センサーバルブテスト

2007年09月22日 | 健康・病気
センサーバルブ取り付けの試験が昨日あった。
私が働いている工場の社員がテストするのです。
ここでもう一度説明しておくと、
私が入った会社は、ある会社の工場に労働者を派遣している。
その工場では帽子で社員の区別をしている。
緑の帽子はその会社の社員で、それ以外の派遣されている労働者はグレーです。

私が51歳のとき閉鎖しちまった旭硝子の子会社もそうでした。
私たち正社員はブルーの帽子で、派遣社員はグレーだった。
あの会社も狭山の車メーカーのウィンドウガラスを製造して納めていた。
まったくあの会社のシステムと同じです。
ですから以前の会社のときは正社員で“強い”立場だったが、
現在は、そこの会社の社員のいうことはなんでも
聞かなければならない“弱い”存在です。

正直いってセンサーバルブ取り付け作業は難しい。
センサーバルブを左手に持った治具に納め、
ホイールのバルブ穴に装入し、右手のワッシャーとナットで仮締めする。
それからナットランナーという電動工具でナットを本締めする。
左手は軽く治具を支えるだけでよく、
右手は力を入れてナットランナーを持っていなければNGになる。
しかし、ナットランナーをナットにかぶせるように入れるときは、
やさしくそっと入れないと入ってくれない。
なにしろ時間勝負なのだ。
そっとナットをナットランナーの先に納めたら、力強くそれを持ち、
一定のトルクになるまでスイッチを放してはならない。
放すとNGになる。といって左手は軽く治具を支えていなければならない。
この微妙な力のバランスがとても難しかった。

私はテストに合格しないのではないかと思っていた。
合格しなかったら仕事を辞めなければならないと哀しくなった。
しかし私は、センサーバルブ取り付けテストに問題なく合格した。
けっこう合格しない人がいるらしい。
今、センサーバルブの取り付けをしている50歳の人は、
20日間ぐらいできなくてやっと試験に合格したらしい。
私は1週間でセンサーバルブ取り付け試験に合格した。
これはけっこう嬉しかった。
18時45分からのメシの時間に女房に合格のメールを送ると、
女房も喜んでくれた。

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