ミジンコから人

2002年04月17日 | テレビ

4/15の夜10時からのNHK教育のETV2002
「私のB面 サックス奏者
 坂田明の究極の趣味・ミジンコ神秘の映像」
これは面白かった。
面白かったという書き方は適切ではないが、
面白かった。
ずいぶん前から、
坂田明がミジンコを飼っているのは知っていた。
しかし、ここまで専門的だとは…。

クリーニング屋でもらった針金ハンガーと
パンストで作った捕獲網で、
近くの沼でミジンコを捕る指導を、
真面目にする坂田明。
女房はまるで、
こんどの日曜日に捕りに行くかのように、
熱心に聞いていた。
それは冗談だが、
彼のミジンコに対する“想い”はホンモノだ。

大学のプランクトンの研究者の集まりに、
坂田明が出席した。
彼が撮影したミジンコの生態を
大学の研究者が観て、
こんなのは観たことないといっている。
「おれはヒマだから、こんなの撮れる。
 大学の先生は忙しいから」
と坂田はうそぶく。
でも、彼だって本業がある。

ミジンコを通して、
人間の人生を語る坂田明。
出来ることなら、
いっしょに酒を飲んでみたい。

コメント
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