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ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

31日目 静岡・長野の秘境 その4~下伊那郡

2012-12-23 21:16:52 | 甲信越
2012年11月25日(日)


道の駅遠山郷を13時に出ます。
寸断箇所があるとは言え、このまま国道152号線で諏訪の方へ行けますし、本当はそうしたいのですが、市町村訪問という目的もありますので、国道418号線で天龍村を目指すことにします。

ところで、そろそろガソリンが切れそうなのですが、このあたりのガソリンスタンドは商売っ気がないのか、日曜日のこの書き入れ時にもかかわらず休みばかりでなかなか給油できません。
非常にマズイです・・・

↓(169)長野県下伊那郡天龍村役場 

人口が1,500人ほどのこの村、一つも信号機がないらしいです。

駅まで行ってみます。

↓役場は低地にあるので、エッチラオッチラ登ってきます。



↓村のメイン通り


←通りから見える村の姿

平岡駅→
温泉・宿泊施設の「ふれあいステーション龍泉閣」があります。
今年の4月に無人化され、みどりの窓口も撤去されてしまったこの田舎駅に何故だか大勢の人でごった返している。

↓これが到着していたからでした。

急行「飯田線秘境駅号」(13:17着13:51発)


今度は県道1号線で北上します。

平岡ダム湖→

↓羽衣崎橋より



↓JR飯田線が見えます。為栗(してぐり)駅辺りかな?

このあたりはいわゆる秘境駅と呼ばれる駅が並んでいる所です。
写真ではひっそりとした場所から撮ったように感じますが、この日は写真撮影をしている人が道路に大挙していました。

↓泰阜(やすおか)方面へと右折し、山を登っていきます。


↓何橋というんでしょう、の上より



↑あまり感じないかもしれませんが、下を覗き込むと足がすくむほどの高さです


↓(170)長野県下伊那郡泰阜村役場


←薪を貯め込んでいる役場なんて、そうはないぞ

明治8年に17の村が合併して成立、それ以来合併をしていない珍しい村です。
役場の隣に体育館があり、この日はそこで「ときめきの里コンサート」なるものが開催され、恐らく村人でしょう、10人あまりで車の誘導などをしている。
そこへ、千葉ナンバーのよそ者である私が役場の駐車場に停めて少しウロウロしていたので、当然ながら?村の人は不審者の目で私をジロジロ見ているのが分かる。
これはマズイな、通報でもされたらイヤだなと思い、一所懸命風景写真を撮影しているフリをして、そういう目的でここへ来ているんだ、怪しい者じゃないんだとアピールする。

↓役場前から見える風景

雪を被った山は何だろう、御嶽山かな?

郵便局前の村で一軒だけ見つけた飲み屋→
郵便局横にある役場最寄りの平島田バス停→
何と!一日1往復だけ・・・
恐らく通学用にしか用をなしてないでしょう。
ちなみに、この村も信号機がないそうです。


泰阜村を出て、飯田市内に入って心配していた給油もようやくでき、2つの村へ行きます。

(171)長野県下伊那郡喬木(たかぎ)村役場
↓役場前の道路


(172)長野県下伊那郡豊丘村役場

↓役場前にある「ドリームプラザたむらんど」


時にして16時前です。

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ

29日目 新屋山神社奥宮参拝 1年目 

2012-11-14 22:15:54 | 甲信越
2012年10月27日(土)


今回は今までの旅とはガラリと趣向が変わります。


まず、これまでは徒歩・鉄道・バス・船が移動手段でしたが、初めて自家用車を使います。ずっとこの出番を窺っていたわけですが、ようやく満を持しての登場です。

次に、ある所への行き帰りの途中で役所の近くを通ったら、立ち寄ること。
そのある所がタイトルにある「新屋山神社奥宮」なのです。
ただ、結果的に役所に寄れましたので、こうしてブログに投稿できたのですが、そうでなかったら投稿しないつもりでした。

そして、にほんブログ村のカテゴリーは「国内一人旅」にもかかわらず、オキテ破りの同伴者がいるということです。


さて、この「新屋山神社奥宮」は俗に「金運神社」とも呼ばれ、山梨県富士吉田市(1ヶ月前に行ったばかりですが)の富士山2合目に鎮座しています。
私のブログの熱心な?読者でいて下さっているmatsuさんが、この神社についてのブログを投稿していまして、「あー、こういうパワースポットがあるのかぁ」とその時初めてこれを知リ、行ってみたいなと思ったのがそもそものきっかけです。

matsuさんのブログ「マツの一人旅の風景」

インターネットで調べてみますと、船井総研創業者の船井幸雄氏が「お金に困りたくなかったら富士山のこの神社に行くと良い」とお話しされたようで、この旅をしている私にとって、軍資金に困るようなことがあっては一大事なので、是が非でも行かなければいけないと考えるに至った次第です。
そして、1回行っただけで御利益を受けようというのも虫のいい話しなので、これから毎年1回は参拝することに決めました。

今回、お伴してもらう人は実は女性です(以降、K嬢とします)。
千葉県佐倉市在住のK嬢は、最近転職して懐具合に不安を覚えているようなので誘ってみました。


長い前置きはこれまで、朝9時自宅にK嬢が来ましたので、すぐに出発します。
今日の行程は、国道14号線を東京方面に向かい、幕張ICから京葉道路に入りまして、そのまま首都高速道路・中央自動車道を進み河口湖ICで降りて、一般道で富士山を登るつもりでいます。

私の愛車(マーク2)→
かなり古いですが、まだ元気そのもの!


さっそく京葉道路がノロノロ運転で、首都高速7号小松川線に入ってからも、今度は両国あたりでまた渋滞にひっかかります。
ここは片側2車線が1車線に減り、6号向島線に合流するためにいつも渋滞しています。

東京スカイツリー→

隅田川→
間近に見える橋は「新大橋」、右の高架道は6号向島線

日本橋付近から流れはスムーズになり、半蔵門の分岐で4号新宿線へ。

日本銀行→
東京・神田間のJRの線路を跨ぐ手前の右側に見えます。
江戸時代は金座役所でした。つまり金貨の鋳造所で、貨幣の鋳造所としまして他に、銀座・銅座・銭座の各役所がありました。
銀座という地名だけが繁華街の象徴として今現在威光を放っています。


いつもより空いている感じでいい事だと思っていたのも束の間、好事魔多し。
ラジオや首都高の渋滞情報の電光掲示板によると、中央道の上野原あたりで事故により渋滞しているらしい。
それが中央道の電光掲示板では「国立府中から上野原まで渋滞、所要時間110分」となっている。
国立府中~上野原は僅か30数キロです。それが2時間!なんてこった・・・

中央道に入っても、BGMに「中央フリーウェイ」でもあれば最高なくらいの疾走ぶりだったのですが、とうとう八王子市の石川PA手前でハマってしまいました。
なので石川PAにて休憩します。

石川PA→

覚悟を決めて、11時40分頃出発します。
最初は少し速度を出して進んでいましたが、すぐにノロノロ走ったり、止まったりを繰り返すようになります。
その状態が延々と続き、K嬢も苛立っているのか、「これって、金持ちになるなってことだよー」とつぶやく(うん、そうかもね・・・)。

渋滞停車中→

30キロも満たない距離を2時間費やしてやっとの思いで脱出し、ようやく藤野PAあたりから普通に走れるようになりました。
結局、どういう事故だったか、どこで起こったのか、すっかり跡形もなく消えていました。

谷村(やむら)PAでの休憩を挟み、富士急ハイランドを横目に河口湖ICを14時40分頃降ります。

谷村PA→

国道138・139号線を少し走り、「北口本宮冨士浅間神社」近くの交差点で県道に入りますが、この道はいわゆる吉田口登山道です。

その吉田口登山道の途中に「中の茶屋」というのがありまして、車を降りてあたりを見てみます。

↓中の茶屋→

休業中ですが、1750年代にはすでに営業していたらしいです。

左が滝沢林道、右が吉田口登山道→

ギョッ!→
富士山はツキノワグマの生息域で、40~50頭ほどいるようです。

この後、滝沢林道を登っていきます。
この道は11月から3月まで閉鎖されます。だから、私達は閉鎖目前ギリギリに駆け込むようにやって来たんですね。
ちなみに1合目はまだ先です。

それから15分程で、やっと目的地の「新屋山神社奥宮」に15時半に着きました(本当にやっとだよ・・・)。
千葉を出る時には13時くらいには着けるかなと思っていたんですけどねー

「新屋山神社奥宮」の看板→

駐車場→

遠くから神社を写す→
畏れ多くて、祠正面を写せませんでした(とっても臆病な私)。
思っていたよりこじんまりとした神社でした。

他に誰も来ていないだろうと思いきや、そこそこ来ていました(道路閉鎖前の駆け込み客か、やはりここはそれなりに知名度があるそうです)。
各々想い想いの願いを込めての参拝を済ませて、16時にそこを後にします。
また、来年参拝しに来ますね~

もっと早く来られれば、遊び所が充実しているこの近辺なので、どこかに遊びに行けるのですが、この時間ではもはやどうすることもできません。
K嬢は「お腹空いた~」と言うので、食堂がある感じの「道の駅なるさわ」に行ってみる事にします。

その途中に鳴沢村役場がありました。

↓(165)山梨県南都留郡鳴沢村役場


↓道の駅なるさわ


地元で採れる野菜の売店があり、富士桜ソフトクリーム(\300)というのが道の駅の名物です。

富士山の頭が見えました→

富士山資料館&鉱石ミュージアム→

不尽の名水・水汲み場→
タダで持ち帰ってよろし(取水できる量は制限あり)。

ここの食堂は軽食しかないのでやめて、道の駅へ行く途中でも見た白く変な形をした建物のほうとう屋さんへ行きます。

ほうとう屋さん→

店内→
地元では有名店なのか、大勢の人が来ていました。左下はK嬢の手。

ほうとう(\1050)→
泣く子も黙る山梨の名物中の名物。むちゃくちゃ器がデカく、量も多いです。
K嬢は悪戦苦闘しつつも食べ切ったようでしたが・・・

さて、お腹いっぱいになり満足して帰宅の途につきます。
一方的な展開になった日本シリーズ第一戦を聞きながら、しばらくは一般道を進み、相模湖ICから中央道に入り、東京タワーやお台場の夜景を見るために首都高を少々大廻りして、K嬢を佐倉の自宅まで送って稲毛に帰って来ました。

小仏トンネルに突入→

東京タワー→

レインボーブリッジ→

晴海ふ頭→

葛西臨海公園の観覧車→

東京ディズニーランド→

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↓参考・カッコ内はこれまでに行ったところ

25日目 頭も何も雲の中 その2

2012-10-12 22:10:10 | 甲信越
2012年9月22日(土)


前回は大月駅で一旦終了しましたので、今回はその続きになります。
大月から中央線で甲府方面へ向かいます。


↓甲斐大和駅にある「武田家終えんの郷」の看板


天正10年(1582年)に「天目山の戦い」で武田勝頼は織田信長に破れ自害し、武田氏は滅びました。
長篠の戦いから7年後、本能寺の変の3ヶ月前の事です。
その天目山は駅から北東の方向にあります。

↓勝沼ぶどう郷駅の旧プラットホーム


↓甲府盆地を一望




最初に下車した駅は甲州市の塩山(えんざん)駅で、山梨市駅、笛吹市の石和(いさわ)温泉駅と順々に降ります。
ところでこの近辺には甲州市・甲府市・甲斐市といった似たような市名が並んでいて、非常に紛らわしいです。

(137)山梨県甲州市役所

↓今の市役所の真向かいにある旧市役所



山梨市駅正面→
「市」の字の下に伸びる棒がやたら長いです。

山梨市駅前→

(138)山梨県山梨市役所

↓街の駅やまなし


街の駅にある足湯→

↓笛吹(ふえふき)川(向こうの松林は万力公園)


松枯れが目立ちます。

万力公園の案内板→
万力公園は万力林の中に作られた都市公園で、休日は家族連れで賑わうそうです。

万力大橋より(上流方向)→
同じく下流方向→


石和温泉駅にやってきました。

↓駅正面

駅名に温泉とあるように温泉地である事には間違いないのですが・・・
どうもやっぱり石和というと歓楽街のイメージしかないですね。
今日は役所へ行くだけで、いわゆる歓楽街はちょっと違う方向にあるので、今回は紹介できません。

↓駅前の「本日のぶどう」売り、全部捌けたらしいです


駅前の足湯→

↓いさわ橋(川の名前は分かりません)


↓いさわ橋のカッパと笛吹権三郎の石像です。




(139)山梨県笛吹市役所

↓役所の前を流れる笛吹川



笛吹市の隣は甲府市なのですが、それは飛ばしてさらにお隣、甲斐市の竜王駅で降ります。

↓竜王駅構内


↓駅に貼ってあったポスター

「2012関東・東海B-1グランプリin 甲府」、行ってみたいですね。
でも、混むかなぁ。
ホームページを見たところ、出展は富士宮やきそば、甲府鳥もつ煮を始め、浜松餃子、静岡おでん、以前にこのブログで取り上げた勝浦タンタンメンなどがありました。

平成22年に神奈川県厚木市で開催された第5回「B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ」で「甲府鳥もつ煮」がグランプリになったことでその年に甲府に食べに行ってみましたが、個人的にはあまり好きにはなれなかったですね・・・

(140)山梨県甲斐市役所


いよいよ今日の最後は甲府市になります。

甲府駅正面→

↓駅前の武田信玄像


駅前商店街(平和通り)→

(141)山梨県甲府市役所
ただし、これは仮庁舎です。
↓本来の庁舎は現在新築中です。



山梨県庁

「甲府中心商店街」を歩いてみましょう。

↓国道411号線

左はデパートの「岡島」

↓アーケード街



客足があまりありません。きっと以前なら大賑わいだったんだろうに。

↓飲み屋街も歩いてみます。



今日は休みのせいか、ひっそりとしています。

2年前に来た時に飲んだお店を探してみたのですが、どこだったか見つからない・・・
こんなことをやっていると甲府城に行けなくなるのでやめます。

↓お城のここから入ります



お城を登っていきます→
真ん中の塔は「謝恩碑」

↓本丸跡に来ました


甲府城は舞鶴城とも呼ばれ、一時は将軍家一門が城主を務めるほど重要なお城でしたが、明治時代に取り壊されてしまいました。

「謝恩碑」→

鉄門復元工事中→

↓天守台より
←西の方向
←東の方向
←南の方向
←北の方向

甲府には昇仙峡という国の特別名勝があり、是非行ってみたいのですが、今日は時間はもとより、車でないと無理そうです。
さて、ここらで甲府を後にしようと思います。

甲府駅北口の噴霧器→

甲府駅の北側→

↓夜の甲府盆地




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25日目 頭も何も雲の中 その1

2012-10-05 22:53:26 | 甲信越
2012年9月22日(土)


この間の日曜日から有効の「北海道&東日本パス」を持っていながらも、もったないことにずっと放置してきた訳ですが、今日期限を迎えるので、最近お疲れモードなんですけど、重い腰を上げることにします。

さて、今日一日どこへ行こうか?
候補を3つ考えました。

1.新潟県南部
2.茨城県の常磐線沿線
3.山梨県郡内地方(山梨の東側)あたりと中央線を行ける所まで

1は去年行ったばかりだし、冬に行きたいなぁ。寒いのはいやだけど・・・
2も去年行ったばかりだし、場所的にやや面白味に欠けるなぁ。
ただ、北茨城の被災地は今どうなっているのか気になる・・・
3は中央線は先々週に通ったばかりだけど、山梨県の富士山の方は最近行ってないし
富士急行は「北海道&東日本パス」が使えるなぁ。だけど、富士山は見えないかも・・・
(冬になれば家からイヤという程見えるんですけどね)


色々考えながらもあれやこれやケチつけつつ、結局3にしました。

前置きが長くなりましたが、JR稲毛駅から4時35分発御茶ノ水行き各駅停車で出発です。

最後尾→

↓5時22分御茶ノ水に着いて、中央線に乗り換え

2週間前は明るかったのですが、今日は真っ暗です。
前回9月7日の東京の日の出は5時17分、今日は5時29分で、たった12分でこうも違うものか・・・
ちなみに9月7日の日の入りは18時ちょうど、今日は17時38分。
ぐんぐん日没が早くなっています。


↓読売ジャイアンツの本拠地・東京ドームの最寄り駅

暗くて東京ドームは写せませんでした。
前日にぶっちぎりでセリーグ優勝を決めた巨人ですが、駅にお祝いの垂れ幕・横断幕などといったものもありませんでした(JR利用者は巨人ファンだけじゃないから、当たり前?)。
でも、駅の発車メロディー?というんでしょうか、それは、巨人の球団歌が流れます。


八王子で松本行きに乗り換えて、大月まで行きます。

↓藤野駅から見えるラブレター


猿橋駅→
猿橋は首都圏の人には馴染みのある地名だと思います。
と言うのも、ラジオでの道路交通情報センターによる道路状況で中央自動車道が渋滞している時には「猿橋バス停を頭に渋滞××キロ」などというアナウンスをしょっちゅう耳にするからです。
ところで猿橋は地名だけでなく、実際にある橋の名前でもあり、橋としての猿橋は日本三大奇橋の一つとされています。
私はまだ見たことがなく、これは必ずや見たいと思っています。


大月で富士急行に乗り換えます。が、しかし・・・
乗り換え時間はわずか3分しかないのに、乗換え口ではJRをSuica・PASMOでやってきたものの、富士急行ではそれらが使えなくて慌てふためいている人達(ほとんどが女性)でごった返している。やれやれ・・・
どこでもSuica・PASMOが使えると思うなよー、前もって調べておくなり切符の準備をしておくなりしておけよーと思いつつ、強引に掻き分けて富士急行のホームに入ります。

↓富士急行の電車



最初に谷村町(やむらまち)駅で降ります。
谷村町駅のすぐ近くに役所があります。

(132)山梨県都留市役所

↓市役所敷地内にある発電用水車


↓あばら屋・しもた屋が駅周辺にたくさんあります



趣味悪くこれまでこういった建物の写真をいくつか載せてきましたが、私はとっても廃墟が好きなんですねー


次に駅にして3つ先の三つ峠駅に行きます。

↓(133)山梨県南都留郡西桂町役場

ここも駅からすぐの所にあります。

役場近くを流れる桂川→

↓桂川にかかる橋



次は郡内地方の中心地、富士吉田市に行きます。役所の最寄り駅は月江寺(げっこうじ)駅です。

月江寺駅→

↓駅前


(134)山梨県富士吉田市役所
富士吉田市、人口5万人ほど。何と言っても富士急ハイランドのある所で知られているかと思います。

↓富士登山競走の優勝者の記念碑

3時間位で登っちゃうんですね(汗)
富士登山競走のスタートは市役所です。山頂までは距離約20km、高低差は約3,000mです・・・

私も富士山は平成15年から17年まで3年連続で登りましたが、最初の時はこの富士吉田市の吉田口五合目からでした。残りの2回は富士宮口からでしたが、吉田口の方がきつかったですね。
3回とも朝3時半頃から登って10時から11時の間に山頂に行けましたから、7時間位ですか・・・
もっとも、同伴者がいてその人のペースに併せていましたから、登るのは断然得意の私が一人で登っていたらもうちょっと早かったとは思いますが。
その代わり、降りるのは超苦手で超鈍足です・・・
どうも私は登山に向いているようで(あくまで自己評価)、あまり息を切らす事なく、高山病にもならず、水は500mlペットボトル半分で充分でした。

実は毎回金曜日に仕事を終えてから、すぐ富士山へ移動してすぐに登り始めてました。つまりは徹夜の状態で登り始め、下山して夕方にどこかの健康ランドで休憩するまで一睡もしないというムチャクチャな事をやっていたんですね・・・

それはさておき、噴火している富士山は生きているうちに見てみたい気はします(勿論、災害のない程度で)。


↓金鳥居(かなどりい)



高さ9.7メートル。富士山が鳥居の背後に見えるはずなんですが・・・残念。
五合目のいわゆる河口湖口まで自動車で行けるようになるまで、一番使われた富士登山の吉田口のスタート地点(或いは北口本宮富士浅間神社の場合もあります)です。
六合目で吉田口登山道と河口湖口からの登山道と合流します。

さて、富士山駅に行きます。

↓富士山駅


富士急ハイランドが見えます。
かつては富士吉田駅と名乗っていましたが、去年の7月1日に今のに改称されました。


電車で河口湖駅へ。

↓河口湖駅正面


駅前の温度計→

↓ちょっと離れた所にこういう温度計もありました。


↓(135)山梨県南都留郡富士河口湖町役場

とにかくでっかいです!

役場敷地内にある石像→

時間がありますので、河口湖へ歩いて行ってみます。


面積は富士五湖では山中湖についで2番目の大きさです。

↓太公望がたくさんいます



向こうの橋は河口湖大橋

↓天上山を望む

「天上山公園カチカチ山ロープウェイ」が見えます。太宰治のかちかち山の舞台がこの山です。
富士山と河口湖の絶景ポイントらしいのですが、私はまだ乗って行った事はありません。

↓富士博物館入口

面白そうでしたので、入りたかったんですけどね~。時間の都合で無理でした・・・


↓河口湖駅(GATEWAY FUJIYAMA 河口湖駅店)で郷土料理「吉田のうどん」を初めてすする

具は、きんぴらごぼう・にんじん・ゆでキャベツです。まぁ、とにかく麺は硬いです。
汁はあまり気に入るものではなかったです。

河口湖駅構内→
JRの車両が居並ぶ。


下吉田という駅までに電車からチラリチラリと富士山の裾の北富士演習場が見えたんですけどね~、うまいこと撮影できませんでした。

↓下吉田駅でちょびっとでも富士山を写そうとしたんですけど、雲の中・・・
その代わり、左側の富士は写せました


下吉田駅に保存されている客車「西鹿児島行き」寝台特急富士


上大月駅で降りて、すぐ近くにある大月市役所へ行きます。

↓上大月駅


(136)山梨県大月市役所

大月駅はすぐそばなので、そのまま歩いていきます。

大月駅正面→

後はひたすら中央線を西に行くのですが、それは次回にて。

それでは、ご機嫌よう。




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22日目 信州中南部 その2

2012-09-15 00:37:01 | 甲信越
2012年9月8日(土)

今日は松本市から始まります。

松本駅お城口→

本来であれば役所へ行き、松本城や旧開智学校を観光すべきですが、行きません。
また来るであろうからその時にというのもあるのですが、松本から今日のメインの上伊那地域へ行く直通電車があり、役所などへ行ってその電車にも間に合わせようとすると朝が慌しくなるというのが第一の理由です。


さて、まずはその電車でJR飯田線の伊那松島という駅までゆったりと行きます。

飯田線というのは愛知県の豊橋駅から長野県の辰野駅までの約200キロを結ぶ路線で、駅数が100近くあるので、走ってはすぐ停まる、走ってはすぐ停まるを繰り返すような感じの路線です。
元々人気のある路線でしたが、近年の秘境駅ブームによりそれを多数抱えた飯田線は一段と注目されてます。天竜川の渓谷もきれいですね。
ただし、今日はそのハイライト部分へは行きませんが。


朝から暑く、役場までに行く坂がきつい上に、昨日痛めた膝痛がぶりかえして出だしの悪いスタートになりました。

伊那松島駅→

↓(114)長野県上伊那郡箕輪町役場


役場近くに郷土博物館があり、時間的に余裕もあるので、学芸員資格を持っている私としては入らないわけにはいきません。

郷土博物館前に保存の機関車→

博物館は、①資料収集 ②資料整理保管 ③調査研究 ④展示(教育)といった四つの機能を備えていなければいけませんが、①②③は充実度は外部から窺い知ることは難しく、一般人が直に触れられるのは主に④だけで、そういう意味では、ここの博物館の④は今一つという感じがしました。
それと全く知られていない事ですが、公立の博物館では入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない、と法律では規定されています。
まぁ、得てしてこういうものには例外が付き物で、それによって料金を取っている訳ですが・・・


伊那松島駅に戻りまして、次に行く所は伊那市です。
電車に乗り込んだところ、高校生で一杯となってました・・・
何故かこの路線はいつ乗っても高校生が多く、ある意味、賑やかで活気があって、個人的にはいい車内光景だと思っているんですけどね。


伊那市駅から歩くこと20分ほどで役所に着きます。

伊那市駅前→
↓駅前商店街

ひっそりとしています。

↓役所へ行く途中にあるあばら家


(115)長野県伊那市役所

伊那市の東部に高遠(たかとお)という城下町があり、桜でも有名な所です。

↓天竜川

平成大橋より(上流方向)

同(上流方向)


伊那市を去り、さらに伊那地域の奥へと、駒ヶ根市へ行きます。
乗った電車に鉄道地図なる冊子と睨めっこしている本格的ないわゆる鉄子さんがいて、駅に止まるたびに駅名標を写している・・・
頑張れよ!という感じで、駒ヶ根市役所の最寄り駅の小町屋という駅で降りました。
ちなみに私は駅名標を写す趣味はなく(珍しい駅名は写すこともありますが)、それと車両の××系などというものにも興味なく、寧ろ全然分かりませんので、あしからず。

小町屋駅→

↓(116)長野県駒ヶ根市役所


駒ヶ根市の人口、3万人余り。市名は木曽駒ケ岳の根っこに位置することに由来するらしいです。
昭和29年に赤穂町、宮田町、中沢村、伊那村の4町村が合併して成立した市です。
当時は3万人の人口で市になれたのですが、近くそれが5万人に条件が上がるという噂があって、早く市になりたい行政側の主導で合併が急がれました。
実はそれが引き金で、ある珍しい事が起こりました。その事は後ほど・・・

この駒ヶ根で飯田線を逆戻りします。
その方面の電車が来るまでに少し時間がありますので、(以前にも来たことはありますが)町の散策を兼ねて駒ヶ根駅まで歩きます。

↓商店街



やはりここも苦戦しています。

駒ヶ根駅前→
駅前のブロンズ像「あこがれ」→


駒ヶ根駅から2つ目の駅である宮田(みやだ)駅で下車します。

↓(117)長野県上伊那郡宮田村役場


↓役場横のグラウンドでやっていたソフトボールの試合をしばし観戦


↓木曽駒ケ岳方向を望む


↓この村は古くは宿場で随所にその名残りが見られます。





さて、ここでこの宮田という地名、お気づきでしょうか?
駒ヶ根市の合併で名を連ねていた「宮田町」です。
この合併は赤穂町(今の駒ヶ根市の中心部)の主導で話しが進み、合併も決定されたのですが、赤穂町と非常に仲が悪かった宮田町の住民のほとんどは合併に絶対反対の大合唱で、ついには国や県を巻き込んだ騒動となりました。
結局、一旦合併して市を成立させ、その後旧宮田町が分かれるということで落ち着きましたが、市にさえなってしまえば、たとえ人口が減っても市から降格しないという法律の盲点を突いた合併でした。
つまりこの宮田村は、町→市→村と姿を変えたという意味で珍しいのです。
ちなみに今まで市から降格した事例は一度もないそうです。


次の訪問先は南箕輪村です。
最寄り駅は北殿駅です。

しかし、駅前からいきなりの急坂です。落ち着いていた膝がまた痛くなる・・・

北殿駅前→

↓しんどい坂道を登る



↓(118)長野県上伊那郡南箕輪村役場



今日の上伊那郡の最終訪問地は辰野町です。

↓宮木駅から歩きます。


↓(119)長野県上伊那郡辰野町役場

ホタルで町おこしをしています。

↓あと12年



横川川→

辰野駅までブラブラします。

↓廃れた商店街(そればっかりで恐縮ですが・・・)




これまでいろいろと地方の町を見ましたが、駅前商店街はどこもこんな感じです。
その一方で幹線道路沿いは大型店舗で賑わってます。
特にこの辰野町は昔は中央線特急・急行が停まってましたが、岡谷から松本方面への短絡路が開通し特急・急行が通らなくなったこともきっと相当影響しているでしょう。


辰野駅から岡谷駅を経て、下諏訪駅で降ります。今日の最後の訪問です。

駅前の御柱→

↓(120)長野県諏訪郡下諏訪町役場


とある小児科医院の入口にて→

オルゴール通り→
駅から北側へ続く商店街をこう呼びます。「諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館」が歩いて10分ほどのところにあります(今日はもう閉館、残念)。

中仙道(国道20号線)→

↓下諏訪駅で17時40分発千葉行きあずさを見送る

(これに乗れば2時間早く帰れると)ちょっと心が揺れましたが、(乗車券と特急券を改めて買わないといけないので)ケチが勝った・・・
手前の石像は「万治の石仏」の2分の1の大きさのオブジェです。

駅構内の風鈴→
風が吹くとカラカラいい音。それと駅ではオルゴールがずっと流れていてとてもいい感じです。


諏訪湖→

下諏訪駅から甲府行きに乗りましたが、小淵沢駅で降りて、ビールやおつまみを調達し始発電車の大月行きに乗ります。

↓すっかり日も暮れた小淵沢駅

懐かしい塗装の電車です。

↓甲府盆地の夜景



東京駅中央線ホーム→

総武快速線で帰ります。




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21日目 信州中南部 その1

2012-09-10 23:05:53 | 甲信越
2012年9月7日(金)


「青春18きっぷ」がまだ2回分残っており、もうすぐ期限切れとなりますので、今日明日と、長野県は諏訪・木曽・上伊那地域を廻ってみます。

JR稲毛駅から、4時35分発御茶ノ水行き各駅停車に乗ることから始まります。

↓この駅の正真正銘の初電です


↓御茶ノ水駅で中央線高尾行きに乗り換えます


高尾で長野県松本まで行く電車に乗ります。

↓勝沼ぶどう郷あたりから甲府盆地の素晴らしい景観が一望できます。



今回のメインは長野県ですが、山梨県を通りますので、せめて1箇所くらいは山梨県の町を訪問しようと思い、県都甲府の西寄りにある韮崎駅で下車します。

(107)山梨県韮崎市役所

↓にらさき文化村・小林一三の生家跡石柱

実業家・小林一三は阪急電鉄を経営し、その手法は後の鉄道事業に大きな影響を及ぼしました。
「強盗慶太」の異名で有名な東急電鉄の五島慶太は、小林一三の手法を模倣したものだとされています。
阪急百貨店や宝塚歌劇団の創始者でもあります。

平和観音→
関東三観音の一つに数えられています(山梨は関東か?)。

↓韮崎駅から富士山を望む(雲がかかっていますが・・・)



いよいよ長野県に入ります。

中央線旧線橋梁→

富士見駅に来ました。
↓富士見駅に飾ってあった写真(上の写真の鉄橋です)


↓(108)長野県諏訪郡富士見町役場


八ヶ岳→

富士見というからには富士山が見えるのだろうと思ってましたが、見えませんでした。


富士見からは茅野(ちの)駅、塩尻駅の順に下車します。

茅野駅に降りたのは大学ゼミ合宿以来でしたが、今日降りてみてその時の駅前の記憶と全く違っていたので、やはり記憶なんてあてにならないもんだなぁと、実感しました。

(109)長野県茅野市役所

日本の市では一番標高の高い所にある(標高801メートル)の市役所です。
茅野市は八ヶ岳、白樺湖などの観光地に恵まれています。

↓諏訪大社の上社参道の大鳥居


塩尻駅→

↓駅前の温度計。高所のせいか、涼しい


(110)長野県塩尻市役所


塩尻市はかつては宿場町で、市名の由来は塩の搬送路の最終地点(尻は最後、末などを意味する)から来ているようです。

塩尻駅は中央線の途中駅ですが、ここを境にして、東京-塩尻を中央東線、塩尻-名古屋を中央西線と呼ぶことがあります。
その中央西線をこれから行きます。

↓木曽路の風景



宮ノ越駅→
源義仲(木曽義仲)挙兵の地

1時間ほど乗って、最初に降りたのは上松(あげまつ)駅です。
駅の近くに役場があります。

↓(111)長野県木曽郡上松町役場


↓ちょうどこの日はお祭り(諏訪神社例祭・上松祭)でした。


この町は中仙道の宿場で、今現在は「ひのきの里」と称しているとおり、檜を売りにしています。

↓駅前と駅入口にある電話ボックス



それより上松町で一番有名なのは、やはり国の名勝・寝覚の床(ねざめのとこ)ではないでしょうか?
これまで車窓でチラリとしか見たことがなく、折角ここまで来ましたのでゆっくり見てみたく、駅から約2キロありますが、歩いて行ってみます。

入口→

↓展望台より(川は木曽川)



ここは下に降りて川近くまで行ってさらに間近に見ることができます。
上の展望台は全く人がいないので、下もそうだろうと、荷物を展望台横の建物脇に置いていて身軽になって下っていったところ、何人かが、下から人が登ってくる・・・
けっこう斜面はきついのですが、荷物が心配なので急いで走って上り下りする羽目に。
もうちょっと、のんびり見ていたかったのですが・・・

↓接近してみます



↓岩場で遊ぶ少年。気を付けろよ!


↓駅に戻り、近くに宿場の古い町並みが残っていますので、少し散策します。





次にお隣の木曽福島駅へ行き、17分後に王滝村行きのバスに乗る予定です。
しかし、再びここへ戻ってくる頃には遅い時間なので、今のうち駅近くにある木曽町役場へ行きます。

ところが、持って行った地図がやや縮尺分母の大きいもので、役場の大雑把な位置しか分からず、駅は町の高台にあり、役場は比較的その近くにあるのですが、間違えてノコノコと吸い込まれるように低地の市街地に下りるという失態を演じてしまいました。
ガソリンスタンドの人に場所を教えてもらったのですが、時間が迫っており今度は重い荷物を抱えてまたも急坂を走ったため、膝の筋を痛めてしまい、歩くと激痛が走るようになりました・・・嗚呼~

↓(112)長野県木曽郡木曽町役場

なんだか、土木事務所っぽい・・・

なんとかバスにも間に合い、約40分かけて王滝村へ行きます。

↓王滝村行きバスの中

なんと運賃、わずか200円!

↓御岳湖


写真では小さくしか写ってませんが、地肌がかなり露出しています。ここも日照りが続いているようです。


↓終点・王滝バス停とその周辺




↓バス停近くの民家の犬。私を威嚇し続けていた・・・


↓(113)長野県木曽郡王滝村役場


役場の前の通り→

王滝村は長野県の南西部、御嶽山のふもとに位置しています。
何年か前にこの村のスキー場(おんたけスキー場)の経営不振により、村の財政が悪化したとして話題になりました。
その後、経営を民間会社にまかせ、「おんたけ2240」と改称しましたが、度重なる不祥事を起こした挙句にその会社は撤退してしまいました。来るべきこの冬は新たな経営会社が見つかったようです。
ただ、雪質はいいらしいので、私はやりませんが、スキーをする方は是非このスキー場へ行ってみて下さい!

↓ちょっとブラブラします



旅館街?→

観光案内所で御嶽山の見える場所を聞いたところ、またしても山を登らないとその場所へは行けず、
しかも今日は雲がかかっていて全容は見えないらしい。

バス停そばの観光案内所→
村民が集う場所としての役割も負っている感じでした。

それでもとりあえず山を登って行きましたが、登る事自体は問題ないのですが、下ると膝が痛い・・・
クマが出てきてもイヤなので途中でやめました。

ここで引き返す→


再び木曽福島駅に戻り、松本行き電車に乗ります。

木曽福島駅前→

今日は松本市にて泊まります。

松本駅お城口→

↓信州と言えば、やっぱりお蕎麦!


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12日目 「萬丈の山と千仞の谷」の周りをフラフラと

2012-07-29 01:39:36 | 甲信越
2012年7月28日(土)


今日は日帰りで箱根の山すそを、主にJRの御殿場線を使って反時計回りにぐるっと廻ってみます。

この計画はずいぶん前から練っていまして、必ず行くぞ!と意気込んでいましたが、前日(金曜日)に知人から飲みに誘われ、無下に断れない相手でもあり、自分の気の弱さも手伝って、OKしてしまったのですが、結局飲み終わったのが午前1時頃になってしまい、睡眠はおろか休憩もままならず、酒も抜けないまま出掛けるハメになってしまいました・・・


という訳で、JR京葉線・稲毛海岸駅を4時57分に出る初電から今日は始まります。

↓稲毛海岸駅北口


↓無駄に広い京葉線東京駅


なお、今日使う切符はお馴染み「青春18きっぷ」です。この間の新潟からの帰りに最初の分を使いましたので、今回は2回目です。

東京駅で東海道線に乗り換え、国府津で御殿場線に乗って上大井駅で降ります。

この御殿場線、箱根の北側を走っているローカル線ですが、東海道線が今のルートになる前はこの御殿場線が東海道線でしたので、随所にその大幹線としての名残が見受けられます。


↓上大井駅のひょうたん


↓(51)神奈川県足柄上郡大井町役場

この町はひょうたんで町おこしをしているみたいです。


それにしても、今日も朝からハチャメチャな暑さで、体調不良も加わって、この町役場一箇所行っただけで一気に著しく体力を消耗してしまいました。
このままではもたないと考えた私は、役場へ行ったらあとはウロウロしないで、すぐに駅に引き返して休憩するという戦法にしました。
従いまして、今日は行った役場とその途中に撮った写真を載せるだけというものになります。
以下、行った順番に載せます。


↓(52)神奈川県足柄上郡松田町役場


松田山ハーブガーデン→
下に第一東海自動車道(東名高速)が通ってます。

8時半にしてこの気温→

酒匂(さかわ)川→
新十文字橋からの眺めです。この川を越えると開成町です。
ショボくれて歩いていると何台かのバスが私を追い抜いて行く。
どうやら、松田駅から開成町へ行くバスがあったようです。うへ~
下調べが全くなってなかった証しです。

↓(53)神奈川県足柄上郡開成町役場


これ以降はしばらく移動手段は電車です。

↓(54)神奈川県足柄上郡山北町役場


↓(55)静岡県駿東(すんとう)郡小山町役場

この小山町には富士スピードウェイがありますが、駅からは相当離れてます。

金太郎郵便局!!→

鮎沢川→
酒匂川は静岡県側ではこの名前で呼ばれます。
富士見橋からの眺めです。

↓(56)静岡県御殿場市役所


↓高所のせいか御殿場は意外にも涼しく、風が適度に吹いていたので助かりました。


飲み屋街→

富士火山弾→

↓御殿場駅・ジャンジャン軒の塩ラーメン

個人的には何かパンチに欠ける感じがしました。

↓(57)静岡県裾野市役所


↓裾野駅から、富士山はハッキリ見えず


一方、箱根の方向→

↓(58)静岡県駿東郡長泉町役場


鮎壺の滝→

↓最初、なぜ道のド真ん中に水神様かと思いましたが・・・

後ろの歩道が水路をフタしてしまったんですね・・・(バチ当たらんのかね?)


やっと、沼津に着きました。
今日は沼津ではお祭りらしく、多くの露天が出店し、太鼓・花火の音があちらこちらで聞こえ、浴衣姿のお嬢さんが多く、いかにも祭りらしい雰囲気になってました。




↓(59)静岡県沼津市役所


↓狩野川→

三園橋より写す

次にバスに乗ります。

↓(60)静岡県駿東郡清水町役場


↓柿田川



役所から1キロほど北へ行くと、柿田川公園というのがありまして、そこから水が湧き出ているようです。

またバスで三島市へ。

↓(61)静岡県三島市役所


↓三嶋大社→

↓三嶋大社内にある国指定天然記念物のキンモクセイ

↓白滝公園→


楽寿園→

今日はこの三島市で、打ち切りにしたいと思います。
と言うのも、当初は熱海市にも行こうと思っていたからですが、さすがに今日はもう疲労困憊につき、御免蒙りたいと思います。
なので、さっさと帰ります。




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10日目 真夏の下越

2012-07-23 00:21:12 | 甲信越
2012年7月21日(土)


寒いのに、出かける服装を気にせず、夏用の服装(上は半袖Tシャツ一枚)で出掛けたので、エアコンをガンガン効かせている車内はムチャクチャ寒い!

このままでは、マズイ、風邪をひくと思っていましたが、あまりに寒がっている私を見かねてか、車掌さんがエアコンを消したり付けたり気を使ってくれたので、何とか乗り切れそうです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

↓早朝4時51分、新潟駅到着



すぐに電車に乗り継いで、村上駅に行きます。

↓村上駅と駅前




歩いて村上市役所へ行きます。

↓(45)新潟県村上市役所


村上市は新潟県最北の都市で、江戸時代は城下町として栄えました。
今では鮭で結構有名です。

市役所付近をちょっと散策してみます。城下町の名残りのような建物が多いです。


↓うだつ(でいいのかな?)の凄い建物


電車の空調で体がすっかり冷え切っていた上に、駅を降りた時には少々寒く風も強くて困っていたのですが、日差しが増してきたのと歩いた事で、駅に戻った時には汗びっしょりになる位になってました。

村上駅から坂町駅に電車で行き、坂町から米坂線に乗り換えます。
実は村上駅をさらに北上すると、「笹川流れ」という非常に素晴らしい景勝地を列車は通ります。私はこの車窓をとても気に入ってまして、今回行かないのは残念ですが、本当に何回見ても飽きません。もちろん、ドライブもお勧めです。

さて、坂町から2つ目の越後下関駅で降ります。

車窓より(荒川)→


↓(46)新潟県岩船郡関川村役場


この村には30分ほどしかいられなかったのですが、ちょっとブラブラしてみると何だか懐かしい感じのする心落ち着く、また来たいと思いたくなる感じのいい村でした。

佐藤邸(国重要文化財)→
津野邸(県指定文化財)→
↓渡邉邸(国重要文化財・改修中)

旧斉藤病院→
↓昭和42年に起こった羽越水害の事で、浸水高が各家々に何らかの形で表示されている(1m半くらいか)


また坂町駅に戻り、先ほど行った村上駅の一つ手前の岩船町駅で降ります。

岩船町駅→

この何てことない無人駅から、日差しが強くなってとても暑くなった中、とてものどかな所をてくてく歩きます。






塩引鮭!→
かすかに向こうに何かが→

↓歩くこと30分、やっとこさ着きました


ここは岩船港で、粟島という孤島を結ぶ船が出ています。
新潟県の島と言うと佐渡島が有名ですが、その北東に位置するこの粟島は周囲24キロの小さな島で、ここに私はどうしても行かねばなりません。
何故かと言いますと、この島だけで一つの自治体となっているからです。

↓フェリー乗り場に貼ってあった魚拓


↓大勢の見送りを受けて出帆


↓徐々に本州を離れていきます


大賑わいの甲板→
↓粟島が近づいてきました



↓上陸しました、右の桃色は島のゆるキャラ「タイボーくん」


↓(47)新潟県岩船郡粟島浦村役場


粟島浦村、人口350人ほど、主に観光・漁業で成り立っている村です。
マイカーの乗り入れが禁止されていますので、自然環境が良く保たれています。

船乗り場の2階にあるレストランで食事をします。
↓塩ラーメン(至って普通のラーメン)


この島には小一時間しかいられないので、すぐ散策してみます。

↓弁天岩

昭和39年の新潟地震前は海に囲まれていたらしいです。

船着場の方を見ます→
↓以下適当に歩きます





↓小学校前にある信号機。どう見ても必要ないし、そもそも使われた事があるんでしょうか?(多分、将来島を出ていく子が都会へ行った時に備えて、交通ルールをこれで学習するのでしょう、きっと)

↓きれいな海



さて、島を去ります。
↓見送りはじいさん、ばあさんの3人だけ・・・(岩船とはえらい違いです)

↓おじいさんはいつまでも旗を振り続けます

粟島、さようなら→

↓岩船ではチビッ子が出迎えです


また岩船町駅まで戻ります。
↓その途中で番していた犬、不審者の私に対してできる精一杯の愛想を作ってくれました


電車に乗って、新津駅に行きます。
次の列車まで少し時間があったので、新津駅周辺を歩いてみます。

↓商店街は大苦戦しているようです。






磐越西線に乗り、五泉(ごせん)駅で降ります。

↓(48)新潟県五泉市役所


次に津川という駅に行きます。

途中でSLとすれ違い→
あっさり去ってしまった→

阿賀野川がきれいです→


津川駅に着いたのが19時少し前。ここから目指す阿賀町役場まで2.5キロ。
バスもなさそうなので、快足を飛ばして行くしかありません。
果たして日没まで間に合うんでしょうか?

きりん橋→
↓橋の上から(真ん中に見えるのは麒麟山)

↓狐の嫁入り屋敷

毎年5月3日には「狐の嫁入り行列」というお祭りがあるようです。

↓阿賀町津川地区の町並み





何とか、間に合いました。
↓(49)新潟県東蒲原郡阿賀町役場


再び急いで駅に戻りました。
ところが、20時ちょうど発の列車が待てど暮らせどなかなかやって来ない・・・
どうやら、どこかで鹿と衝突し、車体検査をしていて25分ほど遅れているらしい。

ようやく来ました→

新潟駅に着きました。最初はここから歩いて10分程の所にある銭湯で汗を流して、食事をしようと思ってましたが、急に銭湯へ行く気が萎えてきまして、すぐに食事をとる事にします。

入ったお店は・・・
新潟ご当地グルメ、たれかつ丼屋さん。
たれかつ丼→

うまい!余は満足じゃ。
もう一つ、私には客を呼ぶ客という気があって、知り合いのいろいろなお店で歓迎されるのですが、今日入ったお店でもそれまで2人しかお客がいなかったのに、私がいた20分の間に来るは来るはで18人がやってきました。「客を呼ぶ客」の面目躍如で、これまた余は満足であります。

新潟のシンボル・万代橋の方へ散歩して時間を潰します。



乗る列車はまたこれです→

では、おやすみなさい。


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