっとここに置かせてくれ。」
「もうこちらの美術館の定番作品となってしまった。
こちらはそちらより集客力がある。
大勢の人々に展示できるのだ。
美術の興隆のためだ。
もっとここに置かせてくれ。
作品を調べたくなったらそちらの学術団に渡航費用を工面する。」
「もう返して下さい。」
「良く聞け。
こちらときたらな、これだけこの作品のために金を賭けて美術の興隆のために努力しているのだ。
そっちはどれだけ金を賭けているのだ。」
「もう返せと言っているだろう。」
「あのなあ、知っているんだぞ。
この絵のこの作者はな、かつて外国に長期間留学して絵の大部分の画風を学んだがもうお前達の作品となっているだろう。
だからだ、最終的にその絵が落ち着いた国がその絵の所有権を主張出来るという事だ。
お前達の言分を認めたなら、お前達の多くの作品が外国に散逸していく事になるぞ。
いいのか。」
このように文化財に難癖をつけて、自国に滞留するようにしての所有権の主張です。
フランスとイタリアは激怒し、全ての芸術作品を取り戻しました。
すると何故か某国も怒ります。
思い通りにならなかったからです。
絶句の民度の低さです。
そしてフランスとイタリアに現在も文化財への脅迫的圧力を展開しています。
自分達が同じ事をされればもちろん怒ります。
こういう事は自分達が強く振る舞える隙があればやるのです。
そして相手が自分達より強い異星人ならしませんし、怒ってきたら謝ります。
強いからです。
強さとは彼らにとって一体何なのか。
”欲望を満たす手段だ”
と出ました。
一国の欲望が世界の文化を襲っているのです。
反省しません。
私の大量の異星人情報の一挙獲得を策謀して私が怒っても反省しません。
「もううるせーよ。」
と大勢の職員はのたまっていました。
異星人が出てきたらやっと静かになりました。
予告しておきましょう。
青龍神界鏡にまつわる一連の騒動は来年初頭までには必ず世界各国の報道機関が扱います。
報道管制を敷いているようですが無駄です。
現実との接点です。
夢物語ではないのです。
こうして私の計画を邪魔しようとした愚か者共は同胞に罵倒されていくのです。
イギリス人の好む共喰いの舞踊観賞舞台が出来上がります。
何もかも終わりなのです。
民度が低すぎたのです。
この国に青春映画の復活劇はありません。
永遠に潜水艦です。
潜水艦の中は悪党(を演じる)異星人の人体実験室です。
戦争もせずに八百万人以上殺す日本人はいないでしょう。
喧嘩は私の勝ちです。
まだやるなら数字を倍にしてやります。
権力、政治的地位、制服、軍事力、背広の値、年齢、宗教、部下の人数、官か民、国籍、星籍、どうでも良いのです。
一人しかいなくとも意志の接触点があれば強い方が勝つのです。
これは不思議な事ではないのです。
大勢の地球人はまだ分かっていません。
そう言えば達観していた異星人とは気が合いました。
科学文明の段階を問わず、人柄が立派ならきちんと敬意を払うべきだと言うのです。
まだ牧歌的な生活をされている異星人で何と独力で数学の二次関数に到達されている方達が居られました。
謙虚で立派な方達でした。
このような人達の日々を絶対に銃とゴツイ黒人で踏みにじる連中が地球に居るのです。
注意されたら何と銃とゴツイ黒人で怒ってきます。
恐ろしい異星人ならチビと侮辱しません。
善人の振りをして宇宙船をくれとせびっています。
文明的な生活をしておきながら、人としての常識にすら達していない地球人がいるのです。
傲慢で強欲な連中なのです。
”強ければいいのだ。
やられるのが悪い。
世界は全てが力だ。”
こればかりです。
連中がやっているのは汚い力の行使なのです。
堂々とした勝負ではないのです。
相手が強くて八百万人も殺されないと静かにならないのです。
その間、恐ろしい異星人に筒抜けだったのに、恐ろしい異星人を追い出そうと算段していたのです。
その間、私に筒抜けだったのに頭の中は米国映画で興奮してばかりだったのです。
しかしやっと静かさを演じる事を学びました。
第三次世界大戦で八百万人以上も殺されたからです。
たった一人の日本人に国家が負けたのでした。
納税者はどう思うでしょうか。
地球史に永遠に残るクズ国家です。
一連の騒動を映画化してもう一回頭で興奮すれば、追加八百万人殺してその次の作品をつくれるかもしれません。
連作化決定。
ブルードラゴンボール実写版。
~Fuck Yourself with Your Self-Absorption~(サブタイ)
敵を倒すために自国民を殺し、映像娯楽による自己陶酔がために敵を倒し、次作品をつくって全部正当化。
自己陶酔と興行収入が相互補填的に永遠回転するのは軸の民度の高さが理由。
回転が危険で軸には近づけないため誰にも止められない。
異星人の電話にびびる前に間抜けな間諜が虚空を眺めて太陽系を語り、一作で八百万人死ぬが定番。
末尾は大殺戮の原因である二人が崖から廃墟を眺めながら、
”俺たちはこれで正しかったのだろうか・・・”
”分からない・・・映画の俳優だからな。”
”良く言った。
答えが分からんから続編が続いて俺たちは食いぶちが繋がるのだ。
正しいかどうか分からんでいいのだ。
とにかくまた八百万人だ。
映画のチケットには大量の異星人情報といつも触れ込みだ。
それで実際は全然登場せん。
しかしそれにつられた観客はそのまま興行収入だ。
だから無問題。”
ええいもう八百万人も映画のチケットも
”クアンスインタン”
映画のような物語に現実との接点を持たせるからこんな事を言われて笑徳の肥やしにされるのです。
俺の全宇宙貫通神霊能力を喰らえ。
人間は霊的存在には敵わんのだ。
官が民を
四千二百三十六青字