無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

休憩

2019年01月17日 | Weblog
憲法の話をする前に今日本の空気を醸し出している「我が国を取り巻く安全保障環境の悪化」「抑止力の重要性」という政府マスコミによる呪詛から日本国民を解き放たないと「憲法改正賛成」の流れに引き込まれていく、と思い前回「抑止力では日本は守れない」と書き今日は、その続きを書きます、と宣言しておいたのだが、耄碌して頭のまわりが悪くなってきているので、少し休憩します。

私の今年の正月風景があったので、載せておく。(スミマセン作者を書き留めておくのを忘れました、作者不詳です)


そして、今の総理の姿、


圧倒的多数を握った自民党総裁安倍晋三の手によって国会が機能不全となり議会制民主主義が崩壊してしまっているというのに、テレビマスメディアはそのことを国民に啓蒙することを忘れ、やれゴーンだ、レーダー照射だ、徴用工だ、北方領土だ、と騒いでいる。

今日本の抱えている最大の問題は、

なのに、テレビ・大新聞はその重大性を国民に伝えていない。

そのため、日本国民は「肉屋を支持する豚」となり「人に誘導されて喜々として場に向かう牛」となっている。

皆がもう指摘しているように「憲法は権力者を縛るもの、国民はその憲法に違反しない範囲で作られた法律を守るもの」なのだ。


すこし、今の政治権力担当者たちが犯している「憲法違反行為」や「憲法違反発言」を並べておこう。

憲法は内閣総理大臣以下の各大臣・高級官僚・等の国家公務員に「この憲法を尊重し擁護する」義務を負わせている。

国民に「この憲法を守れ!」とは一言も書いていない。

(以下余談、参考まで)

そこで自民党改正案(今回の4項目に入れていないが)の中に盛り込もうとしている項目は、

であり、削除しようとしている項目が、

となっており、国民を奴隷化・家畜化する計画は着々と進んでいるのだ。
――――――余談・参考ここまで



憲法を尊重し擁護する義務のある人(政治権力担当者)の憲法違反行為及び発言。

■安倍総理大臣

安倍首相は、憲法改正を自分が発議出来ると思っている。

現に、安倍総理は自衛隊観閲式でも国会の所信表明演説でも改憲をしていく、と述べている。

そもそも、憲法を守るのが首相で、政府(政治権力=政権担当者)を縛るのが憲法であり、安倍総理が改憲の旗を振るのは立憲主義を踏みにじることだ。

「憲法を尊重する義務のある」権力者のトップが「みっともない憲法」といっているのだ。

これって完全な憲法違反発言だよね。

■麻生副総理

「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。日本の置かれている我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しており、改憲の目的は国家の安定と安寧」と講演し、例の「ナチスの手口に学んだらどうかね」と問題発言をした。

麻生氏も「憲法を尊重し擁護する義務」に違反した発言をしている。

他にも大勢いるが、主な処で、

うえは自民党の憲法草案が提出された時の憲法違反発言


同じく国民主権を謳った憲法に違反した発言


上も同じく。



戦争放棄を謳った憲法違反発言


長くなると嫌なのでここで打ち切るが、あなたはこういった為政者に生殺与奪の権を握られている訳です。
本当に「肉屋を支持する豚」ですね。

さよなら、さよなら、さよなら。(←某映画解説者) またね。