意外と知らないお盆の作法あれこれ(R25) - goo ニュース
今日でお盆が終わる。
今年もお盆に茨城に行けなかった。
もう何年行ってないだろう?
お盆の迎え火というのを佐久では家で焚くという。
その迎え火を探して霊が家に帰ってくるそうだ。
私はそう職場で聞いて、佐久の仏様は大変だな、と思った。
自分の家の迎え火を探さなくてはならない。
私の実家のある茨城では、提灯を持って墓参りをする。
お墓で線香につけた火で提灯のロウソクに火をつける。
その提灯の中に仏様が入って家に帰ってくる、と私は子どものときにおそわった。
家には、仏壇とは違うところに父が祭壇を作った。
卓袱台の上にマコモを編んだものを敷きその両脇に竹を立てた。
マコモの上に位牌などを置き、その前に線香立てを置く。
いい雰囲気でした。
父は、お盆のときは3時の頃仕事をしまい畑から帰ってくる。
そして父は盆踊りをやるところ(家から歩いて5分)にあるやぐらに上がってしまう。
そこで太鼓をお囃子の仲間と叩く。
やぐらの材料はみんなうちのものだ。
母は私にいつも愚痴をいっていた。
「父ちゃんは、お盆になっと、しごどしねぇんだがら」
あたりが薄暗くなるとみんなが集まってくる。
盆踊りを踊るのだ。
やぐらのまわりにはテキ屋がいろんなものを売っていた。
私の父は、やぐらの上で盆踊りの唄をうたうのが好きだった。
踊るのは「日光和楽踊り」と「八木節」だった。
下で踊る私は父の唄で踊るのが晴れがましかった。
今は、私の幼なじみがお囃子をやっている。
私と中学高校と吹奏楽部にいた仲間たちだ。
出来ることなら私も一緒に太鼓を叩きたいものです。
でも、お盆に私は茨城に帰れない。
日光和楽踊り (Nikko waraku odori)
YouTubeでこんなのを見つけてしまった。
涙・なみだ・ナミダ、です。