後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

何やかやと意外に慌ただしい

2014年04月15日 | Weblog
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大阪府は河南町弘川寺の花散る山の頂き おじさんばかりの宴
平均年齢70歳を優に超えた毎年の集い「海棠をめでる会」

天然記念物で日本最古を誇る樹齢350年の海棠桜
もうこの寺を訪ねて35年になるY文学博士(歳を過ぎて博士号を取った)は
参加者の疑問を帰り際に寺の受付に尋ねた
「お寺に参詣して35年になるが、海棠桜の説明は樹齢350年のままだが…」
「もともと大体ということで表示しているので、50年単位でよろしいのでは…」とのこと
世知辛い昭和と平成を生きてきた軽輩共は恐れ入ったものだ


因みにこの寺は西行法師の終焉の地として知られる
「ねかはくは はなのもとにて 春しなん そのきさらきの 望月の比」
亡くなったのと旧暦の2月16日 満月だったという

弘川寺を尋ねたのは4月12日(土)だったが、この日は旧暦では3月13日
西行が亡くなった日を今年に当てはめれば3月16日になる
桜が咲くには少し早い季節だ

その前日は元の勤め場所の学長の送別会 総勢13人
御馴染の元朝日新聞の3人の重鎮記者も勢ぞろい
皆さんの朝日新聞での最終職歴は畏れ多くて近づきがたい
敏腕で鳴らした海外支局長で時代いえばソウル、ロシア、パリ、カイロ…

弘川寺では産経新聞の元編集委員
それに理科系の元教授2名(元副学長を含む)

何が面白かった方と言えば「小保方さんをめぐる話題」
「実験ノート」の杜撰さを責める人がいれば
科学者としての実績や特許を巡る関係から「実験ノート」には
あまり詳しいことを書かないのが通例だと指摘する人までいて
2日間続けて 日本国民総評論家の態に零れることのない楽しい時間を過ごした


筍は泉州の特産品だ 因みに「竹の子」は間違った表記だ
今日も道の駅で求めた 2回目
日高昆布、塩、酒だけの味付け 庭の山椒の新芽
「最高級の料亭の味だ」とのたまいながらお酒をいただいたら
小妻が「料亭で食べたことがあるのか」と突っ込んできた 
もちろん無い!


オリーブオイル、塩、胡椒でステーキ仕立てにした
豚バラ肉のソテーを添えた


酒は山名さんの「春霞み」

今日も13500歩を歩いた