ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

137・138日目 乗り納め「はまなす」で本州へ

2015-12-07 23:59:19 | 北東北
2015年9月21日(月)・22日(火)


先月は尿管結石を4度も(!)やり、今日は歯の下にできた病巣の除去のために抜歯してまた戻すという2時間もかかった治療で歯が激痛です。このところ痛い思いばかりで全く冴えないわたくしめでございます。

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↓風呂屋(すすきのにあらず!)で気分良くなり、その余勢を駆って札幌駅まで歩いてきました。


JRでの「最後の定期急行列車」であるとか、「最後の定期客車列車」だとか(「最後のブルートレインでもある(?)」)、とにかく「最後の」との枕詞の付く事の多い列車「はまなす」青森行き。
この列車、来年3月の北海道新幹線開業前に「カシオペア」などと共に廃止される予定でして、留萌本線に乗ってみたのと同様、ちょうど良い機会なのでここも。それに安く本州に渡れるしで一挙両得。

↓そうした事情につき、駅に来るや撮りテツが右往左往でとっても賑やか。



乗る車両は座席指定席。乗車1か月前の発券日は仕事の都合で「10時打ち」に間に合わず、「11時半打ち」となってしまったのですが、よく取れたもんですよ。おかげで自由席に長時間並ぶ必要がなくなり、風呂を優雅に満喫できたのです。
そんな風前の灯の急行「はまなす」ですが、乗っていても特に深い感慨はなく、これまでの疲れもあったせいかすぐに寝てしまう。

↓それでも1時間あまり停車する函館ではゴゾゴゾ起き出す。



テールマークがうまく写らなかったのが悲しい。

テツ子さん(らしき)もガンバってるよ!→

函館ではホームをウロつくのみならず、改札を出て駅舎内をブラブラしたりする。本当は改札を出ると急行券は無効となるのだけど、そこは函館の駅員さんは黙認してくれているよう。ナイスサービスだよ!

定刻6時19分、青森駅到着。周囲は慌ただしく乗り換え。

↓非常に分かりづらくかえって混乱を招きそうなラベル貼り貼り看板。

北海道新幹線開業後はどうするんですかねえ?
不要となる「白鳥」部分は黄色い無地のモノを上からまた貼り付けて、見た目が一層汚いモノになるんでしょうか?

これが(恐らく)「はまなす」を生で見る最後→
またねえ、ではなく永遠にサヨナラ・・・多分。

青森からはただひたすら東京に向かって南下するだけ。

↓青い森鉄道の快速電車に30分乗って平内町(ひらないまち)の小湊駅で下車。




駅周辺の商店街→

「小湊」2文字でいいんじゃない?→
恐らく「(平内町)大字小湊字小湊」という意味だと思うんだけど。でもクドイ。

洗髪の極意とはこうだ!→

↓駅東側を流れる小湊川「大橋」より山側方向。


(548)青森県東津軽郡平内町役場
最初ここらが「津軽」に当たるを知って驚いた記憶があります。てっきり津軽とは青森市から西側部分と思っていたので。
東北地方にはアイヌ語からなる地名が多くあって、平内はアイヌ語の「ピラ・ナイ」からとされているようで、「ピラ」は山と山の間(崖)、「ナイ」は河川の意味、つまり山と山の間の川が流れる土地ということなのだと。
稲作と養殖ホタテが町の基幹産業。特に養殖ホタテの発祥地であり生産量は日本一。
陸奥湾にボコッと突き出た夏泊(なつどまり)半島は自生ツバキの北限地で、半島東付け根の浅所(あさどころ)海岸は特別天然記念物「小湊のハクチョウおよびその渡来地」だそうで、これからが本格的シーズン。

町一番の古いお寺さん「東福寺」→
開創は天正11(1583)年の老舗ですが、商売にも精を出さないとお寺運営も芳しくないらしい。

黒石藩代官所のあった「平内町歴史民俗資料館」の敷地内には町出身のお偉い方の碑があります。
↓高橋竹山さんとは、津軽三味線名人位というお方。


↓畑井新喜司さんは「ミミズ博士」との異名のある生物学博士。


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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→