唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

フレフレ少女

2008年10月31日 | 映画 は行
フレフレ少女 ナビゲート

VAP,INC(VAP)(D)

このアイテムの詳細を見る


まずは素直に面白かったです。
何も考えずに、最後まで見れちゃいますし、結構ジーンと来るのです。まあ、単純と言えば単純だけど、感動させるつぼを心得ていると言うか・・・最近、高校生の駅伝のやつみたけど、あれははずしましたが、これは期待通りです。
何で見たかというと、(これは面白いはず)というなんかそんな予感がしたんですよね。

新垣さんがかわいい。声もかわいくて、学生服着た姿がなんとも言えず・・・ムフフなんですけど、応援のときのバシッと決めるところなんて、かっこよかったです。

努力、挫折、恋、友情等々・・・青春もののわかりやすい作り手の狙いに完全にはまるのも良いなあ・・・なんて思いました。

恋空はくだらない映画だったけど、これはいいです。新垣さんの魅力爆発です。

でも、ちょっと背が高すぎで、まわりの友達と比べて大人っぽいところが・・・

あと、栃木県が舞台だったんですね。
なまってないですね。なまっていたら、どうなっていたんでしょう。


霧の旗

2008年10月31日 | 男はつらいよ・山田洋次
霧の旗

松竹ホームビデオ

このアイテムの詳細を見る


容赦ない女です。

この女の人にとっては、真犯人が誰かは、兄が死んだ時点で意味のないものになっていました。ただ、無実の罪で獄中で死んだ兄がいて、弁護士さんがその気になれば助けられたかもしれない・・・有罪になったとしても、その努力をするだけでも良かったんだと思います。
それをしなかった・・・お金が払えないと言う理由で弁護を引き受けなかった・・・ということで、復讐の矛先がそこに集中してしまっただけです。だって、実際に犯人扱いしたのは弁護士さんじゃありませんからね。
この人にだけ復讐をしようというのもちょっとかわいそう・・・でも、きょうだいを殺された当事者としては、そうなっちゃうのも・・・仕方が無いのかなあ・・・

でも、悲しいのは、兄の死とともに、彼女の人生も死んでしまったのでしょうか・・・復讐のためにうそをついて、憎しみの相手に身体を預けて・・・そこまでして復讐は果たされましたが、それによって、彼女は何を得たのでしょうか・・・

倍賞千恵子さん。さくらさんのイメージが強いですけど、観てる間はさくらさんのことはぜんぜん思い浮かびませんでした。完璧です。