ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

127日目 角界きってのイケメンを育んだ町

2015-08-25 00:36:52 | 北陸
2015年7月18日(土)


能登半島も奥地に進むにつれ、次第に佳境を迎えるようになります。
海岸線沿いを走り、穴水町(あなみずまち)へ。

↓根木(ねき)という地区に入ると、一見??と思う海中に佇む櫓が見えてきます。

天文学者パーシバル・ローエルが「怪鳥ロックの巣」と表現した「ボラ待ちやぐら」。
この上で一日中、ボラの群を見張り、網をたぐるという江戸時代から伝わる日本最古の原始的な漁法。ただ、現在ではこの漁法は行われていないとの事。
このあたりから先は海岸線が入り組んでいていくつもの入江がある、いわゆるリアス式海岸となっております。

のと鉄道・穴水駅(奥の白い建物)→
手前の建物は、新幹線でごっそりやって来るであろう客をアテにしたきっちり新幹線開業に合わせて今年3月1日にオープンした、町の物産館・四季彩々。
昔はさらに先へと鉄道が走っておりましたが、今では能登半島を走る鉄道はここまで。

駅構内→
駅の愛称は「まいもんの里」といい、「まいもん」とは能登弁で「おいしいもの」の意味。
能登と言えば、やっぱり「能登丼」ということになろうかとは思いますが、それのパンフレットを見てみると、どれもこれもいいお値段だよ・・・。

放置された展示保存されているパノラマカー「のと恋路号」

中に入れるようです(私は入りませんでしたが)。

↓四季彩々の入口には、「オラが町のお相撲さん」の等身大パネルが飾られています。

櫓をアピールした化粧回ししての堂々たる姿。と思いきや、チョンマゲがないので力強さにかけている感じ。
建物の中ではスタッフは遠藤や相撲(折しも名古屋場所開催中)の話しばかりしていて、仕事をしているのかって感じでしたが(尤も、客もほとんどいないんだけど)、でも、町を挙げて応援できるこうしたスターがいるというのは何と羨ましいことか。

↓「アタシも故郷の為にガンバル」と袖を捲くりあげるカワイイ松前緒花(まつまえおはな)。

石川県が舞台のアニメ「花咲くいろは」の主人公。

「長谷部まつり」は翌日(7月19日)→
穴水城主長谷部信連を偲ぶ武者行列なんだそうです。
地方紙とは言え、たった4勝目でこんなに大きく取り上げてくれるんだから、ホントに故郷はありがたいのお(涙)。

↓商店街






家や商店の軒先にはこんなものがぶら下がっております→
お祭りに備えてのものでしょうか。

(516)石川県鳳珠(ほうす)郡穴水町役場
小又川(おまたがわ)のほとりに佇む様がとてもよい役場。
人口9千人ほどですが、観光名所もそれなりにあるし、海の幸・山の幸に恵まれた町。駅が「まいもん」を謳っている位ですからね。
ですんで、のと鉄道で来たら是非トンボ帰りせず、少しでもいいので町散策してみて下さい。
それにしても川の堤がやたら低かったのはちょっとした驚き。穴水町にはこれまで大水害やら津波なんかが全くなかったという事か・・・。

こちらは中居地区→
遠藤の幟がズラーッと並んでおります。彼はここ中居の出身らしいです。

↓海を眺める→



ここにも櫓があります→
晴れていれば、景色がとっても綺麗なんだろうなあ・・・。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→


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