ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

111日目 再びの五島列島、中通島へ(2)

2015-03-14 23:55:00 | 九州北部
2014年12月30日(火)


今や恒例行事となった春の寝台列車の定期走行廃止に加え、今年は北陸新幹線の延伸も手伝って、木曜日あたりから鉄道の話題でマスコミが大騒ぎです。
こういう狂想曲もきっと来年でいよいよ完結編を迎えるんでしょうなあ。
実は、私はそのビッグネーム2本とも北陸新幹線の既営業区間にも乗ったことがなかった(ない)んですが、そのせいか廃止・延伸ともに特段の深い感慨はなく・・・。
振り返るに、昔は列車の廃止がマスコミに取り上げられるなんてほとんどなかったけど、大阪-青森間を走っていた特急白鳥の廃止の時が初めてだったかなあ?
でも、それもこれも、以前から存在していた今でいう「葬式鉄」と呼ばれる輩の、ある種の暴徒化的行動がマスコミを呼んでしまったきらいがあるように思うんだけど。

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有川からバスに乗りまして、青方へ→
右の白い建物は、西肥バスの青方バスセンター。
ここは中通島が合併で新上五島町(しんかみごとうちょう)となる以前に存在していた上五島町に属していた地区。
ちなみに他に合併した町は、有川町・若松町・新魚目町(しんうおのめちょう)・奈良尾町。

↓バスセンターの目の前にある「メル・カピィあおかた」

「メル」はスペイン語で市場を意味する「メルカード」から、「カピィ」は旧上五島町に伝わる河童伝説による町のマスコットキャラクターに因んでいるとの事。

過疎化が進んでお手上げの「カピィ(と思われる)」が目印→
どうせ、地場産の海産物や野菜、特産品なんかが売っているお店なんだろうとお思いでしょう。実際そのとおり。

ここは前々日船から眺めた町で、その際に寄港した青方の中心部からやや離れた1.2kmほどの場所にある青方港まで歩いてみることにします。

海沿いを走る国道384号線をテクテク・・・→

沖の方を見る→
洋上石油備蓄基地は今日も健在(当たり前)。
船で基地に行けて見学もできるらしいけど、要予約の上、ある程度の人数でないとダメとの事・・・。

フェリーターミナル→

中心部に戻ります。
青方の漁港が丸見え→

国道384号線の商店街→
車の交通量は意外に多く、帰省で普段よりも増えてはいるのでしょうけど、それを考慮しても多い。離島のイメージを覆すかのような驚き。
表通りは青方は有川に比べると通行人があり、中心部は思っていたよりも賑やかな感じでした。これも帰省シーズンだから?

その裏通り→

そのさらに裏の裏通り→
さすがに裏ともなると人はいないけど、昔ながらの建物が密集する趣きのある集落。

再び国道384号線へ出ますが、有川に戻るタイミングのいいバスがないし、乗る船が出るまでかなり時間があるので、歩いて有川に行くことにします。
とは言っても、5.5kmくらいあるし、いきなり険しい山を登らないといけない(汗)。

(469)長崎県南松浦郡新上五島町役場
さきほど賑やかと書きましたが、実は島の人口はグングン減っていているのが実情。
この40年で半分に減った(現在2万1千人ほど)というから事態は相当深刻に思われます。
確かにたまに来るには非常に魅力的な所だとは思いますが、住むとなるとなあ。

その険しい山登りの坂道から青方を振り返る→

峠に来ました→
ここから旧・新魚目町。しかし、何とも言えないネーミングの旧町名。

↓町の様子



ここも廃れた印象を感じさせない町でした。

「七目」という地区だったかな?そこからの海→
美しい景色を見ながらプラプラ歩くのも悪くないね。

有川に戻ってきてからの事は前回に書いたとおり。

じゃあね、中通島→
恐れていた帰りの船揺れ負けは、意識過剰だったせいもあり、やっぱり起こってしまいました。
でも、島ではスーパーやら薬局やらを見かけたのに、酔い止めの薬を買おうという考えが全く沸かなかったのは、ホントバカだよねー(タラウマとなったんじゃなかったっけ?)。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→


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