萩原?荻原?

2017年10月19日 | 健康・病気


「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!」【お名前相談室SP2】を観た。
これをやることを知った1ヶ月前ほどから楽しみにしていた。
それなのに「荻原」と「萩原」のことは10分ほどしかやらなかった。

荻が自生している土地は、農地に適しているという。
萩は、万葉集で一番詠まれている花だそうだ。
「荻」と「萩」を間違えない方法として、予備校講師に考えてもらったのは、
荻★ケモノおぎゃ~
萩★アキはぎゃ~
そして、呼ぶとき間違えない方法として、
「ふぉぎ原」と呼べば、どちらにも聞こえるという。
こんな中途半端な結論に私はガッカリした。
NHKは、読み方を間違われる人間のツライ気持ちを分かっていない。
私の本名は、荻原です。
昔会社に勤めていたときに、「荻原(おぎわら)です」と名刺交換する。
坐って仕事の話を始めると、「ところで萩原(はぎわら)さん」といわれる。
「私はさっきなんていいました?」とやさしくさりげなく注意する。
それでも話しているうちに「萩原(はぎわら)さん」といわれた。
東京の中央線に「荻窪」駅がある。
これを「はぎくぼ」という人を私は知らない。
なのになんで「荻原」を「はぎわら」という。

長野県で暮らした8年半、佐久市や小諸市には「荻原」という名前が多かった。
荻原という人があっちこっちにいた。
萩原という人には会ったことがなかった。
ところが長野県の「荻原」のふりがなは「おぎはら」です。
「おぎわら」ではなくてこれにも悩んだ。
長野には「荻原」が多くて喜ぶはずだったのに、「おぎはら」なのでガッカリした。
番組では、ここまでやってほしかった。


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