商品交換-2

誰に商品の交換のこといえばいいんだろう？
地元のホームセンターだったら、商品交換はサービスカウンターでやってくれた。
この店のやり方はどうなんだろう？　と昼間スマホで検索してみたら、
購入して10日間までなら商品交換はできる、とは書いてあったが、
やり方までは書いてなかった。
まず店員にいうまえに交換したい商品を見ておこうと考え、コーヒーサーバーの棚に行った。
近くに男性の店員がいたので、商品交換したいことを話すと、
「レジのひとに話して下さい」といわれたので、レジに行こうとしたら、
「交換したい商品を持って行ったほうが早いですよ」といってくれた。
私は、それはそうだ、と納得した。
それから私は、女房と私2人分のコーヒーを淹れるときにちょうどいいサーバーを探した。
それを持ってレジの女性のところに行った。
レジは2つあって、左のほうは接客中だったので右のレジに行った。
20歳くらいの女の子がいた。
私は、昨日買ったときに渡されたレシートを女性に見せて、
「昨日、これ買ったんですけど、大きいのでこちらのものと交換して下さい」
女の子は、瞬間凍った表情をした。
そして何もいわずにレジを操作し始めた。
私も20代のとき大学生協に勤めていて、午前1時間午後1時間ほどレジを担当した。
あの頃はバーコードなんてなかったから、商品の金額を打っていた。
そんなときに商品の返品や交換は面倒だった。
女の子は、無表情に淡々とレジの操作をし、昨日のレシートの裏に何か書いて、
まず昨日購入したサーバーの金額を返金してくれた。
それから今日持って行ったサーバーのバーコードをスキャンしてその金額を私に要求した。
私は、それを支払い商品交換の手続きは終了した。
大きいコーヒーサーバーより小さいほうが、300円ほど高かった。
私は、女の子の心の中を想像してみた。
ただレジに立っていて、客が持ってくる商品のレジ操作だけしてお金を受け取り、
自分の担当する時間が終われば家に帰れる。
そんなときに60代のおじさんが、商品を交換してくれといってきた。
あ～めんどくさい、なんて思っていたのかな？
レジ担当の女の子“様”すみませんでした。
商品交換してくれてありがとうございました。
これで明日から、妻と2人分のおいしいコーヒーを楽しめます。
でも、もう少し笑顔で接してくれたら、ステキだったのにな。

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9月の九想話

9/1   阪神サンズのサヨナラ弾
9/2   豊島園
9/3   健康診断
9/4   阪神西、初巨人斬り
9/4   ギターが弾きたい
9/5   あいみょん「裸の心」
9/6   下肢静脈瘤手術から１ヶ月
9/8   私の寿命
9/12  がん友
9/15  手術予定
9/16  膀胱がん手術終了
9/17  入院暮らし
9/18  駅ピアノ
9/18  退院許可
9/19  退院しました
9/20  久しぶりに九想庵のこと
9/20  ラジオ体操とウォーキング
9/21  日日是好日
9/21  私たちの敬老の日
9/22  九想庵の庭
9/22  女房は今日、パン教室へ
9/23  幼馴染みからの電話
9/24  排尿記
9/25  スマホ用三脚を買う
9/26  酒の話
9/27  正代が初優勝
9/28  電車に人が増えてきた
9/29  商品交換
9/30  商品交換-2