父と暮せば

2000年09月02日 | テレビ

 たしか私が夏休みのとき(8月8日だったか)に、NHK教育テレビで、井
上ひさしがこの芝居のことを話していた。
 9月に、私の友人たちがこの「父と暮せば」をやると知っていたので、興味
深くみていた。
 この芝居を、劇団「水無月」は去年試演していた。そして、今回9月1日、
2日、3日、本公演することになった。
 さすが本公演ということで、舞台がちがった。照明に浮き上がった舞台の大
道具小道具がきちんとしていた。原爆で変形した瓶などは、ガラスの瓶などを
制作する人に依頼してそれなりにつくってもらったという。
 あらためて今日みて、井上ひさしの原爆に対する“おもい”が伝わってきた。
二人の役者の演技に、私はこころを乱されることがなんどかあった。
 いい芝居だった。
 久しぶりに、大宮に電車で行ったので(この2年ぐらい、車で行っていた)、
芝居が終わってから、役者、スタッフ、観客たちとおいしい酒を飲んできまし
た。

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