日曜日の昼前、
買い物するために女房とパルコへと歩いていた。
団地からスクランブル交差点を渡って
埼玉りそな銀行前を行くとき、
ベビーカーを追い越した。
気がつくと双子のそれだった。
ふつうだったらそのまま通り過ぎるのだが、
なぜかおれはベビーカーを押しているお父さんに声をかけた。
「うちも双子だったんです。
今はベビーカーも小さくなりましたね」
夫婦は黙って笑顔でこたえた。
うちのつれあいが、「そうよね~」という。
「私たちのときはもっと大きかった」
赤ちゃんが可愛いかった。
うちの孫より小さかった。
これから大変だな、と思った。
「がんばって下さい」
思わずおれは夫婦にいってしまった。
買い物するために女房とパルコへと歩いていた。
団地からスクランブル交差点を渡って
埼玉りそな銀行前を行くとき、
ベビーカーを追い越した。
気がつくと双子のそれだった。
ふつうだったらそのまま通り過ぎるのだが、
なぜかおれはベビーカーを押しているお父さんに声をかけた。
「うちも双子だったんです。
今はベビーカーも小さくなりましたね」
夫婦は黙って笑顔でこたえた。
うちのつれあいが、「そうよね~」という。
「私たちのときはもっと大きかった」
赤ちゃんが可愛いかった。
うちの孫より小さかった。
これから大変だな、と思った。
「がんばって下さい」
思わずおれは夫婦にいってしまった。