後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

みどりのつどい

2010年05月22日 | Weblog
いやはや多忙である
12時間労働が当たり前になっている
今日の糖尿病検査結果数値も
まずまずの域から脱しえていない

職場ネタは面白いこと満載だが
どなたがリンクしているか不明なので
残念ながら書けない

明日は雨
それでも不思議おじさんは油を搾られる
いや、雨中で油を搾る側に回る
菜種油の搾油実演の香具師に変身する

そのために、M大の先生の個人研究費から
小型搾油機が購入された
堺市役所前で咲き誇っていた菜の花が
公園課職員の手で種が採取された
不思議おじさんは、仏壇の浜屋に特別注文した
「灯心」である。
子供のころは「トウシミ」と呼び習わしていた

安土桃山以前から庶民は灯心を利用していた
それが「行燈」「行灯」「あんどん」である。
ろうそくは高価でなかなか使用できなかった
イグサを利用して芯を作り、油を吸わせて燃やした

油は当然ながら菜種であった
明治時代には、大阪平野は菜種と綿で
畑は覆い尽くされていたはずだ
菜種は2毛作の代表的な作物だ

「都市型菜の花プロジェクト」の立ち上げの日だ
が、雨の中の出発である

それでもカセット式ガスコンロ
鍋と皿と灯心
雨合羽を用意してアピールする
それはBDF
バイオディーゼルフュール

不思議おじさんの故郷
滋賀県で藤井絢子さんが提唱して出発した
藤井さんとは「せっけん運動」で35年のお付き合い
不思議おじさんの故郷でもBDFで保育園送迎バスが走っている

持続可能なエネルギー
都市は「油田」である
菜種がつなぐ都市市民の絆
その最初の火を灯す