吹奏楽部の恩師への手紙

2021年04月28日 | テレビ

昨年の7月に2つの九想話を書いた。
7/30  「とうちゃこ 上野沼
7/31  「新任教師と吹奏楽部
にっぽん縦断こころ旅」(NHK-BSP)で先生の手紙が読まれて、
火野正平が自転車で私のふるさとにある上野沼に行った。
それを見て私は、高校のときの吹奏楽部の恩師の手紙が番組で読まれたことに感激した。
それに、先生がその番組に手紙を書いたことにも感心した。

私だって自分では行けないが、行ってみたい土地はある。
そこに代わりに火野正平に行ってもらいたいと思う。
しかし、その思いを手紙に書くことは、かなりハードルが高い。
私は20代のころ、ユースホステルに泊まって日本中を1人で旅をしていた。
そのときに行った津軽の竜飛岬の先端でケーナを吹いたことがあった。
太宰治が休んだ旅館にも泊まった。
太宰の「津軽」を読んで、旅に出たのです。
火野正平に竜飛岬に自転車で行ってもらいたいと思っているが、
それを手紙に書いて出すことはなかなかできない。
(いや、こんど、がんが落ち着いたら書いてみよう)

番組を見たあと、先生にハガキを書いた。
茨城の同級生が持っている同窓会名簿に、載っている先生の住所を教えてもらったが、
その同窓会名簿は古かったのか、その住所宛に書いたハガキが戻ってきてしまった。
私は途方に暮れた。
九想話にそのことを書いたら、
「NHKにハガキを送れば届けてくれるのでは・・・」
というコメントを書いてくれた方もいたのですが、どうもその勇気が私にはなかった。
ネットに「先生の名前 フルート」と記入して検索すると、茨城県の吹奏楽部や
ウィンドオーケストラ、フルートのコンサートの情報やポスターは沢山ある。
しかし、あたりまえのことですが個人情報である住所はない。
そんなときにあるネットに恩師の名前で検索すると、住所が出てきた。
それは昨年の秋のことでした。
しかし、もしそこの住所の人が先生と同姓同名の人だったらどうしよう?
という迷いがちょっとあり、手紙を出していなかった。
しかし、いつまでも行動しないことは私の生き方ではない。
私は白・黒をハッキリさせたい人間です。
思い切って月曜日に、戻ってきたハガキのコピーも同封して手紙を出した。
そうしたら昨夜、9時21分に恩師からスマホに「メッセージ」が届いた。
私は昨日、疲れていて9時には布団に入っていた。
飛び起きて、すぐ返事を書いた。

先生、返事を書いてくれて、ほんとうにありがとうございました。

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