今日でおれは67歳になった。
ただ生きてきてなった、という感じですかね。
いや、この歳まで生きてこられたということには感謝します。
何に感謝かといわれれば、分からないんですが。
この歳まで生きてこられたということは、身体が元気だったからですね。
そういってもけっして健康な身体ではない。
現在、血圧・血糖値・尿酸値を下げるための薬と、逆流性食道炎の治療薬を飲んでいる。
薬を飲んでいるおかげで普通に生きているのでしょうね。
身体のあちこちは痛いし、あまり快適な身体ではないです。
とはいっても、この歳まで生きてこられたことには感謝します。
38歳のときのバイク事故で、下半身不随になっていてもおかしくなかった。
こうしてそれなりに、生きていられたことをありがたいと思っています。
息子たちもそれなりに成長して、その家族も健康です。
もう感謝しかありません。
今日まで、こうして生きてこられたのは、女房のおかげだと思います。
あのひとの“生きることに対する”考え方が、
基本的に前向きなんです。
おれが暮らしていて前向きのことなんてないです。
酒は飲むし、金はないし。
結婚してから20回は転職してきた。(その前に3・4回)
社会を生きる上で最悪な男と暮らしてきて、その男をうまくあやつってきた。
あの人はたいしたもんです。
おれと女房はあと3年仕事をしようと思っています。
(女房は、あと2年でいいという)
70歳まで働きます。
3年なんて短い。
今勤めている会社は75歳まで働けます。
でもおれは、そこまでは仕事をしたくない。
70歳まで働いたら、毎日のんびり暮らしたい。
ケーナ・尺八・サンポーニャ・ハーモニカを毎日吹き、ギターを練習する。
ピアノを買ってこれも練習する。(女房もピアノ弾きたいといっている)
もうこれだけで1日の時間が足りない。
ウォーキングをする。
家庭菜園をし、庭にバラを咲かせてキレイにしたい。
本も沢山読みたい。
文章も書きたい。
旅に行きたい。
20代のときに行った日本のあちこちにまた行きたい。
あ、俳句も作らなくては・・・。
忙しい70代になりそうです。
それまで生きられるか?