オヤジがやれること

1999年01月15日 | 家族

なんにつけてもボーとしている息子たち。
 たとえば、12月に入った頃、
「冬休みはいつから?」
 と訊くと、
「知らない」
 と一言。
 正月が過ぎた頃、どうせ答えは分かってる、と思いながら
「新学期はいつからだ?」
 と問うと、
「………」
 もうすぐ、うちの息子たちは大学入試です。
 先週から女房は息子たちに、
「どこの大学受けるの?、そこの願書の締切、試験日、合格発表日、入学手続
の締切の日にち教えて」
 と口を酸っぱくしていっていた。そして、やっと今日あいつらは書いてきた。
 女房がフラメンコの練習に行ってるときに、パソコンでカレンダーを作り、
そこにそれぞれの大学の日程を記入した。そんなことに2時間もかけていた。
テレビを見たり、ギターを弾きながらのんびりやったので時間がかかってしま
った。
 でも、それをしているとき、「ああ…、うちのUとKも大学受験か」なんて
考えたら、胸がツンとしてきた。
 帰ってきた女房に、
「こんなの作ったよ」
 と見せると、それを見て彼女は、
「きれいに出来たね。…とうとう受験だね」
 と感慨深げだった。
 今頃になって、二人は真剣に受験勉強をしている。もっと前からきちんとや
ってれば…、などと思ったとき、「あいつらはおれの子だ」ということに気づ
き、何もいえない私です。
 さて、どうなりますか。
 私は、カレンダーなんてこさえて、あとは、ただ酒を飲んでるしかないなァ。

コメント
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