ドキュメント72時間「スペイン・カナリア諸島 マグロ漁師の短いバカンス」を観た。
> 日本から1万キロ離れたスペイン・カナリア諸島。9月、島の港に日本籍
> のマグロ漁船が寄港する。北大西洋での漁を控え、船の修理や給油を行
> うのだ。漁師たちが心待ちにしているのは、数か月ぶりに降り立つ地上
> でのバカンス。島には深夜まで楽しめる飲食店も充実。ハードな海上生
> 活を送る漁師たちにとって、旅の疲れを癒やせる貴重な時間となってい
> る。日本や世界の漁師たちが寄港してから再び海に出るまでの3日間に
> 密着する。(番組サイトより)
こういう人生もあるんだな、としみじみした気持ちで番組を観た。
確か、24人の乗組員のうち17人がインドネシア人だった。
日本人は、マグロ漁船に乗る人が少なくなっているようです。
船の中での公用語は英語ではなくて高知弁だそうです。
インドネシアの人、日本語がうまかった。
みんなスマートフォンを持っている。
現地でSIMを買って使えるようにして、家族・友人と電話したり、写真を送ったり。
ここでもスマホか、と感心して、納得した。
漁に出ると半年ほど陸(オカ)に上がらない海での生活だ。
ある日本人は、「会社に勤めたり、タクシーの運転手もした。
陸での人間関係がイヤだったから船に乗った」といっていた。
その気持ち分かるが、船でだって“人間関係”はあるだろう?
現地の港にいるタクシー運転手の日本語がうまい。
マグロ漁船の乗組員は、いい客だそうだ。
何10年もこの港に日本の船が来るから、必要に迫られて日本語を覚えたのか。
日本人とスペイン・カナリア諸島の人が友だちになっている。
弟が亡くなったという現地の人の肩を、日本人の漁労長がしっかり抱いていた。
別な船に18歳17歳の若者が船に乗っていた。
18歳の青年は、児童養護施設を出て漁船に乗ったという。
どうしてと質問すると、
「陸で仕事をやっていると自分は弱い。海に出て半年がたつ。
『笑顔がいいね』とみんなに言われる。だがら笑顔でいたい」
始まったばかりの彼らの航海、どんな人生がこの青年たちを待っているのか?
あの漁船では個人はインターネットを使えないと思います。
1人のスペースはベットだけという感じで狭い。
私はあの状態では3日も暮らせません。
でも、今の職場も1坪ほどの管理事務所に7時間いる毎日ですが・・・。
正直なところあの狭い空間にまいっています。
気がおかしくなりそうです。
氷川丸におじいちゃんが勤めていたのですか。
私は子どものときと、40代の頃に2度氷川丸の中に入ったことがあります。
でも,今はインターネットが使えるから,それほどでもないのかな?
私の父方の祖父は,戦前の話ですが,外国を旅行する人を乗せる客船の事務長でした。
横浜港に「氷川丸」という船が係留されていますが,あれです。
半年くらい帰ってこないので,長男の父は祖母から頼りにされ,私の母はそれをマザコンだと愚痴っていました。
母にとっては,山口県岩国市の支社の社宅で私が誕生するまでの新婚時代が,最も幸せな時期だったのかもしれません。私が3歳の頃東村山に戻ってきて,嫁と姑の確執が始まりました。