11月の句会

2007年12月29日 | 健康・病気
ASAHIネットの「わいわい雑俳塾」のことを久しぶりに書きます。
10月は、へまをして参加できなかった。
11月はなんとか投句しました。
兼題は、「蜜柑」「日向ぼこ」「孤独しばり」
投句したのは、

  父と母言葉少なに食う蜜柑       6
  日向ぼこ遠くの富士が霞みけり    2
  人生の冬に入れば孤独力       3

右の数字が選句してくれた人の数です。
各題の句に1人3つづつ選句する。
参加者10人で2位、私としては以外な結果でした。
下位のほうだとあきらめていたのです。
「蜜柑」「日向ぼこ」の題に感じるものがなく、
まったく句が浮かんでこないので、なげやりにこしらえました。
「孤独しばり」には夢中になり、いろいろこねくりまわした。
しかし、納得できないままに投句した。

12月の締め切りが近づいている。
明日も24時間勤務、31日は劇団仲間と年忘れ麻雀大会だから
今日中に投句しようと思っている、のだが…。
この九想話を更新したら、年賀状をやっつけなくてはならない。

「わいわい雑俳塾」(第196回)平成19年12月の課題
 「枯野」
   遠山に日の当りたる枯野かな         高浜 虚子
   日蓮に似し顔が来る枯野道          飯田 龍太
   一対か一対一か枯野人            鷹羽 狩行
   一句二句三句四句五句枯野の句       久保田 万太郎
   枯野はも縁の下までつゞきをり         〃

  「クリスマス」
   この出逢ひこそクリスマスプレゼント      稲畑 汀子
   へろへろとワンタンすするクリスマス      秋元 不死男
   黒人の掌の桃色にクリスマス          西東 三鬼
   雪になるはずがかく晴れクリスマス        久保田 万太郎
   カステラの一トきれさへやクリスマス         〃

   <“別れ”しばり>
   冬帽子幾たび人と別れけむ           西村 和子
   着ぶくれてかたまつて棺舁(か)きゆけり    藤井 亘
   山国や年逝く星の充満す             相馬 遷子
   牡蠣舟にもちこむわかればなしかな       久保田 万太郎
   熱燗やとたんに詠めしわかれの句          〃

昨日から仕事中に俳句を考えていた。
なにしろ警備の仕事はただ立っているだけです。
頭の中は自由なのです。
でも、私は歳時記が手元にないと句が浮かばない。
季語を確認しながらでないとだめなんです。
それなりに浮かんだ句をメモしたりしていた。
夜は雨が降り、傘をさしながらそんなことをしていた。
原型をひねって、家に帰って歳時記で確認すればいい、と思った。
さて、どうなりますか。


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