有楽町線辰巳駅

2015年04月27日 | 健康・病気

日曜日の「ヨルタモリ」を観ていたら、途中から「日本の車窓から」というコーナーが始まった。
この番組には、ちょっと短いそよの番組のパクリというかパロディのコーナーがある。
「東京メトロ 有楽町線 新木場~辰巳」というテロップが出た。
そして地下鉄有楽町線が映った。
木場のあたりの風景が映り、地下鉄は地下にもぐる。
暗闇があり駅に着く。
それが辰巳駅だった。
ホームドアがあってずいぶん景色は変わってしまったが、紛れもなく辰巳駅だった。
私は辰巳駅をほぼ9ヶ月利用していた。
軽井沢に来る前は、コンビニで仕事をしていて、その前は、
超高層のツィンタワーマンションの警備員をしていた。
そのマンションが辰巳駅から徒歩10分のところにあった。
(辰巳駅の近くには、水泳の大会に使われる東京辰巳国際水泳場があります)
警備員の仕事は、24時間勤務だったので、勤務日の8時半までにマンションに入り、24時間勤めた。
翌日1日家にいて、また仕事という勤務体制だった。
ただ、同僚に何かあって仕事に来られないときには、36時間勤務ということがあった。
私は警備員の仕事のことは書きたくないと考えていたので、九想話にはあまり書いてこなかった。
暗いことばかりなので、私の考えている九想話にはふさわしくないのです。
警備員をしている人は、世の中の底辺を生きてきたような人がいた。
私もその一人でした。
心のひねくれた人間もいたが、温かい人も多かった。
私は、辰巳駅に降りたときから心を閉ざし、辰巳駅を離れるときに自分に戻った。
いつか小説に書きたいと考えています。

 


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