本日、わが家の夕食のメインはおでんでした。
女房が一昨日あたりから煮込んでいた。
10時前に仕事から帰って風呂から出てきたとき、
食卓の上には食事の用意がされていた。
義母がすべてしてくれた。
今夜は女房はバイトでいない。
昼間フルで働き、夜もバイト。
収入の少ない亭主は情けない。
おでんが載った皿の上からまず何をとろうかと迷う。
卵、これはかなりすきなおでんネタです。
じゃがいも、汁をたっぷり含んで今にも崩れそうなのが好き。
がんもどき、はんぺん、ちくわぶ、さつまあげ(五七五だ)。
私はなんといっても、たこが好き。
でも、うちのおでんにはここ何年か、たこが入ってない。
「なんでたこがないの?」と女房に訊くと、
「だって…、高いんだもん」と即答。
低収入の私は二の句が継げない。
昨日の夜、台所にいた女房が「明日おでんだよ」といったとき、
「たこが食べたいな」といってみた。
「だって、たこ高いんだもん!」
「お義母さん、おれ、おでんで一番好きなのがたこなんですよ。
でも、うちは金がないんで、たこ食えないんですよ」
私と義母は食卓で食事をしていた。
「そうなの、でもたこ高いから…」
いつもは私の味方をしてくれる義母が女房に同意している。
「高いったって、500円ぐらいで買えないの?」
「たこは高いの!!」台所の女房が叫ぶ。
スーパーでたこブツが安いときは400円ぐらいで売っている。
それでいいんだが、女房は足1本丸々のことを考えているようだ。
そりゃ、普通のおでんはそうかも知れないが、
私は、たこブツでいいから家のおでんに入れて欲しかった。
それが、なんと! 今夜のおでんにはたこがあった。
第3のビールを飲んでから、そのたこを口に入れた。
柔らかい歯ごたえ、この味。
久しぶり、何年ぶりだろう?
たこの足1本丸々が3本あった。
もうこの世に思い残すことはない。
明日死んでもいい。
女房が一昨日あたりから煮込んでいた。
10時前に仕事から帰って風呂から出てきたとき、
食卓の上には食事の用意がされていた。
義母がすべてしてくれた。
今夜は女房はバイトでいない。
昼間フルで働き、夜もバイト。
収入の少ない亭主は情けない。
おでんが載った皿の上からまず何をとろうかと迷う。
卵、これはかなりすきなおでんネタです。
じゃがいも、汁をたっぷり含んで今にも崩れそうなのが好き。
がんもどき、はんぺん、ちくわぶ、さつまあげ(五七五だ)。
私はなんといっても、たこが好き。
でも、うちのおでんにはここ何年か、たこが入ってない。
「なんでたこがないの?」と女房に訊くと、
「だって…、高いんだもん」と即答。
低収入の私は二の句が継げない。
昨日の夜、台所にいた女房が「明日おでんだよ」といったとき、
「たこが食べたいな」といってみた。
「だって、たこ高いんだもん!」
「お義母さん、おれ、おでんで一番好きなのがたこなんですよ。
でも、うちは金がないんで、たこ食えないんですよ」
私と義母は食卓で食事をしていた。
「そうなの、でもたこ高いから…」
いつもは私の味方をしてくれる義母が女房に同意している。
「高いったって、500円ぐらいで買えないの?」
「たこは高いの!!」台所の女房が叫ぶ。
スーパーでたこブツが安いときは400円ぐらいで売っている。
それでいいんだが、女房は足1本丸々のことを考えているようだ。
そりゃ、普通のおでんはそうかも知れないが、
私は、たこブツでいいから家のおでんに入れて欲しかった。
それが、なんと! 今夜のおでんにはたこがあった。
第3のビールを飲んでから、そのたこを口に入れた。
柔らかい歯ごたえ、この味。
久しぶり、何年ぶりだろう?
たこの足1本丸々が3本あった。
もうこの世に思い残すことはない。
明日死んでもいい。