ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

134日目 日本ハム栗山監督がぞっこんという町

2015-10-28 22:31:25 | 道央
2015年9月18日(金)


北海道は自然と食を楽しむ場所というイメージになりがちで、実際そうだとは思いますが、町巡りしている旨としている身としては正直、他の地域ほど面白いとは言い難く、見所もあまり多くないのが難点。
さて、最初に訪れた栗山町は一体どんな町でしょうか?

駅前西側に伸びる通り→
「まちなみ景観」についての条例で建物の高さが制限されているので、スッキリ感のある町中心部。

観光の拠点となる施設→
一瞬「夢プラザ」に見えてしまう。それはともかく、中にソバ屋さんは現地らしき人で賑やかになっていて、単に町の社交場的な感じにしか見えなかった施設。

あるお店の看板?→
ピチピチの「すてきなミス栗山」という看板だったらもっと客入りはいいハズだぞ!

(535)北海道夕張郡栗山町(ちょう)役場
地名の由来はアイヌ語の「ヤムニウシ」から。
これとどう栗山に繋がるの?ですが、意味は「栗の樹の多い所」という。なるほど、駅名が岩見沢に向かって栗山→栗丘→栗沢と続いているのがそれを証明しております。
宮城県に角田(かくだ)という市がありますが、そこ出身の人たちが明治21(1888)年に移住し開拓、現在12,500人程が住む町。

プロ野球・北海道日本ハムファイターズの監督である栗山英樹氏は、解説者をしていた頃に同じ名前であるという縁でこの町を訪れたところ、いたく気に入ってしまい、ログハウスを建てて自宅にし(住民登録もしたかどうかは知らないけど)、さらには「栗の樹ファーム」という少年野球場を作ってしまった程の力の入れよう。しかも監督が集めた野球に関する物が見られる館があったりする。
栗の樹ファームのサイト→http://www.sponichi.co.jp/kuriyama/

さらには元総理の鳩山さんの祖先が開いた地区があって、そこには鳩山神社までもがあるというのを、確か総理就任の時にワイドショーか何かで見た気がします。

さてさて、栗の樹ファームは歩いて行けない距離ではなさそうなので、行ってみましょう。
↓歩道は凸凹、とても歩きにくい。まあ、人が全くいないからこれでいいのかもしれないけど。

難儀して歩いていたら、トラックの運ちゃんが地図を片手にやおら降りてきて、私に「この場所に行きたいんだけど、ここはどこでしょ?」と聞いてくる。誰も人がいないし、道を尋ねるのに私は格好の相手だったようです。
ついてないな人だな、現地人じゃないのにと思ったものの、運ちゃんの地図に指差しながら「今ここだから、ここを真っ直ぐ行って云々」と、この町に初めて来て1時間もいないのに行き方を教えてあげられる。俺ってすげえ
勿論適当に教えたワケではありません。たまたま役場の近くを聞かれたのでね。

↓さて、栗山さんちはあろう事か、町の北側の小高い丘の上にあり、そこを登らんといけません。荷物抱えているのもありツラすぎ。

何でだかゴミが散乱しているし、この辺りが売れるとは全く思えないけど、好評らしい「分譲地」の幟がしょげて見えるしで、いとあはれな図。

振り返って見る町中心部→

やっと来た入口→

↓さらに高い所へ登っていくと恐らく監督宅や野球場があるんだろう。

でも、しんどいです。もういいです。
さらに続く坂がイヤになったというのもあるけど、栗山町には1時間半しかいられず、他に行きたい所もあるので・・・。そこはある意味「栗の樹ファーム」以上に行きたい場所。

↓その行きたい所へ向かう途中にある栗山公園入口

最近自宅でどこかのローカルテレビを見ていたらたまたまこの公園が出てきて、動物園などなどを紹介しておりました。
日本ハムが1つ勝つ毎に花一輪を植えていく花壇があるのも知らなかったわ。

↓北海道最古の蔵元・小林酒造



行きたかったのはまさにここで、西洋風レンガ蔵や石蔵が特徴の蔵元。
昭和19(1944)に竣工した小樽の銀行を模した旧本社である北の錦記念館では多くの銘酒を試飲できるのですが、それを楽しむ時間がなくなってしまったのが実に悲しい・・・

↓昨年より公開されている明治30(1897)年築の「小林家住宅」

他にもいろいろと見物できる展示館があり、酒が飲めない人でもそれなりに楽しめます。

駅に戻る途中→
きびだんボ? 何で最後だけ「くずし字」なんだか意味分からんが・・・。
「ボ」みたいな字は「古」の変体仮名に点々を付けた字です。
それはさておき、「日本一」と銘打った「きびだんご」とは?

岡山のとは全く違うんだけど?→
でも包装紙にはしっかりと桃太郎が描かれていたりする。因みにお値段は税別で1個120円。
これを売り出している「谷田製菓株式会社」のHPによれば、「当社のきびだんごは大正12年に作り出したもので、 関東大震災の復興を願い、さらに北海道開拓時の助け合う気持ちをこめ、「起備団合」という名前をつけ発売しました。」とある。いつの時代も博愛の精神は必要ですな。
食べてみます。だんごというよりですな、昔懐かしい感じの。
写真でお分かりのように結構大きく、食べごたえがあって腹持ち誠によろし。
 
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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→


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