純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

生酒の10年熟成古酒見つけた・・「奥播磨 純米袋吊り雫酒H 25BY」

2022年09月26日 | 純米酒
生酒の10年熟成を見つけた
「奥播磨 純米袋吊り雫酒H 25BY」
でも、予約済みだった(涙)

冷蔵庫の整理をしていると、一番奥にそれはあった。
奥播磨の生酒の平成25年度醸造「袋吊り雫酒」だ。
凄いの見つけた、
と興奮し血色ばんだのも束の間、予約済みの札が貼ってある。
そうか、あるお客様から、ある経緯で予約してもらい、お預かりしている商品だった。
呑んでみたいと言う欲求を抑え込んで、大事に冷蔵庫の奥へ再び仕舞い込んだ。

これって、3年前に呑んだ時には

「地元播州産兵庫夢錦で醸した9号酵母の純米生酒の熟成酒。
平成25酒造年度に搾って火入れせずに、生熟成させた逸品。
含み香に多少青リンゴ様のニュアンス。口に含むとすぐに上品な米の旨味と甘味が広がり、それを楽しんでいると後から清々しい柑橘系の酸味が追いかけてきて辛口へきれていく。熟成のまろやかな旨味と角がとれた酸のコラボは絶品! 生熟成酒の神髄をみるようだ。余韻に米の旨味の伸びも心地よし。
けがれなき、綺麗な酒だが、燗につけると一気に酸が立ち、奥播磨らしいコクとキレが出てくる。なかなかパンチもある。良い出来だ!
ただ、生酒なので、燗につけると多少の「生ひね香(生酒特有の甘いナッツのような香り)」が頭をもたげる。この香りは嗜好が分かれるところではある。」

こんな感想を記していた。
今、どんな状態にあるのか、非常に気にかかる。
さぞ、美味しく熟成しているんだろうな、などと味わいを想像してみるにつけ、虚しくなる。

当店には、たまにこんな掘り出し物?もあるかもしれません^_^

【熟成生酒の保存、呑み方講座】
「生酒」も、
冷温熟成の年数を重ねて
「生熟成古酒」となります。
その旨味は、熟成の時を経て、練れて、すごくまろやかです。
ただ温度が上昇すると
「火落ち菌」などが繁殖して腐造し、酸化して酸っぱくなったり
「生酒」特有の香りである「生ひね香」が強くなったりします。
それ故基本、冷蔵保存をお願いします。
吞みかたですが、火入酒同様に
「冷酒」・「常温」・「燗酒」など、幅広い温度帯で愉しんでください。
それぞれに味わいが変化するので面白いです。

お電話で取り置き予約もできます。
リンクから純米燗伝道師がお薦めする純米酒の詳細情報をご覧いただけます。
 ↓

当店webショップ3店舗の紹介

○純米酒のDON  Yahoo店

○地酒のDON  本店

○地酒のDON  BASE店
(3本以上お求めなら他店より配送料がお得。アマゾンペイの決済もOK)

 
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播州佐用の酒屋
赤松酒店(地酒のDON)
店主 純米燗伝道師
  赤松儀和
〒679-5523
兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
fax 0790-86-1236

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