明日の記憶

2006年05月20日 | 健康・病気
私はこの映画を切ない気持ちで観ていた。
50歳になろうとしている主人公は、広告代理店の部長だ。
クライアントと大きな契約を結び、希望に燃えていた。

そんな彼を突然襲う若年性アルツハイマー病。
「どうして俺がこんな目に……なんで、俺なんだ!!」
ときどき記憶がなくなる。
クライアントとの打ち合わせの日にちが変更になったのを忘れる。
打ち合わせ場所が分からなくなる。
車も運転出来なくなる。
結局、26年間勤めた会社を退職。

救いのない話だ。
私は身につまされて涙を流しっぱなしだった。

妻の名前が枝実子(えみこ)という。
字は違うが私の女房も「えみこ」だ。
一人娘が結婚し、女の子が生まれる。
私の息子の子も女の子らしい。

原作者の荻原浩は、私の本名と一字違いだ。
彼はがんばっている。
私は情けない。なんとかしないとな…。

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