日本一静かで 笑顔あふれるカフェ

2021年08月11日 | テレビ

朝、女房は「会社に行くのが面倒くさいな」という。
そりゃそうだろう。あの人は、2時間かけて会社に行くんだ。
今、東京は(埼玉もだ!)緊急事態宣言を出している。
私は現在仕事をしていないから1日中のんきに家にいる。
6時過ぎ、テレビを観ていたら、
目撃!にっぽん 選「日本一静かで 笑顔あふれるカフェ」》をやっていた。
東京の国立駅で開店した聴覚障害者が多く働いているカフェを紹介していた。

>東京・国立に1年前、オープンしたカフェ。聴覚に障害があるスタッフたちが満面の笑顔で迎え、
>手話で接客する。訪れる人に元気をくれるカフェ、そのわけ、見てみませんか?

>東京・国立に1年前、オープンしたカフェ。人通りが多い駅前にあってにぎわっていても、店に
>入ってみると驚くほど静か。「いらっしゃいませ」の声もない。それは、聴覚に障害があるスタ
>ッフたちが手話で接客しているから。手話や筆談、時にはジェスチャーも交えて“会話”する。
>その笑顔あふれる接客に、常連さんも増えている。訪れる人が元気になれるカフェ、そのわけ、
>見てみませんか?好評により待望のアンコール放送!

私はいつも5時半に起きて朝の準備をして、私は朝食をとる。
6時20分にトイレに行って、6時39分には女房を送り出す。
でも今朝はトイレに行かなかった。
トイレにも行かずにずーっとテレビを観ていたからです。
こういう番組は、ただ黙って観ているしかありません。

私は、50代の最初の頃、福祉施設で3年半働いていた。
18歳から50歳代までの知的障害者が15人ほどが入所していた作業所でした。
所沢市場の隅にあった施設です。
朝から晩まで働いていた。
あるスーパーの指定する野菜と数量を毎日作らなければならなかった。
秋からはみかんのネット入れが増えた。
ネットにMやLのみかんを、入所者に教えて入れてもらっていた。
みんな一所懸命作業をしてくれました。

番組を観ていて私は、涙が流れてしかたなかった。
耳の聞こえないひとが一所懸命仕事をしている。
それを喜びと感じている。
素晴らしいな、と思った。

コメント
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