唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

マトリックス

2008年12月13日 | 好きな映画・良かった映画
マトリックス 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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マトリックスは映像の革命だとか今でもいわれて、その後の映画を見るときの一つの基準にもなったような気がします。いや、基準というよりは、その映像がはやりになって、みんな真似したというのもあるかもしれません。
なんにしても大きな影響を与えたのは確かです。

今見てもすごいですよね。

始めてみたときの衝撃は忘れられません。でも、空まで飛ぶようになって、銃弾も跳ね返す。そんなところまで一気に成長して、その後の展開はどうなるのかと思ったら・・・・まさか、こんな結末とは・・・・最初の衝撃が大きかった分、次への期待も大きかったし・・・・

なんにしてもです。
やっぱりすごい映画だと思います。
一つ一つの場面が目に入り込んでくる感じです。

さすがに格闘シーンとかも何度もみてるのでそれほど興奮しなかったけれど・・・

チェブラーシカ

2008年12月13日 | アニメ
チェブラーシカ [DVD]

STUDIO GHIBLI,Inc.(BV)(D)

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旧ソ連時代につくられたものだそうで・・・いくつかをまとめたものです。3つか4つ・・・あれ?どっちだろう・・

みんなと仲良くなろうという大きなテーマがあって、チェブラーシカのかわいさも重なって、なんとなくいい気持ちになります。
主人公が元気じゃないところがいい。なんかもじもじしていて、自分の正体がわからなくて社会に受け入れてもらえないんじゃないかという変なコンプレックスを持っていて・・・でも、一生懸命なんですよね。そこがまたかわいくて・・・

出てくるキャラのちょっとぬけてるろころもきもちいい。なんか、失敗したり、だまされたり、気がつかないことも、そんなにわるいことじゃないなあ・・・なんて思います。むしろ、それで追い詰めてしまう社会のほうがわるいんじゃないかと。それぞれの人間の欠陥を補い支えあって社会はつくられていくんじゃないかとも思えます。

この話がソ連時代に作られたというのもちょっと驚きで、工場の環境破壊とか、町に子どもの遊び場がないとか、そういうことも描いているところがいいところだし、ソ連でも、その程度の表現ならできるのかと・・・ちょっと新鮮な感じがしました。

ソ連という閉鎖的で縛られていてくらいイメージからは想像できない暖かさを感じます。

もっとも、社会はどうあれ、子どもは万国共通だということもいえるのかな?

そうやって考えると、子どもが戦争に巻き込まれるというのは本当に理不尽だしあってはならないことですね。

チェブラーシカはロシアでは知らない人がいないくらいの国民的なキャラらしいです。フィギュアスケートの安藤さんもDVDでインタビューがありましたけど、ファンは世界的にも多いみたい。

最初はうとうとしながら見てましたけど、何度も何度も見ているうちにもっとはまっていくような、そんな気がします。

守衛さんの鐘に反応する熊がいい。

友達のいない人のための家を作ろうと、友だちがほしい人が手伝いに集まって、作っているうちにみんなが友達になって家が必要なくなったというのもいい話です。

わにの演奏にあわせて踊るところとか、行進で遅れちゃうのを橋って追いつこうとするところとか、おもしろいところがたくさんあります。

けなげで一生懸命さが本当に愛らしい。