先週の日曜日、私は午後1時半ぐらいに家を出てウォーキングをした。
夕方、暗くならないうちにと思ったからです。
15分も歩くと図書館に着く。
図書館に入って新聞を読んでいたら、
「2時から**図書館の2階で映画会をやります。
監督: 黒木和雄 出演: 宮沢りえ, 原田芳雄, 浅野忠信の『父と暮せば』という映画です。
観たい方は2階の視聴覚室にどうぞ」
というアナウンスがあった。
私は迷った。
この映画は、1度テレビで観ている。
この芝居は、演劇集団水無月でもう7・8回は観ている。
観なくてもいいかな、と思った。
でも2時になる頃に、私は視聴覚室にいた。
映画を観てまた、私は泣いてしまいました。
宮沢りえがよかった。
原田芳雄の演技に私は満足した。
いい役者だな~と思った。
その余韻が心の中にあるときに、「この世界の片隅に」を読んだ。
主人公すずの暮らす軍港呉は、かなりの空襲の被害にあった。
その呉から見た広島に落ちた原爆。
すずの右の手。
私は、声もなくページをくっていく。
このマンガを描いたこうの史代というひとを私はすばらしいと思う。